乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4615]
性別:女性
年齢:45歳

田澤先生、こんにちは。

ID ○○の 先生にお世話になっております、○○と申します。

昨年の2月に、左乳房切除、腋窩郭清をしていただき、その後TC療法を行い、現在はホルモン療法で3ヶ月毎に経過観察をして頂いています。

先生、診察時は、お忙しい中、私の質問にいつも親切に答えて下さり、ありがとうございます。

先生に診察していただくと、心から安心します。
本当に感謝しています。

4月初め、しこりを見つけました。

場所は、左の肩先から、首の付け根の丁度中間あたり。
鎖骨の外側のくぼみから2センチほど離れた所です。
(うまく説明出来ているでしょうか?)
コリっとしていて、5~6ミリ、痛みはありません。
BB弾が入ってる様な感じです。

再発だったらどうしよう…、と落ち込んだのですが、Q&Aでよく出てくる、粉瘤や脂肪腫かもしれないと思い直し、先日皮膚科を受診しました。

診断は、粉瘤でした。
(中心に黒いポチッとしたものは無いのですが)

皮膚科の先生には、小さい内に切除した方が傷が残らないよと言われたのですが、看護師の方に、癌の治療中であれば、一度担当の先生に、診て頂いてから、決めた方がいいですと、言われ、その時は粉瘤である事に安心しましたし、納得して帰宅しました。

ですが、その後色々と心配になってきました。

診察時、「エコーの画像で、粉瘤と診断してほしい」とお願いしてみたのですが、エコーは体の奥深い所を診るのに適していて、私の場合は皮膚近くにあるから、触診で大丈夫と言われました。

ここからが、質問です。

皮膚近くにできるしこりは全て良性ですか?
皮膚転移のしこりは、皮膚近くにできるのではないですか?
皮膚科医なら、粉瘤と皮膚転移のしこりとの違いは、見た目と触診で容易に診断できるのでしょうか? (乳癌の治療中である事は伝えました。)
鎖骨に近いですが、鎖骨のリンパ節とは違う場所でしょうか?
(しこりは、いつも、先生がエコーしてくださる鎖骨の所からは少し外れている場所にあります。)
次の田澤先生の診察は5/25です。

それまで、待っていても大丈夫でしょうか?
5/25より前に、予約を入れていただくのは難しいでしょうか?

これが、同じ場所でも右側だったり、もっと背中側であったり、左胸から離れた所であれば、気にしないのですが…。

昨年5月末、最後の抗がん剤投与の日、
先生は、「今は色々と心配な事があると思いますが、少しずつ日常の生活に戻って行くんですよ」とおっしゃいました。

その時は、先生が言われた、日常の生活に戻るという意味が、正直、感覚としてよく分かりませんでした。

乳癌と診断されてからは、癌と向き合う事が全ての日々でしたから。

ですが、その後、抗がん剤の副作用が薄れ、忙しくなって行く毎日の中で、「これが先生に言われた、日常の生活に戻るっていう事かな?」
と、思えた瞬間がありました。

家事をして、忙しくしている自分から、癌の影がどんどん遠くなっていくような感覚がしたのです。

その時はとても嬉しかったですが…、やはり今でも変化に敏感になって、落ち込んでしまう時があります。

気にしすぎでしょうか?
もし、悪いものだったらと思うと落ち着きません。

お忙しいところ申し訳ありませんが、御回答お願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

本日の内容を見る限り心配無いようです。
皮膚科医が「粉瘤を見誤る」と疑うなんて…(その皮膚科医を不憫に思います)

「皮膚近くにできるしこりは全て良性ですか?」
⇒殆どが良性です。

「皮膚転移のしこりは、皮膚近くにできるのではないですか?」
⇒「皮膚にできるから」皮膚転移といいます。

 ただし、見れば解ります。

「皮膚科医なら、粉瘤と皮膚転移のしこりとの違いは、見た目と触診で容易に診断できるのでしょうか? 」
⇒まさに「その通り」です。

 ここを「疑ったら」その皮膚科医が可哀想ですよ。

「 鎖骨に近いですが、鎖骨のリンパ節とは違う場所でしょうか? 」
⇒そもそもリンパ節は「皮膚面にでる」ことは絶対にありません。

 

「それまで、待っていても大丈夫でしょうか?」
⇒大丈夫です。

「5/25より前に、予約を入れていただくのは難しいでしょうか?」
⇒それよりも…

 その皮膚科医に「その粉瘤を取ってもらえば済む」だけの話です。(案ずるより産むが易し)

「気にしすぎでしょうか?」
⇒その気持ちも解りますが…

 ただ、時には「人(この場合は、その皮膚科医)を信じる」ことも必要です。
 

 
 

 

質問者様から 【質問2】

再発
性別:女性
年齢:45歳

田澤先生こんにちは。

ID○○ の○○です。

日曜日に質問を送ったのですが、画面が固まってしまいました。
多分 送信出来ていないと思いますので、再度送らせていただきます。

先日は診察ありがとうございました。

再発の可能性との診断を受け、動揺しています。

あの時は、目の前が真っ暗になり、何も質問できなかったのですが、
色々お聞きしたい事が出てきましたのでお願い致します。

局所再発についてのQ&Aや、コラムを再度読みました。

局所再発は手術で取ってしまえば、十分根治できるとのお話を何度も読み返し、心を落ち着けていますが、私の場合も局所再発と考えて大丈夫でしょうか?

江戸川病院へ転院する前の病院で、腋窩リンパ節の転移を調べるために細胞診では無く、組織診をしてしまいました。

今回の再発はこの事が関係しているのではと考えていますが、先生はどう思われますか?
場所も同じ様な気がします。

針生検のルートに癌細胞がこぼれ落ちていたのでしょうか?
最低でも3ヶ所は針を刺していたはずです。

真っ青に内出血したのを見て、恐ろしくなった事を思い出しました。

今は自分では5~6個しこりを感じています。

手術前に再度確認していただけますか?
怪しいものは全部取りたいです。

また、以前肩にしこりが出来て皮膚科でとりました。
軟性繊維種との事でしたが、こちらも手術前にエコーで確認していただけますか?

10日程前に私の兄に胃癌が見つかり、気持ちの整理がつかない状態での3ヶ月検診。
そして私も再発で、本当に辛いです。

私の再発はまだコントロール可能でしょうか?
単純な局所再発であれば田澤先生がきちんと、取ってくださるので大丈夫と思っています。

転院を決めた理由の1つは、もし再発しても田澤先生が何とかしてくれるはずと思ったからです。

ですが、末期への入り口の局所再発だったら…と悪い方に考えてしまいます。
(治療とは関係ない気持ちの事を先生に言ってすみません)
腫瘍マーカーの数値が心配です。

でも、絶対に根治を諦めたくないです。

家族のためにも頑張りますので、よろしくお願いします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

ご本人が御理解しているように、「あくまでも局所再発」です。
リンパ節には「腋窩~鎖骨下、鎖骨上」も含め全く異常所見を認めていません。

「私の場合も局所再発と考えて大丈夫でしょうか?」
⇒局所再発だと思います。

「江戸川病院へ転院する前の病院で、腋窩リンパ節の転移を調べるために細胞診では無く、組織診をしてしまいました。」
「今回の再発はこの事が関係しているのではと考えていますが、先生はどう思われますか?」

⇒その可能性がありそうです。

 その(腋窩リンパ節への針生検の)刺入部が、かなり背中側からだったことを覚えています。
 今回の「シコリの部位」(リンパ節の存在する部位ではなく、かなり外側)からも矛盾はしません。

 

「場所も同じ様な気がします。」「針生検のルートに癌細胞がこぼれ落ちていたのでしょうか?」「最低でも3ヶ所は針を刺していた。」
⇒(「形態もリンパ節ではない」ことから、その(針生検からの癌細胞の脱落)可能性はあると思います。

「手術前に再度確認していただけますか?」
⇒局麻手術なので

 手術前に超音波で確認します。

「以前肩にしこりが出来て皮膚科でとりました。軟性繊維種との事でしたが、こちらも手術前にエコーで確認していただけますか?」
⇒いいですよ。(こちらは関係ないと思いますが)

「私の再発はまだコントロール可能でしょうか?」「単純な局所再発であれば田澤先生がきちんと、取ってくださるので大丈夫と思っています。」
⇒その通りです。

「でも、絶対に根治を諦めたくないです。」
⇒その通り、諦める必要はありません。





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