乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4541]
性別:女性
年齢:42歳

田澤先生、はじめまして。

いつも参考にさせていただいております。

お忙しい中恐れ入りますが、先生のご意見をお伺いしたく、質問させてください。

2月に初期の乳がんで全摘手術をし、先日病理検査の結果が出ました。

お伺いしたいのは今後の治療方法についてです。

似たようなQAもあり参考にさせていただいたのですが、私にも当てはまるのかが不安で質問させていただきます。

病理検査の結果は以下のとおりです。

 受けた手術:全摘 センチネルリンパ生検 エキスパンダー挿入

 結果:腫瘍7mm、リンパ節転移なし、遠隔転移なし
    ステージ1、乳頭腺管癌、サブタイプ ルミナルB
    ホルモンレセプター陽性(ER80 PGR90)
    HER2陰性 Ki67 51.5%

主治医からはノルバテックス内服5年+リュープリン皮下注射2年の治療を提案されました。
抗がん剤は、希望であればやるがおすすめしないとのことでした。

術前、非浸潤癌と想定されていたため、術後は再建のみに目を向けられると思っていたのに、浸潤癌であったこと、増殖係数が高いことに不安をを感じています。

私の希望はノルバテックス内服5年(リュープリン皮下注射なし)なのですが、田澤先生であればどのような治療方針になりますでしょうか?
また、今後再建も進めていくのですが、ホルモン治療と並行して行うことや上記の病理検査の結果をもって、特に注意点などないでしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

論点としては「浸潤径7mm」という1点に尽きます。
本来はKi67=51.5%はluminalBと判断され化学療法の適応となります。

「浸潤径7mm」をどう考えるか?
 ひとつの参考はNCCNのガイドラインでは『トリプルネガティブでもHER2タイプでも化学療法を考慮する(必須ではない)』となっている事です。

 つまり、質問者自身が「化学療法をできるだけ避けたい」と考えているか?それとも「(副作用は我慢して)できるだけ安心したい」と考えているのかで選択すべきです。
 それでも決められない際には「実際には、(化学療法による上乗せは)どの程度なのか?」OncotypeDXすることです。

「田澤先生であればどのような治療方針になりますでしょうか?」
⇒上記とおりです。

 タモキシフェン単独なのか、化学療法を追加するのかは、(最終的には)ご本人に選択してもらいます。

「また、今後再建も進めていくのですが、ホルモン治療と並行して行うことや上記の病理検査の結果をもって、特に注意点などないでしょうか?」
⇒ホルモン療法も(化学療法を追加するにしても)再建とは全く無関係です。

 放射線照射は(再建には)影響ありますが、その適応は全くありません。





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