乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:3884]
性別:女性
年齢:35歳

昨日、針生検の診断結果を聞き、良性とも悪性とも診断のつかないグレーな結果でした。

後日、乳腺生検手術をする事になり
不安で色々なサイトを検索し、こちらにたどり着きました。

ご回答頂けたら救われる思いです。

10年位前から、しこりがいくつかあり(特に気になるものは2ヶ所)
乳腺症、線維腺腫と診断されていました。

そのうちの1つ、2センチくらいのものは当時1度針生検をし良性ということで
その後は1年に1度、マンモと超音波で検査しておりました。

今年も6月に検査を受け、変化なしということでしたが、
9月頃に、以前からある2ヶ所のしこりの間に新たなしこりを発見しました。
それも2センチ以上はあると思われる大きさでした。

不安になり、病院を受診すると
「そのしこりは前からチェックしてるものだから、突然出来たものではないよ。勘違いですね。」
と言われ、「でも以前針生検したものが、どのしこりだったかは、昔の事過ぎて正直わからないから、一応針生検しておきますか?」
と言われたので、お願いしました。

私としては、いままでの2つとは別に新たに突然出来たものだと思ったのですが
私の勘違いだったのかな???と。

そして、結果が
Core needle biopsy of breast:
indeterminate,see description
針生検2本のうち
#1 乳腺、線維性間質および脂肪織が採取されています。
組織の脱落があり、構造の観察がやや困難ですが、拡張した乳管内に異形に乏しい上皮細胞が乳頭状、小型胞巣、拡張した腺管を形成し、増殖しています。
上皮の二面性は保たれています。
比較的境界明瞭な浮腫状の間質を有し、繊維芽細胞の増生と膠原繊維の増加を認めます。

#2 主に線維性間質と脂肪織が採取されています。
乳腺はごくわずか含まれていますが腫瘍性病変は認めません。

#1は、線維腺腫や乳腺症の部分像を見ている可能性がありますが、深切りしたところ、low papillaryあるいはroman
arch型の異型腺管が比較的広い範囲で見られた。
ADH以上の病変の可能性がありますので、できれば診断的部分切除が望ましい。

と、いうものでした。

100人いたら99人は白黒はっきりするのだが
私の場合、稀なパターンで良性か悪性かどちらとも言えないとの事で

もう一度針生検をしても、結果はおそらく同じだろう。

ほぼおそらく良性だと思うので
経過観察でも構わないが、ずっと気にして過ごすなら取ってしまった方がいいのではないか。

と言うことで、2週間後に取ることになりました。

判別不能とはどういう事なのか
担当の先生の説明を聞いても、動揺してしまっていたこともあり、良く頭で整理できませんでした。

いろいろネットで調べているうちに
針生検の時に充分な量が取れていなかったのではないか。
とかメスを入れてしこりを切除する他に、判別できる方法はないのか。
とかいろいろ気になってしまい

また、判別不能だった方々のうち
半数くらいが切除生検をし、そのうちの半数が悪性だったというお話を見て、不安でたまりません。

また、私は普段から不安が強く
常にめまいや息苦しさがつきまとっています。

歯医者や美容室、電車やエレベーターなども苦手で
自由がきかなくなると息苦しく、パニックのようになってしまいます。

針生検、血液検査でも極度の緊張と不安で取り乱しつつ、涙を流しながらの検査でした。

生検手術当日は、
エチゾラム錠0.5㎎という不安を抑える薬を処方されたのですが、
飲んだことのない精神的な薬を飲むこと自体にも不安がありますし手術を乗り越えられるか不安です。

結果次第では、もっと大変な手術や治療が必要になるのかと思うと
途方にくれそうなくらい不安にかられ涙がでてきます。

針生検の結果、生検手術、そしてその結果
不安で不安でたまりません。

このまま2週間後に生検手術を受けるのが最善の選択なのか、心が決まりません。

3ヶ月の間に、2センチ大のしこりができる事はありますか。

この診断を受けて、どう行動することが最善の判断でしょうか。

先生のご意見を伺いたくご相談させていただきました。

お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「low papillaryあるいはroman arch型の異型腺管が比較的広い範囲で見られた。ADH以上の病変の可能性」
⇒鑑別困難として「良くあるケース」と言えます。

 マンモトーム生検により「執拗に組織を採取(肉芽腫性乳腺炎の際に私が良く行うように、しつこく削る)」すれば、診断は確定する可能性はありますが…
 ★今回問題となっている「低乳頭状病変」の場合は「atypical ductal hyperplasia:ADH 異型乳管過形成~low grade ductal carcinoma in situ低異型度非
浸潤癌」の鑑別が必要となる事も多く、その場合には「病変自体の大きさが重要=摘出が望ましい」となります。
  ♯ADHは(同病変が2mm以上あるだけで)low grade DCISと定義されるのです。

「3ヶ月の間に、2センチ大のしこりができる事はありますか。」
⇒ありません。

 担当医のいうように「以前からチェックされていたもの」と考えるべきです。

「この診断を受けて、どう行動することが最善の判断でしょうか。」
⇒現在の方針通り外科的生検(摘出生検)が最善です。

 理由は★にある通りです。
 ただし、(何らかの理由で)「どうしてもメスを入れたくない」と言う場合には「マンモトーム生検で決着がつく」可能性があります。(次善の策と言えます)





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