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精密検査~4年

[管理番号:5527]
性別:女性
年齢:33歳
両側「腫瘍」経過観察中で4年たちました。
はじめて乳癌検診を受けた時、両側カテゴリー3要精密検査でした。
直ぐに乳腺専門医がいる病院に行きました。
超音波再検査、マンモグラフィ、触診、片側の一つが変な形をしてたので細胞診を初診時に検査し経過観察に入りました。
6ヶ月毎に検査(細胞診したしこりの形が変わり2回目の細胞診を含む)を受け3年たった昨年~1年に延び今年9月(下旬)日、暫くぶりに超音波、マンモグラフィを受けました。
幸い両側しこりが初診と大きさも変化なしで安定してました。
次回も1年後です。
現在、良性腫瘍ですが、今後「癌」になる可能性は、何%くらいですか?
また良性でも一区切りとなる目安の年数があれば教えて下さい。
よろしくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
失礼ですが…
質問者は、全く誤った認識をされています。(本当に、失礼ですみません)
ただ、この誤認には「今までの経過観察」があるのでしょう。(その医師から、今は良性だが、癌になることもあるみたいなことを言われてきたのかもしれませんね?)
「現在、良性腫瘍ですが、今後「癌」になる可能性は、何%くらいですか?」
⇒0%です。
 良性は「未来永劫」良性であり、 癌は「最初から」癌なのです。
 それを「今回の結果は良性だけど、癌になることもあるから、定期的に経過観察しましょう」的な言われ方をしてきたのかもしれませんね?
 実際は、(良性であるという)自分の診断を信じきれない医師が(万が一、癌を良性と診断していた場合に言い訳が効くように)「今は良性だけど…」ということなのです。(おそらく)
「良性でも一区切りとなる目安の年数があれば教えて下さい。」
⇒そんなものはありませんが…(そもそも良性に経過観察は不要なのです)
 結果として4年変化が無ければ「状況証拠として良性」と言えそうです。