乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:3558]
性別:女性
年齢:43歳

はじめて質問させて頂きます。

よろしくお願いします。

1年半前にも検診は受けていたのですが、胸のしこりがいつもと違う気がして、7月に検診を受けたところ要精密検査となり、大学病院で乳がんとわかりました。

その後、詳しく検査をして説明文書を頂きました。

左乳がん 湿潤がん 乳管がん
大きさは大きなものを合わせて7.5cm(長径43㎜、42㎜を筆頭に多数と
MRIの報告書にありました)
リンパ節転移あり 生検では2個(10㎜前後の結節を複数認める)
ステージ3A
ホルモン受容体陽性(ルミナールは詳しく調べてないけどBだろうと言われました)
HER2は陽性と陰性の間なので、今は陰性。
術後陽性に変わるかも。

核グレード3
Ki67は93%
PET-CTでT2N1M0とありました。

治療法としては、術前化学療法、手術、放射線、ホルモン剤と進んでいくとのことで、主治医と同席していた夫の要望とで詳細説明の翌日には抗がん剤が始まりました。

今はドセタキセルの2クール目です。

当初は悪いことばかり考えて眠れない日もありました。
幼い子供もおりますので。

今は、少し落ち着いて考えられるようになったと思いますが、私の場合、どのような治療法が一番合っているのでしょうか?
主治医は術前化学療法をしますが、小さくなっても癌が広範囲にあるので全摘になります。
と仰っていました。

既に、抗がん剤を始めているのに、治療法を変えることは可能なのでしょうか?
主治医には、同じステージ3aの人で手術先行の方もいますが、何故私は
化学療法からかと聞いてみたところ、手術は2、3ヶ月待ちでその間何もしないよりは、少しでも早く治療をした方が良いからと言われました。

そして、大学病院でも治療の目的は病気を治す、完治です。
と説明されましたが、私の場合、完治する可能性はどれくらいあるのでしょうか?

まとまりの無い質問で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「主治医には、同じステージ3aの人で手術先行の方もいますが、何故私は化学療法からかと聞いてみたところ、手術は2、3ヶ月待ちでその間何もしないよりは、少しでも早く治療をした方が良いからと言われました。」
⇒その論法も解りますが…

 「術前抗がん剤をしても、(多発のため)温存できない」のであれば、「術前抗がん剤する意味」がありません。
 例えば、手術が「一番早くて、3カ月後」だとすれば、そこを「手術予定」とし、
「それまでの間だけ」抗癌剤をするという手があります(実際、そのようにすることもあります)

 そして、術後(病理結果を確認し)「抗ガン剤がもしも必要」ならば、(術前に行った)「残りの分」を術後に行えばいいのです。

 ♯最初から「6ヵ月」術前抗がん剤のように決めてしまうと、(万が一)抗癌剤が効かなかった際に「手術のタイミングを逸してしまう」可能性があるのです。

「、私の場合、完治する可能性はどれくらいあるのでしょうか?」
⇒実際の「手術病理結果」が無いと判断することはできません。

 大雑把に言えば「術前にしろ、術後にしろ」抗癌剤を行えば「7割以上は完治」すると思います。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

お世話になります。

遅くなりましたが、前回の質問にも丁寧に回答頂きありがとうございました。
「大雑把に言えば7割以上は完治」との言葉を頂き、涙が出ました。

と、言うのも主治医とのコミュニケーションが上手く取れず、手術を終えた今でもモヤモヤしているからです。

田澤先生にご提案頂いたことを主治医に伝えても取り合って貰えなかった為、気持ちを切り替えて術前化学療法を終え、1月下旬に左乳房全摘とリンパ郭清(レベル2)の手術を行い、今日から放射線治療が始まります。

手術後の病理結果は、
充実腺管がん
浸潤がん
大きさ4.5cm
リンパ節転移あり 1/7個
ステージ3A
ホルモン受容体陽性 ER 100% PgR 5%
HER2 陰性
核グレード 2
Ki67 4%
脈管侵襲あり リンパ管

病理のデータは貰えませんでした。

リンパ節転移が残ったので、再発率は30%以上です。

再発が高リスクなので是非参加してもらいたい臨床試験があります。

とのことで、フォローアップの比較の試験を受けるよう勧められています。

病理結果の話のそのあと直ぐにこの話をされ、とても落ち込みました。

参加するなら早い方がいいと言われましたが、気持ちの整理も付かず、
返事を待ってほしいと伝えその日は帰りました。

教えて頂きたいのは、

1、術前化学療法しているので正確ではないことも承知しているのですが、私の再発率は主治医の言う通りとても高いのでしょうか?
2、放射線治療やホルモン治療を行っても、再発率は30%以上なのでしょうか?
3、ホルモン治療はタモキシフェンを10年した方がいいのでしょうか?
4、臨床試験に参加しない場合は、定期検査のみ現在かかっている病院、それ以外は地域連携のクリニックになるのですが、クリニックでは薬以外のことも診てもらえるのでしょうか?
5、手術までしましたが、病院を変えることは可能なのでしょうか?
6、ドッグイヤーや左胸の端の方にできたへこみを治すことはできるのでしょうか?
7、高リスク、放射線治療だと再建は考えない方がいいでしょうか?
8、臨床試験を勧める主治医の「後進のために」との意見もわかりますし、早期に発見しても治療をしても生存期間がのびるデータはないとのことで迷っています。
先生ならどの様に判断されますか?

質問が多く、申し訳ありませんが前向きに治療していきたいので教えてください。

よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「1、術前化学療法しているので正確ではないことも承知しているのですが、私の再発率は主治医の言う通りとても高いのでしょうか?」「2、放射線治療やホルモン治療を行っても、再発率は30%以上なのでしょうか?」
⇒そんなには高くないと思います。

「3、ホルモン治療はタモキシフェンを10年した方がいいのでしょうか?」
⇒最初から10年と考えずに、「まずは5年」(10年にするかは)「5年後に考える」ようにしましょう。

「それ以外は地域連携のクリニックになるのですが、クリニックでは薬以外のことも診てもらえるのでしょうか?」
⇒決まったシステムなど存在しません。

 そのクリニックでどこまでやるのかは事前に聞いておきましょう。

「5、手術までしましたが、病院を変えることは可能なのでしょうか?」
⇒可能です。

「6、ドッグイヤーや左胸の端の方にできたへこみを治すことはできるのでしょうか?」
⇒見ていないので解りませんが…

 形成外科と相談した方がいいかもしれません。

「7、高リスク、放射線治療だと再建は考えない方がいいでしょうか?」
⇒そんなことはありません。

 形成外科と相談してみましょう。

「先生ならどの様に判断されますか?」
⇒私なら、普通に診療します。

 ホルモン療法で「3カ月毎に通院」しているのだから、「3カ月に1回、診察及びエコー」「3カ月もしくは6ヵ月毎の採血」「1年毎のマンモグラフィー」です。





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