乳がんプラザ|乳がんの手術は東京の江戸川病院乳腺外科|ブログ


[管理番号:4545]
性別:女性
年齢:42歳

こんにちは。
先日左胸にしこりを感じ乳腺外科外来を受診した所、マンモにエコーをした所、マンモでは異常なし。
エコーでは私の言ったとおりに6mmの腫瘤を認めました。

大きさが小さいため、細胞診はせず念のためMRIをしましょうということになりました。

本日、その結果をききに行ったところ以下の所見を頂きました。

「左乳腺C領域の深部に6ミリ大のリング状の染まりを認めます。
漸増型の染まりであり、中心部の造影不良域を繊維性隔壁とすると線維腺腫かもしれませんが、T2W1では強い高信号は呈していません。
いずれにしてもサイズが小さく質的診断は困難です。
経過を見てください。
その他両側乳腺
他両側乳腺に明らかな腫瘤や腫瘍を示唆する濃染は認めません。
有意サイズのリンパ節腫大は認めません。
診断名 左乳腺C領域に小腫瘤を認めます」

そこで、形的には良性と思うけど染色したとのことで細胞診をやりましょうということになりました。

現段階でがんの可能性はどのくらいあるのでしょうか?
また、細胞診が良性だった場合は今後経過観察となると思うのですが何か月後に何をしていけば安心なのでしょうか?

細胞診の結果が1週間かかるのでそれまで不安です。

先生はこのケースはどのように思われますか?
よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

まず、一言コメントしたいのは
「6mm」を「大きさが小さい」と捉えている時点で「その診療自体の精度に疑いがある」ということ。
「MRIを診断目的で用いる」ような医師の細胞診の精度には(私は)信頼をおくことができない。

「大きさが小さいため、細胞診はせず念のためMRIをしましょうということになりました。」
⇒上記コメントの通り…
 
 (私には)全く認める事ができない「海沿いの大病院的」診療だということです。
  ♯『今週のコラム 72回目 何故、そんな病院(江戸川)で手術するの? うち(海沿い病院)で手術してあげるよ!』をご一読ください。

「現段階でがんの可能性はどのくらいあるのでしょうか?」
「また、細胞診が良性だった場合は今後経過観察となると思うのですが何かか月後に何をしていけば安心なのでしょうか?」

⇒そもそも、「6mmを小さい」と捉えてMRIを撮影するような医師が行う細胞診の精度が(私には)心配です。
 
 ○細胞診は(針生検)より「倍位」難しい手技なのです(下手な医師が行うと「判定不能=細胞が少ない」となりがちです)

「先生はこのケースはどのように思われますか?」
⇒画像を見ていないので、なかなかコメントは難しいですが…

 もしも100%診断したいなら「マンモトームできっちり組織を採取すること」です。
 
 ○私は、「何でもかんでも(良性の可能性が極めて高いものまで)マンモトームすべき」と言っている訳ではありません。
  勿論、今回のケースでも「経過観察」の方が(質問者にとって)受け容れ易いのかもしれないし、(画像上、強く乳癌を疑うわけではなさそうなので)それを否定しているつもりはありません。
  ただ、強調したいのは『ご本人が望むのであれば』100%確定診断できる方法が存在するということを、知っておくべきだということです。





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