乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:3821]
性別:女性
年齢:50歳

はじめまして。
いつもQ&Aを拝見しています。
オンコタイプDXについてお伺いいたします。

現在乳がん治療中で(放射線とホルモン剤)、ステージⅡBのルミナールAタイプです。

主治医からは、リンパ節転移があったので抗がん剤も勧められましたが、決断できず今の治療を優先していただきました。
自分としては、低リスクの可能性が高いと信じ、オンコタイプの検査をしてみたいと思っています。

主治医からはその検査のお話はなく、こちらで先生が説明されている中で初めて知りました。

術後3ヶ月が経過していますが、今からでも遅くはないでしょうか。
(検体は残っているのか?)

また患者側からお願いすれば、どの病院でもできるのでしょうか。

その結果リスクが高かった場合、気持ちの整理がつき、抗がん剤の治療に踏み切れるかもしれません。

初歩的な質問で大変申し訳ございません。
アドバイスをどうぞ宜しくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「現在乳がん治療中で(放射線とホルモン剤)、ステージⅡBのルミナールAタイプ」
⇒ルミナールAということは「Ki67が低値」ということですね。

 それであれば、おっしゃるように「Oncotype DXではlow riskとなる」と(私も)思います。(少なくとも「化学療法による上乗せが高いhigh riskにはならない」と思います)

「主治医からは、リンパ節転移があったので抗がん剤も勧められました」
⇒前時代的な考え方です。

 ルミナールAでは(腫瘍径やリンパ節転移に拘わらず)「化学療法によるベネフィットが無い」ことが明らかになっている以上、「昔風の考え方から脱却すべき」です。
 それが(無駄な治療を無くす)「治療のオーダーメード化」へ繋がる道なのです。

「自分としては、低リスクの可能性が高いと信じ、オンコタイプの検査をしてみたいと思っています。」
「その結果リスクが高かった場合、気持ちの整理がつき、抗がん剤の治療に踏み切れる」

⇒正にそういうことです。

 自分が選択した「治療方針」に根拠を与える(科学的に検証する)ということなのです。

「術後3ヶ月が経過していますが、今からでも遅くはないでしょうか。(検体は残っているのか?)」
⇒遅くは有りません。

 検体(ホルマリン固定した手術標本)は「数年(少なくとも10年以上)は保存されている」筈です。

「また患者側からお願いすれば、どの病院でもできるのでしょうか。」
⇒実は違います。

 「OncotypeDXの日本側代理店(SRL)」と病院側で「契約が必要」なのです。





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