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乳がん手術後の生検結果と治療について

[管理番号:6446]
性別:女性
年齢:34歳
34歳娘のことで質問させて頂きます。
定期健診で乳がんが見つかり、初期のがんですが広範囲であるため、先月全摘出手術をしていただきました。
初期のがんであり、まだ若いので、同時に背中の自己組織を使い再建も行いました。
その後摘出したが
ん細胞の生検結果を聞きに参りましたところ、1ミリくらいの浸潤がんが見つかり、がんの種類を特定する過程で小さ過ぎで消滅してしまい、
特定ができなかったと言われました。
まわりの非浸潤がんはホルモン系のがんであったのでホルモン系かと思われるが、不確かである状態でホ
ルモン治療を行うより、リンパへの転移も認められなかったので経過観察した方が良いと思いますと言われました。
お聞きした時は何が何だかわからず、娘共々帰宅しましたが、浸潤がんがあったにも関わらず治療しないでいる事に不安で仕方がありません。
乳がんは再発や転移があった場合治療が難しいようです。
初期のがんであったのに命を落とすようなことになるのではと夜も眠れません。
浸潤がんがあった場合でも治療しないでいても、再発や転移しない可能性もあるのでしょうか?
この場合で治療を行う事は難しいのでしょうか?
より再発や転移を防ぐよい方法はないのでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
微小浸潤であれば(そもそも)術後補助療法は不要です。
「浸潤がんがあった場合でも治療しないでいても、再発や転移しない可能性もあるのでしょうか?」
⇒何か勘違いしていますね?
 微小浸潤で全摘であれば、(無治療で)「ほぼ根治」となります。
「この場合で治療を行う事は難しいのでしょうか?」
「より再発や転移を防ぐよい方法はないのでしょうか?」

⇒治療は不要です。