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バコラ生検の必要性について

[管理番号:6213]
性別:女性
年齢:44歳
こんにちは。
3年前に市のマンモ検診で、要検査となり、医療機関を受診した所、即コアニードル生検をし、多分腺腫腺腫だががん専門の病院での受診を紹介され、そちらで再度針生検、マンモ、エコー、MRIをしました。
2.5センチの腫瘍があり、エコーの画像がギザギザモヤモヤしている点が悪性に似ているとのことでしたが、針生検の結果は鑑別不能だったので、3ヶ月後に再度針生検をしました。
その結果は良性とのことで、半年毎の検診→一年毎になりました。
この3年間大きさ形は変化なく、安心していましたが、直近の検診でバコラ生検をしてみますかという提案を頂きました。
医師としては、エコーの画像が気になられようです。
以前に針生検をしていて変化もないので、検査といえども身体への負担や怖さもあり、するべきか迷っております。
広範囲に検査した方が安心であればした方が良いのでしょうか。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
3年間変化なしとのことですが、私には「そもそもの診療」に不安を感じます。
私であれば、マンモトームで(最初から)100%確定診断として「経過観察不要」としていたでしょう。
「医師としては、エコーの画像が気になられ」
「直近の検診でバコラ生検をしてみますかという提案」

⇒この機会に100%確定診断として「経過観察から解放」された方がいいでしょう。(私なら100%そうします)