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今後の手術について

[管理番号:5953]
性別:女性
年齢:47歳
田澤先生はじめまして。
よろしくお願い致します。
前からあった左胸の嚢胞が昨年7月に鏡で見てもわかるようになりA病院に予約。
8月下旬
に超音波、マンモグラフィー。
乳管内増殖性病変と診断。
大きさは1cmでした。
細胞診でも良性か悪性か判別困難。
この時一度見た目にも触っても嚢胞がわからなくなり
ました。
抜けたと先生はおっしゃってました。
MRI (A病院内には無いので別の場所に撮りに行く)とその後針生検を勧められました

(かなりの予約待ち)連携している大きなB病院へ転院。
10月になってしまいました。
B病院で超音波、マンモトーム。
病名が変わり「嚢胞内腫瘍」乳頭から離れた上部に
1.2×8mmの大きさです。
左側には線維腺腫?もみつかりました。
マンモトームをやるか、手術前提でMRI→生検をやるかの選択で、乳がんプラザを読
んで
いた私は針を指すのは危険なのでMRI→生検を選択。
(10月の半ばに検査)
MRIでは悪性らしい様子もなく、グレーゾーン、良性前提の手術に。
手術は予約の関係で12月に半ばに行われました。
気になったのは手術前の12月頃、鏡で見ても直に見てもでっぱって見えた嚢胞内腫瘍
がま
た見えなくなったことです。
手術前に超音波をしてみたら、縦横の大きさはさほど変わっていないが、少し厚みが
なく
なったかな?と超音波の先生はおっしゃってました。
結果は悪性。
それも嚢胞からも飛び出て、飛び出した部分で一番長いところは5mm。
目に
見えるガンは取ったものの、まだ取り切れていないそうです。
半年近くかかってこの判
定。
倒れそうになりました。
病名も「乳頭腺管癌(浸潤性乳管癌)」NA:2、MC:1→NG:1。
リンパ超音波と線維腺腫の検
査はまだです。
再手術が必要です。
手術の方法は
1.部分切除+センチネルリンパ節生検→放射線
おとなしい癌でエコーにもMRIにも映らない癌(摘出前のMRIではっきりしなかった)の
で、癌の遺残を正確に予測できない。
取り残しが出る可能性と胸の形が崩れるデメリッ
ト。
2.全摘→再建
一度で絶対に終わらせてほしい。
形が崩れることは耐えられない人。
質問させてください。
1、おとなしい癌の遺残が映る機材はないのでしょうか?
2、内視鏡はどうでしょうか?(癌の遺残確認や手術において)
3、今ちょっと思っているのは、10月のMRIの時は癌は嚢胞内におさまっていたから映らなかったが、その後平らになったあたりに飛び出してしまったのではないかと。
今後MRI検査をしたら映りませんか?
4、この2択しかないのでしょうか?放射線のあとでも再建できるなら、間違いなく部分切除を選びますがそうではないので恐ろしいです。
5、先生ならどちらを推奨ですか?
6、本当におとなしい癌ですか?早く再手術しないと心配でたまりません。
私は若い時からずっと親の介護をしていて独身です。
かなり精神的に追い込まれています。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「1、おとなしい癌の遺残が映る機材はないのでしょうか?」
⇒ありません。
 (診療内容がそもそも)画像診断に頼り過ぎです。
「2、内視鏡はどうでしょうか?(癌の遺残確認や手術において)」
⇒全く無駄な手技です。
「今後MRI検査をしたら映りませんか?」
⇒瘢痕組織が写るだけです。
「4、この2択しかないのでしょうか?放射線のあとでも再建できるなら、間違いなく部分切除を選びますがそうではないので恐ろしいです。」
「5、先生ならどちらを推奨ですか?」

⇒部分切除です。
 更に言えば(外科的生検して)「浸潤径5mm」と解っているのであれば「センチネルリンパ節生検は省略」することも勧めます。
「6、本当におとなしい癌ですか?早く再手術しないと心配でたまりません。」
⇒グレード1ということは、「そういうこと=大人しい」です。
 
 

 

質問者様から 【質問2 今後の手術について】

性別:女性
年齢:48歳
田澤先生、前回ご回答ありがとうございました。
また相談に乗ってください。
前回ご相談した嚢胞内から浸潤した癌(浸潤性乳管癌)、左右に断端陽性があったので、3月下旬に再手術をしました。
術中診断で癌無し。
センチネル転移無し。
一ヶ月後の病理検査結果でも5mmのスライドで癌無し。
喜んでいたのですが、もしかしたら違う場所を切除された疑いが。
前回良性前提手術をしたB病院の担当医に、再手術後はセカンドオピニオンできないからと背中を押されC病院を受診。
取り残しの癌も取り切れるし胸も削げないと言われ転院しました。
C病院の先生はセカンドオピニオンで、B病院で昨年撮ったMRIを見て(Bでは悪性の所見がないと言われたが)悪性で癌タイプも当てました。
2月のセカンドオピニオンで超音波をし「(断端陽性の癌も)何も映ってない」と言われました。
手術は3月下旬、前回の12月の手術からだいぶ開くので術前ホルモン剤(フェアストン)をしました。
3月に入ってすぐPET-CTと高度なMRI。
その日の結果ではMRIで、真ん中が空洞で両横に
白く( )のような形が写っていて「ここに癌があるから手術はしないといけませんよ」
と説明あり。
PET-CTでは何も赤く写りませんでした。
一週間後に正式な結果を電話で聞いたのですが「MRIにはやっぱり癌は写ってなかったで
す」と言われたので、先週写っているとおっしゃてましたが?と聞くと「それは超音波ですね」超音波も映ってないと言われましたよと会話をしました。
(おそらくMRIで癌だと言っていたのは正式結果では癌ではなかったんだと思います)
入院2日前にホルモン剤が効いたか超音波で確認すると言われたので、超音波で元々癌は映らなかったのですがと言ったのですが、それでもやらなければダメとやりました。
結果は聞いていません。
入院した日に手術の説明があるはずが、担当医が研修医で「体調が悪いので明日に」
と言われ、翌日の手術日前夜に手術の説明を受けました。
それが……
B病院から転院時、C病院への資料やデータに、摘出したがんの模型写真を入れてくださったか聞いたら、送っていないがでも絵で書いてあるからと。
丸い嚢胞の左右に癌がはみ出た(たしか下の方にはみ出ていた)すごく小さな絵がありました。
模型写真を送らなくて平気なんですか?と聞いたら、なにかあったらいつでも連絡してくださいと言われました。
C病院の主治医(名医と言われてます)にも聞いたら、やはり絵があるからと。
…それを手術前夜の説明で研修医2名が「この絵がどっちが上か下か表か裏かわからない。
はみ出た部分がどの辺りかわからない」と言い出し、「B病院に手紙をだしたけど、
まだ返事来てないよね?今日ポスト見た?」と。
手術までに2ヶ月近くあったのに。
そして手術の傷の周辺を上下左右15mm切ることに。
主治医に、B病院に明日電話で確認した方がいいですか?と聞いたところ、全回ぎりぎりのところを切っていたので全体に15mm切ることになりました。
手術も研修医がやることになっていたようなので、事前に何度も約束していたのでお願いしますと断端陽性のところは主治医にやってもらい、センチネルは研修医がやりました(リンパ管炎になりまだ治ってません)
そして病理検査結果で癌無しと言われましたが、重大なことに気づきました。
B病院での手術は癌の真上を切ったんじゃないんです。
乳頭から腫瘍まで3.5cm以上あったので、
傷がブラジャー内に隠れるように、腫瘍の下の部分をブラの形に合わせてナナメに切りました。
今測ったら乳頭から傷まで3cmでした。
その傷の上に嚢胞内癌12mm×8mm、はみ出た部分最大5mm以上の癌がありました。
どちらが縦か横かわかりませんが、15mmのマージンにおさまらない部分もあったかもしれません?
癌が無かったのではなく、ある場所より下を取ったのかも。
左右の断端陽性の癌が両方消えるなんてことありますか?
ホルモン剤が効いた可能性もあるのでしょうか。
傷の上に癌があったことを、まだ今のC病院主治医には話せていません。
お忙しくて話しづらいです。
B病院の元担当医に、摘出した癌の向きや大きさを確認して、取り切れてるか検討したいと思っていますが可能でしょうか?予約を取り付けてもらえるでしょうか?
またC病院でもっとスライドしたら癌でてくるかも…とおっしゃっていたのでやった方がいいですよね。
(左側に線維腺腫もありましたが一緒にとれたんじゃないか…と言われましたが、見せてもらってません)
放射線はこれからですが、放射線後の再発が一番恐ろしいので、もしも取り残しがあるようなら全摘も考えた方がいいですか?取り残しがあると思いますか?
今の決断でこの先10年後が変わってしまいそうで、不安で眠れません。
今後まずは何をどうしたらいいでしょうか?
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
申し訳ありませんが…
質問者のいう「もしかしたら違う場所を切除された疑いが」について、私に意見を求められても回答はできません。
それは(中途半端な手術をした可能性がある)当事者に聞いてみましょう。
 
 

 

質問者様から 【質問3 断端陽性について】

性別:女性
年齢:48歳
田澤先生、前回は失礼いたしました。
執刀医に聞くのが当然なのですが、忙しい先生であまり話せず予約日まで2週間以上もあった為、心配で質問してしまいました。
前回手術をしたB病院(がん専門病院)の担当医に確認したところ、摘出した腫瘍を病理に出すときに印をつけていなかったので、どっちが上で下で裏か表かわからない。
癌がはみ出ていた部分も下か上の方だったか覚えてない。
全体的に横に出てたと言われました。
私は良性か悪性かわからないグレーゾーンで手術をしたのに……ショックです。
先日今の主治医にようやく確認できました。
腫瘍の場所がわかった上で手術して、マージン大幅すぎるくらいとったこと。
再病理検査でも癌は無かったと聞きやっと生きた心地がしました。
不思議なのは前の先生は断端陽性が左右に大幅出ていたと言っていたのに、再手術で全く出なかったことです。
そんなことはよくあるのでしょうか。
免疫で断端陽性は消えるんですか?術前ホルモン剤が効いたのでしょうか?それとも
最初の手術で取り切れていたのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「不思議なのは前の先生は断端陽性が左右に大幅出ていたと言っていたのに、再手術で全く出なかったこと」
「それとも最初の手術で取り切れていたのでしょうか?」

⇒そのように解釈するしか「筋の通った」説明は困難でしょう。
 
 

 

質問者様から 【質問4 断端陽性について】

性別:女性
年齢:48歳
田澤先生、前回は失礼いたしました。
執刀医に聞くのが当然なのですが、忙しい先生であまり話せず予約日まで2週間以上もあった為、心配で質問してしまいました。
前回手術をしたB病院の担当医に確認したところ、摘出した腫瘍を病理に出すときに印をつけていなかったので、どっちが上で下で裏か表かわからない。
癌がはみ出ていた部分も下か上の方だったか覚えてない。
全体的に横に出てたと言われました。
私は良性か悪性かわからないグレーゾーンで手術をしたのに、印をつけていなかったなんてショックです。
先日今の主治医にようやく確認できました。
腫瘍の場所がわかったうえで手術して、マージン大幅すぎるくらいとったこと。
再病理検査でも癌は無かったと聞き、やっと生きた心地がしました。
  
先生に質問させていただきたいのですが
術前ホルモン剤でガンは消えることがありますか?
(術前ホルモン剤を行ったことがなければ、ホルモン剤はがん細胞の抑制だけではな
く消え
る場合もあるのでしょうか?)
前の担当医は断端陽性が左右に大幅出ていたとおっしゃっていたのに再手術で全く出なかったことは、ありがたいのですが不思議です。
免疫で断端陽性は消えますか?
それとも最初の手術で取り切れていたのでしょうか?
私のケースというわけではなく、一般的にありうる可能性をお聞かせいただけませんか。
よろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
新しい質問内容は
「それとも最初の手術で取り切れていたのでしょうか?私のケースというわけではなく、一般的にありうる可能性をお聞かせいただけませんか。」
⇒可能性はあります。(担当医がそう言ったと思いますが…)