乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4317]
性別:女性
年齢:68歳

はじめて質問させていただきます。

68歳の母が乳がんと診断されました。

健診で右胸にしこりが見つかり、再検査。
マンモとエコーで調べたところ、2個のしこりが見つかりました。
悪性には見えないが念のためにと細胞診をしましたが、結果はclassⅤ悪性。

大きさは2個とも1cm程度で早期での発見だと言われました。

その日のうちに麻酔をしての針生検を行いました。
1週間後の結果で、粘液がんと診断されました。
それ以外の詳しい結果はまだ出てません。

早期とのことで少し安心していましたが、粘液がんについて調べてみたところ、針生検のルートにがん細胞が増殖する可能性があると知りました。

胸のしこりは右下に2個。
距離は近いので右下4分の1を切除することになると主治医は言っていましたが、母が言うには針生検の際、乳輪の上の方から針を刺したとのことでした。

絆創膏も胸の上部に貼られていました。

生検針のルートが切除範囲に含まれてないことが心配です。
大丈夫でしょうか?胸の上部から針を刺したのには理由があるのでしょうか?
最終的にどの程度切除するかは、造影剤を使用してCT検査を行って決めるとのことです。

また、手術の日程が混み合っているとのことで2ヶ月先の予約となってしまい、それまでに増殖しないか心配です。

まだ詳しい結果も出てない状況ですが、心配で質問させていただきます。
よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

質問者の認識は正しい。
下記のように考えてください。

1.通常の組織型であれば、(温存の場合には術後照射があるので)組織診のルートの切除には拘る必要はない。
2.粘液癌の場合には(例え、温存後の術後照射があっても)「それだけでは、(照射でも生き残って)局所再発のリスクがあるので」組織診のルートは切除すべき

「生検針のルートが切除範囲に含まれてないことが心配です。大丈夫でしょうか?
胸の上部から針を刺したのには理由があるのでしょうか?」

⇒おそらく、(担当医が)「生検する(針を刺す)際のやり易さ」を基準にアプローチの方向を決めたと考えられます。
 
 細胞診や画像所見から粘液癌を推測しえた筈なので、「やや軽率なやり方」だったと言えます。
 
 ○もしも「温存」するなら、そのルートも切除するような工夫をするべきです。
(安全性を考えるなら)

「手術の日程が混み合っているとのことで2ヶ月先の予約となってしまい、それまでに増殖しないか心配です。」
⇒粘液癌は大人しいし、問題はありません。
 ただ、生検ルート沿いの拡がりは起こる可能性があります。
 
 ○手術直前にも評価は当然必要です。(当然、執刀医自らが超音波しなくてはなりません)





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