乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:3891]
性別:女性
年齢:42歳

田澤先生、初めて問い合わせさせていただきます。

私は去年の8月にマンモグラフィで石灰化が指摘され、総合病院で翌9月にマンモトームとMRIをして良性判断でした。

その後、1月に右胸の石灰化マンモトームしたあたりにしこり2個、左胸にしこりを1個感じたので、再度受診したところ、技師のエコーと医師の触診で「問題ないです。

今日経過を見させてもらったんで今日から1年後にまた来てください」と、なぜ問題ないかなど説明もなく、こっちを見ようともせず、冷たく帰されました。

その3ヶ月後に両胸の内側の上の方にしこりを感じたので、乳腺個人医院へ行き 、
医師にエコーしてもらったら嚢胞なので問題ないとのこと。

でも、乳首の後ろの楕円形の黒い影を、
「これは何?!」と医師に聞かれ、総合病院の医師からは何も聞かされてなかったため、「マンモトームの跡ですかね?」と答えたところ、「そうなの?それを聞かなきゃすぐ調べてもらいたいものだよ。
なら半年後に来てください」と言われました。

その半年後の今月、この個人医院にまた行くか、総合病院の予約は先だけど早めて行くか、迷いましたが、マンモトームやMRIの結果がある総合病院の方へ予約を早めて受診しました。

すると、個人医院で指摘された黒い影の楕円形の後ろの所が少し滲んだようなエコー画面が気になるとのことで、MRIをしました。

MRIの結果は、別の科で診察の時に先に聞くことが出来、画像診断士のコメントで「悪性を疑うものは明らかでない」、「エコー写真のブレでは」と書かれていたので、MRIは問題なかったのだと思いました。

しかし、田澤先生がいつもMRIは確定診断にはならないとおっしゃっているので、乳腺外科医の診察の時には針生検してくださいと伝えようと思っていました。

そして乳腺外科医の診察の日、黒い影のことは全く触れずに違うマンモグラフィの画像を出して、「乳首の斜め下に白い丸があるでしょ?これしこりなんだけど、その横にモヤが前回より広がってるので、今度はエコー下マンモトームしましょう」と言われました。

このしこりの事は「様子を見てた」と言われましたが、これがあるのは初めて知りましたので、大きさを聞いたところ、しこりは1cm、モヤが広がってる所は2.5cmと言われました。

しこりの大きさ自体は去年とは変わらないそうです。

モヤは、乳房の下のラインから湧き出てるような感じで、しこりから出てるような感じには見えなかったのですが、説明もなくわかりません。

エコー下マンモトームは2週間後、結果が出るのはさらに2週間後で、1ヶ月も先で、不安で不眠症になってしまいました。

黒い影が何なのかわからないので、マンモトームの時にこっちもやって欲しいと頼むつもりですが、田澤先生が嚢胞はむやみに針を指すと飛び散るとおっしゃっていたので、これが嚢胞なら頼まない方が良いでしょうか?

正直、しこりのことも後から言われて1cmのものを経過を診ているというのも驚きましたし、ホントは見逃していただけではとも思っています。

この総合病院は、マンモトームはやるけど、針生検は行っていないようです。

ホームページの、年間実績を見ましたらステレオガイド下マンモトームは15件、エコー下マンモトームは200件とあり、少なくてビックリしました。

エコー下マンモトームも、技師のアシスタントが必要なようです。

質問ですが、このモヤはスヒキュラでしょうか?
癌の可能性は高いですか?

主治医があと出しで必要な情報を教えてくれないので、田澤先生にしっかり診ていただきたいです。

黒い影の細胞診もお願いしたいです。

小平秘書様に予約をお願いさせていただいて良いでしょうか?

よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

一番の焦点は「「乳首の斜め下に白い丸があるでしょ?これしこりなんだけど、その横にモヤが前回より広がってる」というのが、「ステレオガイド下マンモトームによる瘢痕なのか、どうか?」です。

部位的には一致しているのでしょうか?
もしも瘢痕でないのならば「腫瘍性変化」の可能性があります。
文面だけでは解りませんが、その医師は(マンモトームによる瘢痕である可能性について)触れていないのですか?

「質問ですが、このモヤはスヒキュラでしょうか?癌の可能性は高いですか?」
⇒スピキュラではないようです(医師のコメントから推測すると)

 マンモグラフィーでの「モヤ」のようですが、「生検後の瘢痕」のような印象ですが…

「小平秘書様に予約をお願いさせていただいて良いでしょうか?」
⇒今は小平ではありません。
 中川が対応しています。

 当院を受診した方がいいようです。
 曖昧なままでは良くありません。


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質問者様から 【質問2】

田澤先生、先日は御回答ありがとうございました。

管理番号:3891

その後、右乳房を2箇所マンモトームしました。

1箇所は、嚢胞と思われるものを。

もう1箇所は、モヤモヤした白いところか、1cmのしこりか、どちらを採取したのか説明いただけず解らないのですが、乳房硬化症との診断でした。

(主治医に質問しようとしたところ、「1cmのしこり」と言葉を発したら、「我々はしこりとは言いません」と返され、それ以上の質問が出来なかったのですが、画像に写る白い丸い影は、しこりではないようです。
また、画像診断では1cmとおっしゃっていましたが、実際に医師がマンモトームの際エコーをしたら、5mmと言っていました。)

質問よろしいでしょうか?

1、嚢胞をマンモトームで刺してしまいましたが、潰れて今後何か不利益はありますでしょうか?

2、乳房硬化症とのことで、今回マンモトームで採取した部分とは外れた場所に非浸潤癌が合併している可能性があるとネットで読みましたが、今後の定期健診でエコーすれば、発見することは出来るのでしょうか?
今回マンモトームで採取して以前の画像と形が変わっているはずで、また、マンモトームの刺した痕跡で今後の判断が難しくなるでしょうか?

3、2月に田澤先生の市川へ予約を入れさせて頂いております。

今の主治医は、最初のエコー&マンモグラフィだけの画像ではモヤモヤした箇所と1cmのしこりに見える影は見つけず、その後再検査でのMRIで見つけた感じです。

なので今の主治医では高リスクと言われる乳房硬化症の変化を、今後の定期健診で見つけてもらえるか不安で、しかもエコーは技師によるものなので、さらに精度が下がると思っています。

しかし、「マンモトームをしたので、よその病院へ行くとまた検査のやり直しになったり、わかりにくくなるので、今後も当院で受診してください」と言われました。

私は田澤先生のところに転院して定期健診を受けていきたいと考えていますが、やはり他の医師がやったマンモトームなどの跡があると、田澤先生でも診断は難しくなりますか?
病院は変えない方が良いのでしょうか?

4、高リスクの乳房硬化症というものが私にはあると解りましたが、高リスクであると解っても、リスクを減らすことは出来るのでしょうか?
やはり健診しかありませんか?
食事や生活習慣を改めるなどはあまりエビテンスがなさそうですが、ネットでヨードを摂ると乳腺症が改善するとありました。

何か対策はありますでしょうか?

5、マンモグラフィをしてから、1ヶ月、
生検していない左胸のいつも同じ箇所がキリキリと痛んでいたのですが、大丈夫でしょうか?
ここは今年1月にしこりが触れましたが、
今は触れず、もっと広範囲に硬くなっている感じです。

胸が痛くないときは、脇がズキズキと痛みました。

6、病理診断医のレベルで誤診が乳腺関係では多いとネットで見ました。

乳房硬化症との診断でしたが、高リスクのものであるので、病理セカンドオピニオンをしておいた方が安心でしょうか?

沢山質問してしまい、申し訳ございません。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

私は、他のドクターが行った細胞診や組織診(針生検やマンモトーム生検)結果を「そのまま」信用する事はありません。
それは、今まで数多くそのような経験をしているからです。

「乳房硬化症との診断」
⇒これは「硬化性腺症」のことですか?

「1、嚢胞をマンモトームで刺してしまいましたが、潰れて今後何か不利益はありますでしょうか?」
⇒嚢胞は「正常乳管」です。

 全く問題ありません。

「今回マンモトームで採取した部分とは外れた場所に非浸潤癌が合併している可能性があるとネットで読みました」
⇒そのネットの書き込みは誰が買いたのか不明ですが…

 私から言わせれば「間違い」です。
 ○きちんとした組織検査が行われれば「確定診断できる」のです。
  病変が画像上「不均一」であれば、その「全ての部分から採取するようなマンモトームのやり方をすれば良い」だけの話です。
  ♯そのような「完璧な手技」をしていないから、そんなこと(後から癌が見つかる)が起こりえるのです。
 (きちんとした確定診断をすれば、そんな心配は無用です)

「今後の定期健診でエコーすれば、発見することは出来るのでしょうか?」
「マンモトームの刺した痕跡で今後の判断が難しくなるでしょうか?」

⇒考え過ぎです。

「今の主治医では高リスクと言われる乳房硬化症の変化」
⇒きちんと確定診断すべきです。

 きちんと確定診断すれば「硬化性腺症はただの乳腺症にすぎません」

「私は田澤先生のところに転院して定期健診を受けていきたいと考えていますが、やはり他の医師がやったマンモトームなどの跡があると、田澤先生でも診断は難しくなりますか?病院は変えない方が良いのでしょうか?」
⇒考え過ぎです。

 一番確実なのは、私が再度マンモトームして確定診断することでしょう。
 ♯実際に、そのようにするケースは結構多いです。
 ただ、質問者が「2度もマンモトームするのは嫌」というのであれば、経過観察でもいいでしょう。(もしも実際に超音波してみて、私がマンモトームを再度すべきと考えた場合には、勧めるかもしれませんが…)

「4、高リスクの乳房硬化症というものが私にはあると解りました」「何か対策はありますでしょうか?」
⇒勘違いです。

 単に「診断が確定していない」だけの話です。
 確実に診断した上での「硬化性腺症」は「ただの乳腺症」にすぎません。

「左胸のいつも同じ箇所がキリキリと痛んでいたのですが、大丈夫でしょうか?」
⇒乳房痛は無関係です。

 「気にはなる」のでしょうが、「気にしない様にする」ことです。

「病理診断医のレベルで誤診が乳腺関係では多いとネットで見ました。」
⇒ネットの情報を信じすぎるのは良くありません。
 (私の、このコメントもネットといえばネットですが…  何を信用するのかは「受け手次第」なのです)

「乳房硬化症との診断でしたが、高リスクのものであるので、病理セカンドオピニオンをしておいた方が安心でしょうか?」
⇒該当しないようです。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

田澤先生、毎日サイト拝見し、勉強させて頂いております。

11月に他院にてエコー下マンモトームにて乳腺硬化腺症と診断され、私なりに調べておりました。

田澤先生のサイトのように、乳腺外科医に掲示板にて質問できる○○○○クリニック(伏字でお願いします)で乳腺硬化腺症について検索していたら、私と同じような境遇の方の質問を見つけました。

「乳腺硬化腺症を確定診断させたい」とい
う質問に対し、返答は下記のとおりでした。

「放射状硬化症は硬化性腺症と言う乳腺症の一つです。
それを確定しても何も意味がありません。
それに非浸潤性乳管癌が合併してるかが大切なのです。
つまり、現在乳癌が合併してない以上は、放射状硬化症ではなくても、このような所見がある方は今後乳癌発生する可能性があるので、経過観察を行うことにのみ価値があります。
貴女の視点は全く間違えてます。
このような考え方でおられると、いつか失敗します。」

ここの院長はマンモトームした人は100人に1人、石灰化でマンモトームした人は良性でも5年以内に100人に11人、乳がんになると説明しています。

また、「マンモトームを行う病変は微細な病変か、余程微妙な病変で、その検査をした部位が良性でも、そのような良性病変がある場合は、乳がんが発生しやすいからです。
マンモトーム以外の検査での場合は、
良性病変を診断した場合、約1.7倍で何もない方に比べて乳癌発生が上がります。」
ともありました。

私は一昨年に石灰化でステレオガイド下マンモトームを受け、去年は乳腺硬化腺症でエコー下マンモトームを受けています。

とてもリスクが高いということになります。

なので、信頼出来る田澤先生に診ていただきたいと思っております。

しかし、ここのクリニックが基本概念として「安心や念の為の検査は一切不要です。

この検査の為に、人体に悪影響を及ぼす可能性は十分あります。」と謳い、同じ箇所にマンモトームするのは自ら危険を上げてるだけ、と言っているのが気になり、今自分はどう判断していいのかわからなくなってしまいました。

ネットやここの院長は乳腺硬化腺症に乳がんが合併するのは7%と説明されていました。

なので、可能性としてはだいぶ低いのではないか?再度のマンモトームは侵襲が大きそうだし、田澤先生に診てもらうのは1年後でも良いのでは?と考えるようになりました。

もし万が一、現在の主治医がマンモトームで病変を取れていないだけでもし乳がんがあっても、非浸潤癌だろうし、11月のマンモトームで5~6回パンパンと音をたてて取ってたので、だいぶ削られてる状態だろうし、間をあけていいのでは?と思いました。

秘書中川様に親身になっていただき、診察の日程はもうすぐなのですが、すぐ田澤先生に診てもらうべきか、1年後でいいか迷っています。

この質問はネットのサイトの院長の見識を田澤先生に論破していただきたいものではなく、ネットからしか情報を得ることが出来ずに、情報に振り回されている私へのご助言をいただけたらと投稿いたしました。

宜しくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

診断能力が低い医師が「良性でも、後で癌がでる」とか、そのような言い訳をすることには(私は)全く興味がありません。
診断手技として「細胞診しかない時代」、そしてその後の「バネ式針生検しか無い時代」では、硬化性腺症や腫瘤非形成性病変などの「病変を広範囲に取らなければ診断がつかない病変」は「切除生検(外科的生検)」しか診断方法がありませんでした。

しかし、これを一変させたのが「(超音波ガイド下)マンモトーム生検」です。
病変を広範囲に(任意に)切除できるので、(殆どの大きさの病変に対しては)「切除生検と同様の診断能力」を持ち合わせています。

「もし万が一、現在の主治医がマンモトームで病変を取れていないだけでもし乳がんがあっても、非浸潤癌だろう」
⇒質問者が「非浸潤癌なら(放っておいても)構わない」というようなスタンスであれば、それでもいいでしょう。(ご本人の選択の自由です)

「私はし、11月のマンモトームで5~6回パンパンと音をたてて取ってたので、だいぶ削られてる状態だろうし、間をあけていいのでは?と思いました。」
⇒バネ式で10回行おうと (それらの病変を)「だいぶ削られる」ことなどありません。

「すぐ田澤先生に診てもらうべきか、1年後でいいか迷っています。」
⇒私に言えるのは一つだけです。

 「100%確定診断を希望するなら受診すればよい」し、「確定診断を望まない」なら放っておけばいいでしょう。(その場合には、キャンセルしてください)





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