乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:5294]
性別:女性
年齢:48歳

 はじめまして、先生の「乳がんプラザ」を拝見して、先生の分かりやすい説明と、言葉の端々に感じられるお人柄にすがる思いで質問させていただきます。

 8月に入り、人間ドッグの結果が届き「乳房石灰化」と紹介状が同封されたものが届きました。
不安が募ります。
今までも「石灰化」は言われておりましたが、良性でしょうとのことで再検査対象になったのは初めてでした。

 不安に思い胸を触ると乳頭したあたりに小豆のようなものが触れました。
しかし、これは、昨年もあったもので、そのときエコーで見てもらったお医者さんには、「大丈夫ですよ。」と言われていましたので、安心していました。

 今、触ると表面がごりごりした平たいものとくっついているような感覚です。
そして、乳頭をつまんでみたら、オレンジ色の汁が飛び出しました。
今まで下着にはついたことがありませんでした。
単孔性です。

 わきの下にも、豆粒のようなものが触るような気がします。

 ①現時点で先生が考えられる病気と、程度はどんなものでしょうか。

 ②再検査ではどんな検査が行われますでしょうか。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

今までもあった(良性とされた)石灰化、今回は「要精査」となった場合には以下の3通りのケースがあります。

1.実は前回と殆ど変わらない(ほぼ良性と思われる)が、(今年の読影医が慎重なタイプであり)「(万が一が怖いから)一度病院を受診させておいた方がよい」と考えた。
2.(前回までの)同じ石灰化が(実際に)増加した。
3.(前回までの石灰化とは全く別に)新たに石灰化が出現した。

上記ケースでは3>2で乳癌の可能性が高くなります。(1は殆どの場合で良性です)
質問者が上記1~3のどれに当て嵌まるのかは、(現時点では)全く不明です。
☆上記観点で、受診時には(過去のマンモと比較してもらって)『自分が上記1~3のどれに当て嵌まるのか?』担当医に直接聞いてもらうといいでしょう。

「不安に思い胸を触ると乳頭したあたりに小豆のようなものが触れ」「昨年もあったもので、そのときエコーで見てもらったお医者さんには、「大丈夫です」
⇒これは無関係なようです。(その医師を信用してあげましょう)

 乳頭あたりは(乳管が集まっているので)「摘めば、シコリのように誤解していまう」部位なのです。(エコーしているのだから安心です)

「乳頭をつまんでみたら、オレンジ色の汁」
⇒オレンジは心配ありません。

 オレンジ色や緑色などは(乳管内に貯まっていた液が)「変性しただけ」なのです。
 乳管内病変の可能性があるのは「血性もしくは黄色」です。

「わきの下にも、豆粒のようなものが触るような気がします。」
⇒これは100%無視しましょう。(脇を気にするのは全くお勧めしません)

「 ①現時点で先生が考えられる病気と、程度はどんなものでしょうか。」
⇒冒頭で示した通りです。

 物事はシンプルに考えましょう。
 「実際に石灰化が増えているのか?」それとも「(今までとは全く違う部位に)新たに石灰化が出現したのか?」
 上記状況が解らないのにお答えはできないのです。(確率的には「非浸潤癌」なのかどうか?ということだとは思います)

「 ②再検査ではどんな検査が行われますでしょうか。」
⇒「経過観察」となるか、「ST-MMT」となるのか?
 その状況によるのです。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

乳房石灰化 要再検査
性別:女性
年齢:48歳

 田澤先生、こんにちは。
前回の回答に心が軽くなり、そのあと、ようやく食事をとることができました。
ありがとうございました。
 
 本日、病院にて、マンモグラフィー(トモシンセシス?)と、エコー検査と視触診を受けてきました。
石灰化が砂のように散っていて、乳頭から斜め上の方に天の川のようになっているように見て取れました。

 私が自覚していた、乳頭下のしこりは、エコー検査では良性だろうとのことでした。
根拠として、血流の流れと画像からだということです。

 次の自覚としてあった、脇と胸の間のあたり(前回は脇の下と書いてしまいました。すみません。)は、今の時点では良性とも悪性ともわからないとのことでした。
硬さもなく小さくて、判断できないとのことでした。

 最後に石灰化のあたりをよく見ていただいたエコーから、悪性の可能性を指摘されました。
血流と画像から最初の良性と思われるものとは、
血流の画像の色が違っているのが私にも分かりました。

 もし、これが悪性とあれば、超早期の癌ではないかとのことでした。

 次回、MRIをとり、3日後診察、それから必要に応じて細胞診、CTとなるとのことでした。

 先生の乳がんプラザでの回答を見るにつけ、私の場合、ST-MMTをしていただくのが最初?と素人ながら思うところでした。
(素人なのにすみません。)
 また、人間ドッグの結果に「肝腫瘤、肝占拠病変」「副脾(疑)」とあり、「遠隔転移」という言葉が頭をよぎっています。

 本音を申せば、田澤先生に診ていただきたい、今すぐにでも飛んでいきたいのですが、もし、先生のところで診ていただき、その後治療に通うとなったとき、通いきれるのかということも心配しています。
でも、
先生に診ていただきたい。
本当のところです。
先生に診ていただくとなると数か月先になるかと思いますが、市川の方になりますでしょうか。

江戸川の方になりますでしょうか。
また、田澤先生なら、私のような場合、どのような検査をされますでしょうか。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

状況は解りました。

何故石灰化なのに、MRIを撮影するのか全く理解できません。
単純に「マンモグラフィーの石灰化所見」と「エコー所見」があり、どちらがより強い所見なのか?となります。

おそらく「石灰化所見の方が強い(エコー所見の方が強い所見ならば、MRIではなく、エコーガイドで組織診をすればいいだけです)」と予想されるので、その場合には(ここでも当然MRIは不要で)ST-MMTをすればいいのです。

もしも当院での診療希望なら、秘書メールしてください。(画像を添付もしくは郵送してもらい)緊急度に応じてST-MMTと同日の受診案内とします。


秘書室へメールは、
各ページの右上にある 「秘書室へメール」からご相談ください。
もしくは、こちらのリンクをクリックしてください。

 
 





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