乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4533]
性別:女性
年齢:23歳

お忙しい中メールを拝見してくださりありがとうございます。

データとして、
・2015年3月に右乳房の腫瘍3.3×3.0cmを局所麻酔で摘出。
診断は「境界型だが良性と思って良い」とのこと。
断端検索の結果は聞いておらず不明。
マージンの具体的な数値も聞いておらず不明。
(但し、マージンは付けたと言っていた)
・2017年2月、左乳房の腫瘍2.1×1.8cmを局所麻酔で摘出。
診断は、「境界型。
腫瘍は基本的に良性だが腫瘍の内部に境界型(増殖傾向が強い)が散見している」とのこと。
また、断端陽性。
マージンは幅の大きいところで1センチ、小さいところで2ミリ。

補足)上記、2例共エコーのみの判断で手術。
また、良性だろうと判断されたうえでの摘出。

さっそく質問に入らせていただきます。

①今回(2017年2月)、左乳房のマージンが不適切だと私なりに判断し、医師に追加切除を依頼しようと考えているのですが、何センチのマージンをお願いすれば良いでしょうか。

(補足)医師は、「電気メスを使ったため周辺組織も焼けているし、薄い膜を覆った状態で腫瘍を取り出しているので断端陽性でも追加切除は必要ない。
3、4カ月毎のエコーをする。」と言っていました)→果たしてこれは信用しても良いのでしょうか。
確実でないため、不信感を持ちます。

②2015年3月に手術した際、医師はマージンをつけたと言っていましたが、局部麻酔だったため、十分なマージンはつけられていなかったのではないかと最近思っています。
また改めて医師に確認しますが、十分なマージンが付けられていなかった場合、2年経過した今でも追加切除するのは遅くないでしょうか。
遅くなければ何センチのマージンをお願いするべきでしょうか。

③こちらのホームページで、良性は5年、悪性は2年再発がなければ、治ったと考えて良いということがわかりました。
では、境界型の場合は何年、再発がなければ根治したと考えて良いのでしょうか。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

私が他院から紹介されて受診される「葉状腫瘍」の方でよくあるのが「線維腺腫として手術したら、葉状腫瘍だった」とか「良性(葉状腫瘍)だろうと思って手術したら、境界悪性(葉状腫瘍)だった」というものです。
やはり、「1グレード上でも対応できるような」余裕が必要なのです。

「①今回(2017年2月)、左乳房のマージンが不適切だと私なりに判断し、医師に追加切除を依頼しようと考えているのですが、何センチのマージンをお願いすれば良いでしょうか。」
⇒境界悪性なら2cmあれば安心です。

「果たしてこれは信用しても良いのでしょうか。」
⇒葉状腫瘍に対する認識が甘いようです。

 「線維腺腫」的発想を出ていません。
 良性ならまだしも「境界悪性」を甘くみているように思います。

「2年経過した今でも追加切除するのは遅くないでしょうか。」
⇒現実に「2年経過」していると「正確に手術瘢痕を認識し、(結果として)正確なマージンを切除」することは困難だと思います。
 

「境界型の場合は何年、再発がなければ根治したと考えて良いのでしょうか。」
⇒5年です。

 





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