乳がんプラザ|乳がんの手術は東京の江戸川病院乳腺外科|ブログ


[管理番号:1339]
性別:女性
年齢:39歳

おはようございます。娘の事で悩んでいます。5月に乳がんを告知されて6月より術前化学療法をしております。EC療法4回が終了して現在タキサン系の化学療法中です。
(2回目終了)今月(下旬)日に手術の説明があります。温存か全摘かどちらになるのかとても不安です。

ステージ2b
タキソテールの副作用ですが、体表面積で計算されるのでしょうか? 
2回目体重減少で前回と同じかまたは少し多い目の抗がん剤をされてしまいました。(4ml多く)

硬癌  右乳房 娘の年齢(39歳)8歳の娘がいます。

ER (60%)
pgr (80%)

HR2(+1)陰性

KI67(30%)  ルミナールB?

PET検査では他には転移なしと言われています。手術で開けてみないとリンパの方はまだわかりません。リンパの取ると言われていますが。抗がんが良く効いていてかなりがん細胞が小さくなってきたそうです。
(2.8-0.8-今は痕跡があるまでになってきました。)先生ならどのような診断・治療になるのか良きアドバイスお
願い致します。手術の前にまたPET検査をして来てくださいと言われています。
凄く不安で抗がん剤の量の間違いなどの影響を心配しております。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

私が気になったのは「手術前に、再度PETを撮影する」ことです。
少なくとも「術前化学療法が奏功している」以上、「術前PETは不要」担当医の自己満足(術前化学療法前後の比較で、「こんなに効いたよ!」というだけにすぎません)「局所が効いている」のに「全身の他の臓器に新たな転移のリスクがある」ようでは、『術前化学療法は危なっかしくて、できたものではない』ということになってしまいます。

回答

「温存か全摘かどちらになるのかとても不安」
⇒術前抗がん剤は、「小さくして温存」という為にあるので

 「2.8センチ⇒痕跡」であれば、「当然、温存を軸に検討」すべきです。
 

「先生ならどのような診断・治療になるのか良きアドバイス」
⇒文面からは「画像上、リンパ節転移は疑われていない」と思います。

 それであれば、必ず「センチネルリンパ節生検」をしてもらってください。
 決して「最初から腋窩郭清」としてはいけません。(後遺症などの面で不利益を受
けます)

 術後は「温存乳房照射」と「ホルモン療法」です。
 何ら、心配のない状況と言えます。
 

「抗がん剤の量の間違いなどの影響を心配」
⇒「体重の増減」に関しては「ご本人の申告」が無いと解らない事なので、「確実に伝える」ことにしましょう。

 容量としては、さほど心配無いレベルと言えます。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

この前は丁寧なご説明感謝しております。10月○○日手術の説明がありますが、どのような事をしっかり聞いてくればいいか、ご指導お願い致します。

温存になるのか?全摘なるのか・センチネルリンパ節生検で色素法・RI法どちらになるのかとか?

先生のご指導宜しくお願い致します。6月1日からEC療法4回

11月○日でタキソテール4回目で抗がん剤終了です。

多分1か月後の手術になると思います。

もう一点毎日の食生活についての質問お願い致します。
本人は生ものは止めております。野菜(サラダとかも)色々な人の経験を見ますと生ものを食べている方もいますがどのようにしていけばいいかご指導お願い致します。これから寒くなるのでマスクも必須です。塾経営なので子供との接触もあります。うがいに手洗いはもちろん歯科検診も定期的に受けています。タキソテールをしてから味覚障害もあり、手足のかゆみいろいろ大変です。宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「どのような事をしっかり聞いてくればいいか」
⇒大事なことは
①術式
「術前抗がん剤は小さくして温存」が唯一の目的の筈なので「温存手術」とするつもりなのですよね。と言ってみてください。

②センチネルリンパ節生検
「術前のリンパ節の評価」がどうだったのか?
 術前評価で「リンパ節転移無」ならば、必ず「センチネルリンパ節生検をするべき」です。
 術前評価で「リンパ節転移有」ならば、逆に「必ず転移していたレベルまでリンパ節を郭清すべき」です。(術前抗がん剤で画像上消失したとしても、そこは手術で郭清しなくてはなりません)
 

「本人は生ものは止めております。野菜(サラダとかも)色々な人の経験を見ますと生ものを食べている方もいますがどのようにしていけばいいかご指導お願い致します」
⇒新鮮なものであれば、問題ありません。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

先日は丁寧なご回答ありがとうございました!!毎日お忙しいのに申し訳ありません。

10月○○日 3回目のタキソテール終了しました。最終は11月9日4回目ですべての術前抗がん剤が終わります。

多分1か月後の手術になる予定です。10月○○日には田沢先生がおっしゃった事を頭に入れて良く聞いて来たいと思います。

手術日が決定しました!!12月○○日になりました。温存になると思います。

術前検査はMRI・又ペット検査になるそうです。前回田沢先生はペット検査はDRの自己満足とおっしゃいましたが、どうすればいいか迷っているそうです。(娘)        

MRIで十分でしょうか。

それともう一点教えて頂けないでしょうか。

ER(60%)陽性
PJR(80%)陽性

HR2(+1)陰性

KI67(30%)はルミナールBなのでしょうか? DRに聞くとAかB?ですと言われました。

ルミナールA

ルミナールB

トリプルネガティブ  乳がんのサブタイプですよね?
余り解りません

素人なので(勉強不足です)よく解らないです。今は何をどうしていけば娘の為になるのかと思っています。(不安でいっぱいです)

半年の抗がん剤があと一回で終了します。その後手術・放射線治療とホルモン治療と進むことは何となく解ってきましたが・・・。

グレードは手術後の病理検査で確定するのでしょうか。温存であるためまた再発の事も心配です。再発する場合は2年または3年ぐらいなのでしょうか。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
術前抗がん剤がもうすぐ終了ですね。

12月16日と決まって良かったですね。

回答

「温存になると思います」
⇒良かったです。

 術前化学療法の適応として「小さくして温存」という目的に合致します。
 

「MRIで十分でしょうか」
⇒温存手術をするわけですから「乳腺内の拡がり診断目的である」MRIはすべきです。

 PETは不要です。

「KI67(30%)はルミナールBなのでしょうか? DRに聞くとAかB?ですと言われました」
⇒30%は微妙なラインです。

 ただし、今回の場合には「術前抗がん剤をしている」時点で「AかBか判定する意味」がありません。
 本来の「AかBか」は「抗がん剤をするか、どうか」のための判定なのです。
 

「トリプルネガティブ  乳がんのサブタイプですよね? 余り解りません」
⇒サブタイプ(乳癌の性質:治療法の選定のために存在する)は以下の4つに分けら
れます。
 質問者はluminal typeに相当します。

 トリプルネガティブとは「ER, PgR, HER2全てが陰性」の事を言います。

◎サブタイプとは?
組織検査(針生検や手術標本)などで以下の3点を調べます。
エストロゲンレセプターの発現(ER)
プロゲステロンレセプターの発現(PgR)
HER2蛋白の過剰発現の有無(HER2)
⇒これらの組み合わせで
●luminal type:(ER陽性、PgR陽性、HER2陰性) ホルモン療法が有効(更に増殖指数Ki67の値が低いAと高いBに分けます)
♯luminalA(Ki67低値)ではホルモン療法単独を、luminalB(Ki67高値)には(ホルモン療法に加え)化学療法も行う事が多い
● HER2 type:(HER2陽性のもの) ハーセプチンという分子標的薬と通常の抗癌剤の組み合わせを行う
●トリプルネガティブ:(ER陰性、PgR陰性、HER2陰性)通常の抗癌剤を行う
● トリプルポジティブ:(ER陽性、PgR陽性、HER2陽性)ホルモン療法と分子標的薬と抗癌剤の全てを行う
※正式名称はluminal B(HER2タイプ)と言います。
 

「グレードは手術後の病理検査で確定するのでしょうか」
⇒違います。

 術前の「針生検=組織診」で、すでに確定しています。
 ♯術前化学療法後の病理は「化学療法による影響」を受けてしまうため、「不正確」となってしますのです。
 

「再発する場合は2年または3年ぐらいなのでしょうか。」
⇒違います。

 ルミナールタイプの場合は(AでもBでも)「比較的大人しい」ので「3年以降、寧ろ5年以降」に注意が必要となります。

 
 

 

質問者様から 【質問4】

おはようございます。いつもお世話になっております。

今日早朝に手術の説明に行ってきました。田沢先生がおっしゃられたように乳房温存で大丈夫だそうですが、最終的には本人の気持ちで

決定してくださいとの事でした。私はもちろん温存希望ですが、娘の決定に従うようになると思います。

ホルモン治療は効く ルミナールBです。HER2陰性と言われました。

温存でも全摘でも脇のリンパ取ると症状は同じですと言われました。(脇の症状)

癌細胞はミクロンの世界です。と

グレードは病理結果で出ます。もう一度自宅で相談して本人が決定してくださいと言われました。

術前にペットを取ったのでCT・MRIで良いと言われました。

センチネル生検はもちろん他のリンパもCT検査で見てから取るようにと言われました。
数個取ることになるかもと言われました。以前リンパが腫れていたので

転移の可能性があるかもしれないと・・・。ペットでは他には転移なしでもがん細胞は、ミクロンの世界なので解らないそうです。ますます不安です。ペットは

1cm単位だそうです。そんなこと言われると転移があるのかと不安です。

センチネル生検を含めて他のリンパ取ると言われました。間違ったセンチネルを取る可能性があるので・・・・。リンパの流れが変わってるかもしれないと

もう言っている事が解らなくなってきました。

先生はなんだか本人の意思に任せると逃げているように感じました。いっそはっきり温存で行きましょうと言ってほしかったと思いました。

もう一度相談しましょうと言われました。未だ疑問点があると思うので次に相談しましょうと言われました。手術までにまだ時間があるのでよく考えてくださいと・・。

本当に不安です!!宜しくご指導ください。

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

「乳房温存で大丈夫だそうですが、最終的には本人の気持ちで」
⇒「術前抗がん剤を行う最大で唯一の理由」が「小さくして温存」です。

 「2.8センチ⇒痕跡」であれば、当然「温存を選択」すべきだと思います。
 もちろん、「抗がん剤をしている中で、考えが変わり、より安全に」という思考に
変わったのであれば「気持ちに素直に従う」べきと思います。
 

「センチネル生検はもちろん他のリンパもCT検査で見てから取るようにと言われました。数個取ることになるかもと言われました。以前リンパが腫れていたので転移の可能性があるかもしれないと」
⇒「化学療法前の状況」で行うべきものです。

 つまり
 「化学療法前に、明らかにリンパ節転移の所見」⇒(どんなに化学療法が効いて小
さくなったとしても)「腋窩郭清をすべき」となりますし、
 「化学療法前に、リンパ節転移がはっきりしない」⇒「センチネルリンパ節生検を
行う」
 となります。
 

 ○この点が「術前化学療法の欠点の一つ」と言えます。
 「本当は(もともと)転移が無かった」のに「無駄に郭清されてしまう」リスクが存在するのです。

「センチネル生検を含めて他のリンパ取ると言われました。間違ったセンチネルを取
る可能性があるので・・・・。リンパの流れが変わってるかもしれないと」
⇒「化学療法前に(もしも)明らかなリンパ節転移所見が無かったならば」センチネ
ルリンパ節生検を行い郭清は省略すべきと私は思います。(私は化学療法前の腋窩リンパ節の状況を知りませんが…)

 
 

 

質問者様から 【質問5】

おはようございます

いつもお世話になっております。今日で(11月○日)タキソテール最終日です。
朝から病院に出かけて点滴中です。無事に8回の抗がん剤を終わる事を願っております。
母として何もしてあげれなかったように思います。後は1か月後の手術を待つ状態です。

11月○○日にもう一度手術についての説明を受けるようになっております。
田沢先生にもう一度お伺いいたします。術前化学療法をする場合は温存が目的ですか?温存・または全摘にしても予後には本当に差はないのでしょうか。

それと術前にペット検査で他には(リンパ・ほかの臓器)転移なしと言われたのですが、告知されたときは右乳房に(癌細胞)リンパの腫れありと言われたと思います。
11月5日のエコー検査ではリンパにも転移なし癌細胞も消失と言われました。それなのにセンチネルリンパ生検をするとは言われていないのはなぜでしょうか。ただリンパは取ります。
ほかのリンパも数個取りますと言われました。田沢先生はどう診断されますか。
お伺い申し上げます。もうセンチネルリンパ生検はされないのでしょうか。
今の主治医の先生は少し聞きづらい先生なので、どう質問したら良いか悩んでおります。
11月○日診察の日 私が思い切って左の乳房は大丈夫でしょうかとかリンパの状態はとか質問すると左は見ていないでしょう?リンパは転移はありませんとか、そっけない返答でした。
本当に聞きづらいです。(困惑)術前のMRIで見ます。MRIでセンチネルリンパ生検するのを決定するのでしょうか。素人なのでこんな質問ですみません。

11月○○日にはどのように質問すればいいかご指導お願い致します。本当にこんな質問ばかりで申し訳なく思っております。田沢先生が以前おっしゃって下さったように術前化学療法をしたので温存で行きましょうねとかはっきり娘に言って欲しいと思います。
母の悩みとご理解頂けたら幸せです。

 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。

「術前化学療法をする場合は温存が目的ですか?」
⇒術前化学療法は、本来「小さくして温存」以外の目的で行ってはいけません。

 担当医が(小さくして温存以外の)「適当な理由をつけて」術前化学療法を勧めたのかは、私には解りません。それは担当医に聞いてみてください。
 

「温存・または全摘にしても予後には本当に差はないのでしょうか」
⇒変わりません。

 そのことが「温存手術を正当化している」のです。
 

「それなのにセンチネルリンパ生検をするとは言われていないのはなぜでしょうか」
⇒「術前化学療法した結果、どうなったのか」は全く無関係です。

 術前化学療法前に「リンパ節転移陽性」と診断されていたとしたら「術前化学療法後に、リンパ節が小さくなろうが、大きくなろうが」センチネルリンパ節生検の適応はありません。
 逆に術前化学療法前に「リンパ節転移陰性」と診断されていたとしたら「センチネルリンパ節生検」するべきです。

 ○質問者の場合には、どうなのでしょう?
 「告知されたときは右乳房に(癌細胞)リンパの腫れありと言われた」とありますので、(化学療法前の状態が)「リンパ節転移あり」との診断だとすれば、「センチネルリンパ節転移の適応無し」となります。
 

「もうセンチネルリンパ生検はされないのでしょうか」
⇒化学療法前に「リンパ節転移あり」との診断であれば、「センチネルリンパ節生検の適応無し」となります。

 つまり、「術前抗がん剤が効こうが、効かまいが、」腋窩リンパ節の郭清は「結局同じ」なのです。
 

「術前のMRIで見ます。MRIでセンチネルリンパ生検するのを決定するのでしょうか」
⇒違います。

 「化学療法後の画像診断」は全く無関係です。
 「センチネルリンパ節生検の適応の有無」は「化学療法前の画像診断」で決まるのです。

 
 

 

質問者様から 【質問6】

田沢先生おはようございます。

今朝2回目の手術説明に行ってきました。12月○○日入院12月○○日手術に決まりました。

温存に決定しました。手術の方法は円状部分切除です。MRI見てから決めると言われました。局所再発になることが有ります。

局所再発が起こると浸潤性になることが有ります。

全摘しても皮膚・皮下に再発することも有る。

自分で決めて欲しいのですと。(DR)自分で決めると前向きになれるとDRはおっしゃいました。

手術した後
病理結果が2週間後に解ります。術前のリンパの状態は以上です。

T2(2cm以上)

M1 エコー見て(2B) リンパは腫れてます。(転移の疑いがあります) ペット検査では他には転移なし

以前  T2 N1 M0  これを見るとN1なのでリンパにも転移があったのですね。
田沢先生がおっしゃっていたことが、これで解りました。
現在はT0 N0 M0です。センチネル生検には当てはまらいのですね。

センチネルの検査はするけど(本当のセンチネルでないかもしれない)リンパが塞がっている可能性があるのです。リンパの流れが変わる可能性がある。

レベル1orLooどちらかになりますと言われました。

造影CT(リンパ)とMRI(乳房)をするそうです。

総合的に判断して
リンパはセンチネル生検も含めてMRIと造影CTを見てから決めるそうです。
温存になると術後放射線治療・ホルモン療法はいつから始まるのでしょうか。

放射線療法は30回連続になるのでしょうか。

今日耳の外側が糜爛になって37度5分の熱が出てしまって耳鼻科と皮膚科を受診しました。
タキソテールの影響でしょうか。

手がかゆみも出て大変です。手術に向けて娘と頑張って行くつもりです。

娘自身温存に決めてくれたので今は良かったと思っております。宜しくご指導お願い致します。

 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。

「リンパはセンチネル生検も含めてMRIと造影CTを見てから決めるそうです」
⇒ガイドライン上は誤りです。

 担当医がどの程度の理解をしているかは不明ですが…
 以前の回答にも強調したように「センチネルリンパ節生検の適応は、あくまでも化学療法前の画像で判断」すべきなのです。

 ○そもそも本来は「化学療法前の画像評価をきちんと示し」
 「化学療法前に」リンパ節転移が疑われるので、「化学療法の効果の有無に関わらず手術時には(センチネルリンパ節生検は行わず)腋窩郭清します」と説明しなくてはならないのです。
 この辺りを担当医が本当に理解しているのか。甚だ疑問です。
 「化学療法後の(MRIやCTなどの)画像を見て決める」というのは、ガイドラインから逸脱しています。
 

「温存になると術後放射線治療・ホルモン療法はいつから始まるのでしょうか。」
⇒放射線は1カ月後、ホルモン療法は「同時期」に開始します。(放射線とホルモン療法は併用問題ありません)
 

「今日耳の外側が糜爛になって37度5分の熱が出てしまって耳鼻科と皮膚科を受診しました。タキソテールの影響でしょうか」
⇒そう思います。

 
 

 

質問者様から 【質問7】

田沢先生おはようございます。昨日はご丁寧なご回答ありがとうございます。

手術に対しての質問をさせて頂きます。

リンパ廓清についてです。リンパ廓清をすると必ずリンパ浮腫が起こりますか。それにどのように対応すればいいでしょうか。

それと腕が上がりにくくなると聞きます。リハビリはすぐにすればいいのでしょうか。
田沢先生はドレーンは必要ないとおっしゃられています。

その根拠はなぜでしょうか。本当に不安ばかりがが募ります。近くなら田沢先生に見て頂きたいと願っております。

遠くなのでそれもかないません。

手術後1か月後から放射線治療・ホルモン治療が同時に行われるのでしょうか。

それと放射線治療は大学病院で大丈夫でしょうか。今言われているところは大学か県立病院を言われています。

何処を選択すればよいのでしょうか。ホルモン治療は飲み薬ですか。5年間服用ですか。

宜しくお願い致します。素人の質問ばかりで本当に申しわけなく思っております。

母の心配とご理解頂ければと思っております。

 

田澤先生から 【回答7】

こんにちは。田澤です。

「リンパ廓清についてです。リンパ廓清をすると必ずリンパ浮腫が起こりますか」
⇒全くそんな事はありません。

 普通は起こりません。(手術の精度によりますが…)
 

「腕が上がりにくくなると聞きます。リハビリはすぐにすればいいのでしょうか」
⇒当院では「ドレーン入れない」ので「当日から挙げられます」

 痛みには「個人差」があるので「当日は痛くて挙げられない」人もいますが、少なくとも翌朝には「大体フルに挙がります」
 そもそもリハビリなど不要です。

 ○ただし、「ドレーンをいれる」場合は、入っている間は「痛くて、腕を上げる事は困難」となります。
 その場合には「ドレーンが抜けるまで」はリハビリが不能(もしくはドレーン量が増えるから、禁止される)となってしまいます。
 『何日間か、腕を動かせない状況が続く」と、その後に「リハビリが必要」となってしまいます。
 

「田沢先生はドレーンは必要ないとおっしゃられています。その根拠はなぜでしょうか」
⇒必要ないからです。
 

 ○ドレーンは何故入れるのか知ってますか?
 「術後の出血やリンパ漏れ」を(内部に溜めずに)「外へ出す」為なのです。
 つまり、「術後の出血やリンパ漏れ」を起こさない精度があれば、「ドレーンは不要」なのです。

 ○私も最初から「ドレーン無し」としていた訳ではありません。
 「術野を汚さない(出血やリンパ漏れが無い)手術」ができるようになり、ふと「ドレーンは本当に必要か?」と疑問に思い「ドレーンを入れなくなってから2年以上」となります。
 私の考えが正しかった事は「術後の患者さんの声」を見てもらえばお解りになるでしょう。

 但し「その域に達する」には「相当数の手術経験が必要」と思います。
 「手術は出血して当然」と思っているうちは、全く不可能です。
 

「手術後1か月後から放射線治療・ホルモン治療が同時に行われるのでしょうか」
⇒本来、そうあるべきです。
 

「それと放射線治療は大学病院で大丈夫でしょうか」
⇒手術に比べれば「精度に差がない」治療なので(機器が同じならば)どちらでもいいでしょう。
 

「ホルモン治療は飲み薬ですか。5年間服用ですか」
⇒飲み薬である「タモキシフェンは必須」です。 年齢からは「5年よりは10年」が推奨されそうです。

 皮下注射である「LH-RHagonist」の併用については「化学療法閉経から月経回復」するようならば適応があります。

 
 

 

質問者様から 【質問8】

いつもお世話になり田沢先生には感謝いたしております。

田沢先生にはお忙しいのにいつも丁寧に回答いただけて嬉しく思っております。

素人の質問にも解りやすく参考にさせて頂いております。

田沢先生のお身体は大丈夫でしょうか。ご自愛くださいませ。

これからも色々な質問宜しくお願い致します。江戸川病院を受診するには事前の予約を
どのようにすればよろし良いでしょうか。私も毎年乳がんの検診して居ります。

左の乳房に石灰化しているところがあります。(10年前に言われて)毎年検診を
することを言われております。今のところ大丈夫だそうです。右には3年前に嚢胞があり
検査しましたが大丈夫と言われておりますが、少し心配です。注射針で採取して検査しました。
5月に検診受けましたが大丈夫と言われていますが、やはり心配です。ご指導お願い致します。

 

田澤先生から 【回答8】

こんにちは。田澤です。

石灰化ですね。「10年前から良性と言われている」ものであれば、それ自体は問題ないでしょう。
 

「江戸川病院を受診するには事前の予約をどのようにすればよろし良いでしょうか」
⇒病院代表に電話すると予約が取れます。

 大変混雑はしていますが、「検診」であれば慌てる必要ありません。

 
 

 

質問者様から 【質問9】

田沢先生おはようございます。

今日は少し手術の事についてお伺い致したいと思います。

12月○日術前MRI検査 12月○○日造影CT検査 12月○○日入院 12月○○日手術になっております。

大体どれぐらいの入院なのでしょうか。ドレーンを入れるとすればそれが取れるまで入院ですか。まだその事はドクター直接からは

私は聞いていませんが?娘は検査の時聞くとは思っています。ドレーンを入れるとリンパ廓清するとリハビリは出来ないと聞いています。

どのような過程になって行くのでしょうか。痛くて出来ないと聞きますが(リハビリ)

宜しくご指導お願い致します。リハビリはどのようなものでしょうか。自分で出来る方法があれば教えてください。

 

田澤先生から 【回答9】

こんにちは。田澤です。

「大体どれぐらいの入院なのでしょうか。ドレーンを入れるとすればそれが取れるまで入院ですか」
⇒ドレーンを入れるとすれば、「抜けるまでは入院」となります。

 温存術なら1週間程度でしょう。
 

「ドレーンを入れるとリンパ廓清するとリハビリは出来ないと聞いています。どのような過程になって行くのでしょうか。痛くて出来ないと聞きますが(リハビリ)」
⇒ドレーンを入れると、「痛くてリハビリができない」ことと、(ドレーン量を減らすために)「リハビリを禁止される」ことでしょう。(リハビリするとドレーン量が増加して、なかなか退院できなくなることがあります)
 

「リハビリはどのようなものでしょうか。自分で出来る方法があれば教えてください。」
⇒患側上肢を「元通りの可動域となるまで」動かすことです。

 
 

 

質問者様から 【質問10】

おはようございます。田沢先生お世話になります。

12月○日術前MRI検査に行ってきました。今日センチネルリンパ節の同定法の説明のパンフレットを頂いてきました。

12月○○日はCTを使った方法と色素法を併用します。

手術の数日前に(CTを使ったセンチネルリンパ節同定法)するそうです。大体の94%
センチネルリンパ節が解るそうです。

その後転移を調べるために血管から造影剤を注入して胸腹部CTを追加するそうです。
センチネルリンパ節を明らかにする検査ですね。

色素法でするようです。(CT併用) この場合センチネルリンパ節が解らないときはどうなるのでしょうか。

田沢先生の病院はどのような検査方法でしょうか。(センチネルリンパ節の同定法)CTと色素法と併用ですか。

(具体的には通常の造影CT検査に使用する造影剤を少量(1~2ml)腫瘍のある側の乳房内の1~3か所に注射するそうです。

直接センチネルリンパ節を造影する方法だそうです。造影CT大丈夫でしょうか。

最初 T2 N1 M0   術前化学療法後  T0 N0 M0 この場合リンパへの転移はどのくらいでしょうか。10~20個存在する腋窩リンパ節への

転移は何個ぐらいになるのですか!!  この病院ではセンチネルリンパ節が見つかる割合(同定率)は約94%だそうです。このデータは

信用できるのでしょうか?

センチネルリンパ節が解らない場合

・閉経後時間が経過している方 
・腫瘤摘出後の方
・肥満の方
・術前化学療法を受けた方   になっているそうです。

宜しくご指導ください。 

 

田澤先生から 【回答10】

こんにちは。田澤です。

以前もコメントしたように
「リンパ節郭清」は「化学療法前の評価」で行います。
私であれば、「化学療法前にT2 N1 M0」となっている(つまりリンパ節転移陽性と評価されている)場合には「センチネルリンパ節生検」は行いません。『化学療法前の転移リンパ節は郭清』します。
これは乳癌診療ガイドラインでは「勧められない」C2となっています。

「色素法でするようです。(CT併用) この場合センチネルリンパ節が解らないときはどうなるのでしょうか。」
⇒「化学療法前にN1という評価」である以上、「センチネルリンパ節生検」の結果を基に「郭清省略をしてはいけません」推奨グレードC2
 

「田沢先生の病院はどのような検査方法でしょうか。(センチネルリンパ節の同定法)CTと色素法と併用ですか。」
⇒色素法単独です。

 (センチネルリンパ節生検を開始した5年以上前ならまだしも)現在での同定率は(色素法単独ですが)「ほぼ100%」です。
 

「最初 T2 N1 M0   術前化学療法後  T0 N0 M0 この場合リンパへの転移はどのくらいでしょうか。10~20個存在する腋窩リンパ節への転移は何個ぐらいになるのですか!!」
⇒(化学療法前の画像を見ていないので)想像することは困難です。
 

「この病院ではセンチネルリンパ節が見つかる割合(同定率)は約94%だそうです。このデータは信用できるのでしょうか?」
⇒94%は低すぎです。

 通常は「100%近く」同定できます。
 

○ガイドライン上は(化学療法前の評価で)「N1」であれば「センチネルリンパ節生検の適応外」となります。
 つまり、「センチネルリンパ節生検を行い、(陰性と言う結果で)郭清省略が行われた場合」に、後日(取り残した)リンパ節再発が起こりえるのです。

 
 

 

質問者様から 【質問11】

おはようございます。
田沢先生いつもお世話になっております。

今日造影CTに行ってきました。
2日前MRIの検査も済み術前検査も終わり来週○○日に入院
○○日に手術になりました。

お蔭さまで今日のCT造影でセンチネルリンパ節の特定が出来今ホッとしております。
MRIでもCT造影でもほぼ癌細胞が消失しており

化学療法が(術前)良く効いているそうでした。
ただ心配なのは肺に白いモヤモヤしたものが映っていると言われました。
(意味不明です)

肺に転移はないのか心配です。
長い間上向きで居たのでそのせいかもしれないですと言われました。

ドレーンは2か所癌細胞の部分と腋窩部分に入れるそうです。
大丈夫でしょうか?
癌細胞の部分は手術の翌日にドレーンが取れるそうです。

ドレーンの取れるのは30ml以下が2日続けば取れるそうです。

手術時間は2時間か3時間で済むそうです。
脇の部分のリハビリはドレーンを入れててもします。
と言われました。
この病院はリハビリは自分ですることになっているそうです。
血栓とか心配です。
(肺梗塞・脳梗塞・心筋梗塞)

術後の心配がありますと・・・。
色々言われてとても不安です。
リンパ漏・リンパ浮腫
もあります。
大丈夫ですか。

タキソテールで余り浮腫はなかったのですが・・・。
浮腫の対策として手足にサポーターもしたほうが良いと言われました。
足の先からの分が良いそうです。

手術後の注意とかがありましたら、ご指導の程宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答11】

こんにちは。田澤です。

「肺に転移はないのか心配です」
⇒大丈夫です。

 術前化学療法中に「転移する」なんてことがあったら「危なっかしくて」術前化学療法ができなくなってしまいます。
 

「リンパ漏・リンパ浮腫もあります。大丈夫ですか」
⇒そんな手術にならないことを願っています。
 

「手術後の注意とかがありましたら、ご指導の程宜しくお願い致します」
⇒普通の温存手術だから、「何も心配する事はない」筈ですが…

 担当医を信じましょう。

 
 

 

質問者様から 【質問12】

田沢先生おはようございます。
昨日無事手術が終わり2日目です。

昨日手術の後の担当医の先生より説明を受けてきました。
リンパ節は5個取って頂きました。
腫瘍の部分もはっきりのサイズ(何センチか解りませんが)

取りました。
リンパは見る限りではおそらく転移は少ないだろうとおっしゃっていました。
大丈夫でしょうか。

腫瘍を触ってみましたが中央部分が固く感じましたがそれはどうした固いのでしょうか

リンパも転移があれば色が黒くなっているのでしょうか。
(ピンク色でした?)

スマホで写真を撮りましたが、載せて田沢先生に見て頂きたいのですが、少し躊躇しています。

それに画像も鮮明でないので自信がありません。
手術の後に吐き気があり2度ほど吐きました。
全身麻酔のせいですと言われました。

本当ですか。
吐き止めの点滴で収まり眠りにつきました。

ドレーンも手術当日は20mlぐらいでした。
今日もさほど変わりなく少ないようでした。

腫瘍部分は今朝ドレーンを取っていました。

腋窩も少なくて早く取れそうで安心です。
傷の痛みはありましたが、夕方には点滴も取れて良かったです。

田沢先生にお聞きします。
HER2+1陰性ですね。
術後に病理検査で陽性にも変わること
が有るのでしょうか。

陽性ならハーセプチン治療になるのでしょうか。
28日に病理結果が出るそうです。
その時は又宜しくご指導いただけます様お願い致します。
気になるのは腫瘍の中心が固くなっていたことです。
素人で思うので
すが癌細胞の部分が固くなって

いるのですか。
変な質問で申し訳ありません。
今日からリハビリを少ししていました。

(手を挙げたり)

宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答12】

こんにちは。田澤です。

「リンパは見る限りではおそらく転移は少ないだろうとおっしゃっていました。大丈夫でしょうか。」
⇒「抗がん剤がかなり効いていた」のだと思います。
 
 
「腫瘍を触ってみましたが中央部分が固く感じましたがそれはどうした固いのでしょうか」
⇒「抗がん剤により瘢痕化して硬くなっている」かもしれません。

 また「完全寛解」でなければ「癌組織が残っている」わけですので「小さくなった腫瘍」を触れているのかもしれません。
 

「リンパも転移があれば色が黒くなっているのでしょうか。(ピンク色でした?)」
⇒典型的な「転移性リンパ節」は「白みが強く」なります。
 

「手術の後に吐き気があり2度ほど吐きました。全身麻酔のせいですと言われました。本当ですか。」
⇒本当です。

 全身麻酔の薬剤による」吐き気は「術当日は良くある」ことです。
 

「HER2+1陰性ですね。術後に病理検査で陽性にも変わることが有るのでしょうか。」「陽性ならハーセプチン治療になるのでしょうか。」
⇒ありません。

 「HER2陽性」が(抗HER2療法により)「陰性化」することはありますが、逆はあり
ません。
 

「気になるのは腫瘍の中心が固くなっていたことです。素人で思うのですが癌細胞の部分が固くなっているのですか。」
⇒先にコメントした通りです。

 「腫瘍そのもの」かもしれない」し、「腫瘍が瘢痕化(線維化)したもの」かもしれません。
 どちらにせよ、心配することではありません。

 

 

質問者様から 【質問13】

田澤先生おはようございます。

新年明けましておめでとうございます。
昨年は色々お世話になりありがとうございました。

田澤先生には色々ご指導いただき感謝いたしております。

今年も宜しくお願い致します。

今日、病理検査の結果を聞きに行って参りました。
抗がん剤の効果は2bでした。
先生はよかったですねとおっしゃいました。

抗がん剤効果
0
1 a b
2 a b  娘は2bでした。
(グレード)
3
断端陰性です。

病理の結果はがん細胞がほとんど消えていたのでよく解らいそうです。
そのデータはもらえなく取ったしこりの中の6a7aに少し残っていたと言われました。

リンパ節転移もなし。
今後の治療方針放射線治療30回(6週間)→局所再発5-10%だそうです。

その後ホルモン治療が始まるそうです。
ホルモン治療と放射線治療とは平行治療はしないそうです。

放射線治療が終わってからホルモン治療をするそうです。
どちらがいいのでしょうか。

病理結果の用紙は頂けなかったので貰うことは可能でしょうか。
娘は見たくないと言いますが、家族が頂くことは可能でしょうか。

いい結果が出て本当に良かったと思っています。

これからどのような食生活を心がけるべきでしょうか。
ご指導宜しくお願い致します

 

田澤先生から 【回答13】

こんにちは。田澤です

「放射線治療が終わってからホルモン治療をするそうです。どちらがいいのでしょうか。」
⇒併用で構わないと思います。

「病理結果の用紙は頂けなかったので貰うことは可能でしょうか。娘は見たくないと言いますが、家族が頂くことは可能でしょうか。」
⇒大丈夫だと思います。

 頼んでみましょう。

「これからどのような食生活を心がけるべきでしょうか。」
⇒特別な注意は必要ありません。

 (抗がん剤も終了したことだし)自由にしましょう。

 
 

 

質問者様から 【質問14】

田澤先生おはようございます。

1月○○日から県立病院にて放射線治療が始まりました。
初日だったので10時から11時ぐらいまでかかりました。

放射線治療の時間はどのぐらいの時間でしょうか。
照射部位が日焼けしたようになってくるのでしょうか。

2月○○日まで30回照射します。
どのようなケアが必要でしょうか。

1月○○日に先生に術後初めてエコー検査をして頂いたそうです。
術部に少し水が溜まってそれが徐々に抜けていって

窪みが出てくるそうなのですが、かなり窪むのでしょうか?

1月○○日にエコー検査をして頂いた先生に診察に来るようにと言われたそうです。
前回(1月○○日)に診察しているのに

1週間後にまた来院するようにと言われるのは何かあるのでしょうか。
不安です。

まだ病理結果のコピーを頂いていません。
娘は見たくないので貰わなくていいと言っています。
どうすれば良いか迷います。

それと先生は放射線治療が終わってからホルモン治療をするそうですが、田澤先生はどう思われますか。

見てもどうなるのでもないのですが、田澤先生に是非結果を見て頂きたいのです。

宜しくお願い致します。
お忙しいのに変な質問ばかりで申し訳ありません。

 

田澤先生から 【回答14】

こんにちは。田澤です。

「放射線治療の時間はどのぐらいの時間でしょうか。」
⇒実際に照射している時間は数分です。
 

「照射部位が日焼けしたようになってくるのでしょうか。」
⇒暫くすると、そうなります。
 

「2月○○日まで30回照射します。どのようなケアが必要でしょうか。」
⇒皮膚の状況によりますが…

 軟膏を処方されると思います。(施設によって中身は異なるでしょう)
 

「1月○○日に先生に術後初めてエコー検査をして頂いたそうです。術部に少し水が溜まってそれが徐々に抜けていって窪みが出てくるそうなのですが、かなり窪むのでしょうか?」
⇒これは、さすぎに術者でないと想像できません。
 

「1月○○日にエコー検査をして頂いた先生に診察に来るようにと言われたそうです。前回(1月○○日)に診察しているのに1週間後にまた来院するようにと言われるのは何かあるのでしょうか。」
⇒貯留している「液体」を診るためではないでしょうか?

 注射器で「穿刺排水」していませんか?
 

「それと先生は放射線治療が終わってからホルモン治療をするそうですが、田澤先生はどう思われますか。」
⇒「放射線照射と同時に開始」でもいいとは思いますが…

 
 

 

質問者様から 【質問15】

田澤先生おはようございます。
病理結果を頂いて参りました。
お世話になります。

病理組織診断書

#6a,7a:residual carcinoma, breast
g, nuclear grade 1, nuclear atypia 2, mitotic counts 1 (0/2 
hpf),comedo necoeis (-), ly (-)

v(-), 断端陰性,ごく一部に乳管内病変を認める。

ER, PgR, Her2, Ki-67 L.I. は腫瘍組織が極小であり作成できませんでした。

治療効果 Grade 2b

# 1-5,6b,7b, 8-16: no maligrant lesion

lymph node: no metastatic lesion,n右腋窩(-)【0/5】

病理結果を一応頂きましたが、あまりよく解らないので、田澤先生解説をお願いできませんか。

宜しくご指導お願い致します。
今は毎日放射線治療に通院中です。

かなり元気になって、髪の毛も生えて来たと言っております。
化学療法すべて終えてからどのくらいで髪の毛が生えてくるのでしょうか。

個人差もあると思いますが・・・。

味覚障害もまだ少しだけ残っております。
食事はかなり取れるようになりました。
タキソテール終了したのは11月○日だったと思います。
(昨年)

脱カツラはいつごろになるのでしょうか。
宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答15】

こんにちは。田澤です。

「病理結果を一応頂きましたが、あまりよく解らないので、田澤先生解説をお願いできませんか」
⇒了解しました。
 以下に示します。

「#6a,7a:residual carcinoma, breastg, nuclear grade 1, nuclear atypia 2, mitotic counts 1 (0/2 hpf),comedo necoeis (-), ly (-) v(-), 断端陰性,ごく一部に乳管内病変を認める。」
⇒残存している癌は 「核異型度2+核分裂1=核グレード1」 コメド壊死無 脈管侵襲(リンパ管、血管)なし、 切除断端陰性(取りきれている) 但し、ごく一部に乳管内病変(化学療法により良悪の区別はつかないが)を認める。
 

「ER, PgR, Her2, Ki-67 L.I. は腫瘍組織が極小であり作成できませんでした。」
⇒これらの「免疫染色」は「残存している腫瘍が小さすぎて」検査する事ができなかった。
 

「治療効果 Grade 2b」
⇒これは「化学療法効果の判定基準」であり、以下に示します。
 質問者は★に相当し、「極めて高度の効果」がみられていることが解ります。
 それで、(腫瘍が殆ど無かったため)「免疫染色検査に出せなかった」訳です。

 Grade 0 無効
 Grade 1 やや有効
 Grade 2 かなり有効
  2a)高度の効果 約2/3以上の癌細胞に高度の変化が認められる場合。
  2b)極めて高度の効果 完全奏功(Grade3)に非常に近い効果があるが、極少量の癌細胞が残存している。★
 Grade 3 完全奏功 全ての癌細胞が壊死に陥ったり消失
 

「# 1-5,6b,7b, 8-16: no maligrant lesion」
⇒これは「摘出した部分切除の標本」をスライスした際に、「これらの部分には癌は無かった」という記載です。(マッピングの写真が存在している筈です)
 

「lymph node: no metastatic lesion,n右腋窩(-)【0/5】」
⇒リンパ節に転移無し(5個摘出して転移していたリンパ節は無)
 

「2~3週間もすれば」生え始めます。
 

「脱カツラはいつごろになるのでしょうか。」
⇒半年位で「短髪」となります。

 
 

 

質問者様から 【質問16】

病理結果の解説本当にありがとうございます。

「lymph node: no metastatic lesion,n右腋窩(-)【0/5】」
⇒リンパ節に転移無し(5個摘出して転移していたリンパ節は無)
について再度お尋ねいたします。

センチネルリンパ節には転移があり次のリンパ節には(摘出した5個のリンパ節には転移がなかったと言うことでしょうか。

転移はセンチネルリンパ節までだったのでしょうか?

なかなか病理結果については難しい様に思います。
でも田澤先生の解説は本当によく解
り感謝いたしております。

娘の乳がんは再発率はどのくらいになるのでしょうか。
ほかにも転移の可能性があるのでしょうか。

血液検査の結果も出ました。
もう閉経していますと言われました。
何処の数値を見て閉経と判断されるのでしょうか

コメド壊死の意味を教えて頂けませんか?  

総ビリルビン   0.5           
白血球 30
 
(低値)      LH   38.1
総タンパク    6.3(低値)      
赤血球      382      
FSH  52.9
AST  15            
ヘモグロビン量  11.5     
CEA CLIA法  1.4 
ALT   13            
ヘマクリット値  36.7     
エストラジオール  5以下
ALP  175           
MCV        96.1
LD    135           
MCH        30.1
α-GT  33            
血小板数     17.0
総コレステロール   170            
ナトリウム   144            
好中球     65.2
クロール    103            
好酸球     3.3
カリウム    3.7            
好塩基球   0.7
カルシウム   9.3             
リンパ球   24.2
尿素窒素    9.8             
単球     6.6
クレアチニン  0.49            
CA15-3 9

血液検査の結果です。

病理の検査・今までの検査を見て頂いて田澤先生の所見をお伺いできればと思っております。
宜しくお願い致します。

予後は・再発・転移はどのくらいでしょうか。
(何パーセントぐらいでしょうか)

下の娘の所の1歳3か月の双子ちゃんの一人が乳房が膨れて来てとても心配しております。
赤ちゃんにこんな事が

あるのでしょうか?小児科に連れて行きましたが、経過観察しますと言われました。
1か月後に予防注射の時にもう一度

見ますと言われています。
とても心配です。
ちょうど小学校高学年から乳房が膨れるような状態です。
田澤先生は

どう思われますか。

 

田澤先生から 【回答16】

こんにちは。田澤です。

「センチネルリンパ節には転移があり次のリンパ節には(摘出した5個のリンパ節には転移がなかったと言うことでしょうか。」
⇒今回は「センチネルリンパ節生検を行っていません」

 だから「センチネルリンパ節」は存在しません。
 腋窩リンパ節転移が0個(5個摘出の内)だったということです。
 

「転移はセンチネルリンパ節までだったのでしょうか?」
⇒センチネルリンパ節生検を行っていないので「センチネルリンパ節自体が存在しません」

 「センチネルリンパ節」とは「腋窩リンパ節の中で一番表面のもの」の呼び名であり、(センチネルリンパ節生検をしない限り)「腋窩リンパ節として区別しない」のです。
 

「娘の乳がんは再発率はどのくらいになるのでしょうか。」
⇒これは「抗がん剤をする前のデータ」が揃っていないと出せません。

 あくまでも「抗がん剤をする前の」
①腫瘍径
②リンパ節の(画像上の)転移の疑われる数
③(針生検の)グレード

これらが必要なのです。(術前抗がん剤をしてしまうと、術後の病理結果は参考にはならないのです)
 

「ほかにも転移の可能性があるのでしょうか。」
⇒(癌である以上)今後、転移再発のリスクはあります。
 

「血液検査の結果も出ました。もう閉経していますと言われました。何処の数値を見て閉経と判断されるのでしょうか」
⇒「エストラジオール 5以下」です。
 

 ただし、これはあくまでも「化学療法閉経」です。
 「39歳」であれば、今後「月経が復活する可能性も高い」と思います。
 

「コメド壊死の意味を教えて頂けませんか?」
⇒癌細胞が「乳管内を増殖」する際に、その「中心部で壊死」を起こす事が多くこれを「ニキビのように毛穴の中に皮脂が詰まった状態に似ている事から、面疱(コメド)」と呼ぶのです。
 

「病理の検査・今までの検査を見て頂いて田澤先生の所見をお伺いできればと思っております。」
⇒上記でコメントした通り、「化学療法前の正確な状況が不明」なので、難しいです。
 

「予後は・再発・転移はどのくらいでしょうか。(何パーセントぐらいでしょうか)」
⇒上記でコメントした通り、「化学療法前の正確な状況が不明」なので、難しいです。
 

「下の娘の所の1歳3か月の双子ちゃんの一人が乳房が膨れて来てとても心配しております。赤ちゃんにこんな事があるのでしょうか?小児科に連れて行きましたが、経過観察しますと言われました。」「田澤先生はどう思われますか。」
⇒ホルモンバランスです。

 様子を見ましょう。
 心配ありません。

 
 

 

質問者様から 【質問17】

田澤先生いつもお世話になっております。

ホルモン治療についてお伺い致します。
娘の場合どのようなホルモン治療薬になって来るのでしょうか。

①体内のエストロゲンの量を減らす方法と②乳がん細胞内のエストロゲン受容体とエストロゲンが結びつくのを邪魔する方法と
どちらになるのでしょうか。

抗エストロゲン薬はタモキシフェン・トレミフェンどちらになって副作用はどちらがきついのでしょうか

ホルモン治療はどのような症状が出るのでしょうか。
更年期のような症状ですか?

期間はやはり10年ぐらいになるのですか。

核異型度2+核分裂1=核グレード1 説明お願い致します。
癌の顔つきですか。
(悪性度)?

放射線治療で最後の何回かはブースト照射になるのですか?一応30回照射になっています。

産婦人科のがん検診は1年に1回で大丈夫でしょうか。
昨年7月に受けています。

娘の場合今後どのような治療があるのでしょうか。

変な質問ばかりで申し訳ありません。
宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答17】

こんにちは。田澤です。

術前化学療法後、温存手術をされていたと記憶しております。
現在は「化学療法閉経」の状態であり、年齢からすると「月経再開の可能性」が高いといえます。
この場合には(タモキシフェンに加え)「LH-RHagonistの追加」が推奨されます。
 ♯決して「化学療法閉経で閉経後のホルモン療法(アロマターゼインヒビター)を使用」してはいけません。
 

「ホルモン治療についてお伺い致します。娘の場合どのようなホルモン治療薬になって来るのでしょうか。」
⇒タモキシフェン+LH-RHagonistです。
 

「①体内のエストロゲンの量を減らす方法と②乳がん細胞内のエストロゲン受容体とエストロゲンが結びつくのを邪魔する方法とどちらになるのでしょうか。」
⇒①であるLH-RHagonistと②であるタモキシフェンです。
 

「抗エストロゲン薬はタモキシフェン・トレミフェンどちらになって副作用はどちらがきついのでしょうか」
⇒タモキシフェンです。

 トレミフェンは「閉経後」しか適応がありません。
 副作用は同等です。
 

「ホルモン治療はどのような症状が出るのでしょうか。更年期のような症状ですか?」
⇒その通りです。
 

「期間はやはり10年ぐらいになるのですか。」
⇒LH-RHagonistの指摘投与期間は明らかではありません(現時点では5年間が良いとする意見が多い St. Gallen 2015)

 ただタモキシフェンは10年投与がいいと思います。
 

「核異型度2+核分裂1=核グレード1 説明お願い致します。癌の顔つきですか。(悪性度)?」
⇒その通りです。
 

「放射線治療で最後の何回かはブースト照射になるのですか?一応30回照射になっています。」
⇒通常照射25回+ブースト照射5回です。
 

「産婦人科のがん検診は1年に1回で大丈夫でしょうか。昨年7月に受けています。」
⇒7月の時点で、全く異常がなければ「1年でOK」です。
 

「娘の場合今後どのような治療があるのでしょうか。」
⇒上記ホルモン療法のみです。

 
 

 

質問者様から 【質問18】

今日ホルモン治療の説明に行って来ました。
ノルバデックス1日1錠服用のホルモン剤処方されました。

以前田澤先生にお教え頂いたタモキシフェン+LH-RHagonistではありませんでした。

LH-RHagonistが無かったです。
ノルバデックスだけで大丈夫でしょうか。
一応2週間飲んで見て又処方するそうです。

次回から4週間処方するそうです。
これでいいのでしょうか。

LH-RHagonistがなぜ処方されなかったのでしょうか?
ノルバデックスを飲むと子宮内膜が厚くなると飲めなくなるそうで他の薬を処方しますと言われました。

それと近日中に産婦人科で子宮内膜検査を受けて来てくださいと言われました。
ノルバデックスが飲めなくなると次のお薬はどんなものでしょうか

肝機能が高いと言われました。
AST(GOT)39  r-GT(rgtp)59 好中球81.5  H28年2月
検査
AST(GOT)15 r-GT(rgtp)33 好中球
65.2  H28年1月検査

 脂肪肝かも・・・・。
 だからもう少し痩せてくださいと言われました。

  1か月ぐらいで検査に開きが出てくるものでしょうか。
体重も15kgも減少しているのですが、
まだ痩せなくては駄目なのですか。

ノルバデックスを飲み始めると体重が増加すると聞きますが本当ですか。
本人は現在元気になっていますが、脂肪肝とか、体重減とか言われると

気になっています。
それと1年に一回ペット検査は必要 でしょうか。
田澤先生は医療被曝は避けるべきですとおっしゃっていますが、どのような時に

ペット検査を受ければいいでしょうか。
それとホルモン剤を貰う時にゼネリックをと言われました。
効能はどのように違うのでしょうか。
選択は

ゼネリックでない方を選択しました。
アドバイスお願いします。

 

田澤先生から 【回答18】

こんにちは。田澤です。

「LH-RHagonistが無かったです。ノルバデックスだけで大丈夫でしょうか。」
⇒化学療法による「化学療法閉経」の状態だと思います。

 ただ、年齢的には今後「再開する可能性が高い」と思います。
 そのために予め「LH-RHagonist」を開始しておいたほうが無難です。
 

「一応2週間飲んで見て又処方するそうです。」
⇒「副作用チェックのため」です。
 

「次回から4週間処方するそうです。これでいいのでしょうか。」
⇒随分、刻みますね

 あとは「3か月処方」でいいと思います。
 

「LH-RHag onistがなぜ処方されなかったのでしょうか?」
⇒もしかして、「まず、タモキシフェンを先行させて(副作用を確認し)」後日、LH-RH agonistの併用開始の予定かもしれません。
 

「ノルバデックスが飲めなくなると次のお薬はどんなものでしょうか」
⇒閉経前であれば、「タモキシフェン」しかありません。
 

「肝機能が高いと言われました。AST(GOT)39  r-GT(rgtp)59 」
⇒大した数値ではありません。

 心配無用です。
 

「まだ痩せなくては駄目なのですか。」
⇒バランスよい食生活でOKです。
 

「ノルバデックスを飲み始めると体重が増加すると聞きますが本当ですか。」
⇒食欲がでて「太る」方もいますが、「直接、体重増加させるわけではありません
 

「それと1年に一回ペット検査は必要でしょうか。」
⇒不要です。
 

「どのような時にペット検査を受ければいいでしょうか。」
⇒採血腫瘍マーカーが上昇したときです。
 

「効能はどのように違うのでしょうか。」
⇒同じです。

 
 

 

質問者様から 【質問19】

先日は丁寧なご回答ありがとうございました。
いつも田澤先生の言葉に勇気を頂いております。

ペット検査はDRに言われると受けなければならないものでしょうか?
その時どのように断るべきなのでしょうか。

採血腫瘍マーカーが上昇したときと田澤先生はおっしゃられましたが、腫瘍マーカーは何カ月ごとに受けるのでしょうか。

年齢的には今後「再開する可能性が高い」と思います。

 そのために予め「LH-RHagonist」を開始しておいたほうが無難ですと田澤先生は言われましたが

その理由はなぜでしょうか。
「LH-RHagonist」は体内のエストロゲンの量を減らすお薬ですね。

タモキシフェンとLH-RHagonistなぜ担当医は処方しないのでしょうか。
疑問でいっぱいになってきます。

これから乳腺外来にはどのくらいの間隔で通院すればよいのでしょうか。

 

田澤先生から 【回答19】

こんにちは。田澤です。

「ペット検査はDRに言われると受けなければならないものでしょうか?その時どのように断るべきなのでしょうか。」
⇒シンプルに(無駄なお金もかかるし、医療被曝の問題もあるので)受けたくないというべきです。
 

「腫瘍マーカーは何カ月ごとに受けるのでしょうか。」
⇒3カ月~6ヵ月でいいと思います。
 

「予め「LH-RHagonist」を開始しておいたほうが無難ですと田澤先生は言われましたが、その理由はなぜでしょうか。」
⇒一度、卵巣機能が復活すると、それを抑えるまでの「タイムラグ」が生じ、其の間の「リスク」があるからです。
 

「これから乳腺外来にはどのくらいの間隔で通院すればよいのでしょうか。」
⇒タモキシフェンの処方もLH-RHagonistの投与も「3カ月毎」です。 それに合わせて「3カ月間隔」です。

 
 

 

質問者様から 【質問20】

田澤先生おはようございます。
いつもお世話になってありがとうございます。

ホルモン剤はタモキシフェンだけになりました。
LH RHagonist追加はありませんでした。
この処方で大丈夫なのでしょうか。

以前最初に治療に入る時に子供の事を聞かれもう望みませんと言ったのでこの処方になったのでしょうか。

LH RHagonist追加をしなければ何か(転移・再発)あるのでしょうか?

それと主治医の先生は僕の方針でリンパに転移が有ったのでリスクの高い人はペット検査は年1回受けて頂きますと言われました。

どうすれば良いのでしょうか。
5月にペット検査の予定です。

それと1か月に1回定期健診に来てくださいと言われました。
これは妥当なのですか。

それと放射線を受けた部位が黒くなってきているのですが、触っていけないと思い、保湿もまだしていませんが、もう保湿もしていいのでしょうか。

放射線のDRに今月検診に行きます。
お風呂に入って柔らかいガーゼで拭くようにと言われました。
ケアの方法をご指導お願い致します。

それと産婦人科に行ってきました。
子宮内膜は薄くて正常でした。
ホルモン剤を飲み始めるとだんだん厚くなっていくのでしょうか?

それはどのくらい経てば厚くなるのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答20】

こんにちは。田澤です。

「ホルモン剤はタモキシフェンだけになりました。LH RHagonist追加はありませんでした。この処方で大丈夫なのでしょうか。」
⇒月経が再開しないか注意しましょう。

 もしも再開するなら早めに担当医に話をして、「LH-RHagonistの併用」としてもらえばいいのです。
 年齢的には再開する可能性が高いと思います。
 

「以前最初に治療に入る時に子供の事を聞かれもう望みませんと言ったのでこの処方になったのでしょうか。」
⇒無関係です。
 

「LH RHagonist追加をしなければ何か(転移・再発)あるのでしょうか?」
⇒月経再開に注意していれば大丈夫です。
 

「それと主治医の先生は僕の方針でリンパに転移が有ったのでリスクの高い人はペット検査は年1回受けて頂きますと言われました。」
⇒無駄な医療被曝です。
 

「どうすれば良いのでしょうか。5月にペット検査の予定です。」
⇒それで「担当医との関係が気まずくなる」のでなければ、「経済的理由や医療被曝の問題があるので、やりたくない」と断りましょう。
 

「それと1か月に1回定期健診に来てくださいと言われました。これは妥当なのですか。」
⇒「月に1度」も何をするのでしょう??

 不要です。
 

「それと放射線を受けた部位が黒くなってきているのですが、触っていけないと思い保湿もまだしていませんが、もう保湿もしていいのでしょうか。」
⇒保湿に努めてください。
 

「ケアの方法をご指導お願い致します。」
⇒優しく洗って「保湿すること」です。
 

「それと産婦人科に行ってきました。子宮内膜は薄くて正常でした。」
⇒それは幸いでした。
 

「ホルモン剤を飲み始めるとだんだん厚くなっていくのでしょうか?」
⇒そういう傾向にあります。
 

「それはどのくらい経てば厚くなるのでしょうか?」
⇒個人差があります。
 一概には言えません。

 
 

 

質問者様から 【質問21】

田澤先生おはようございます。
術前の病理結果が入手しました。
田澤先生の所見をお聞かせいただければと思っております。

再発転移の確率はどのようになるのでしょうか。
以前質問の時田澤先生が術前病理結果が
解らないと何も言えない言って居たため

主治医の先生に言って病理結果を頂いてきました。

invasive ductal carcinoma, scirrhous carcinoma, breast, biopsy

nuclear grade 1, nuclear atypia 2, mitotic counts 1 (2/10 hpf), ER(score
3b

[60%], 6Fll, Leica), PgR(score 3b[80%] 16, Leica),Her2 (score
1+,
CBll,

Leica), ki-67 L.I. (30%,DAKO)

それと上記の病理結果の説明をどうかお願い致します。
 

ホルモン治療の事でお伺いいたします。
ホルモン治療5年間の方と10年間の方との違いを
教えてください。

ステージとかに関係しますか。
タキモシフェンのみの方とLH アゴニストプラスの方との違いをどのような違いが

ありますか?変な質問ばかりで申し訳ありません。
宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答21】

今日は。田澤です。

「再発転移の確率はどのようになるのでしょうか。
以前質問の時田澤先生が術前病理結果が解らないと何も言えない」
⇒回答16でお答えした様に、そのためには
 抗がん剤投与前の
  ①腫瘍径(画像所見)
  ②リンパ節転移を疑われる個数(画像上)
  ③針生検でのグレード

 ○今回は、これらのうちの③しか情報がありません。
  上記①②が判明しないと、「再発転移の確率は不明」となります。
 

「それと上記の病理結果の説明」
「invasive ductal carcinoma, scirrhous carcinoma, breast, biopsy」
⇒浸潤性乳管癌、組織型は硬癌
 

「nuclear grade 1, nuclear atypia 2, mitotic counts 1 (2/10 hpf),」
⇒核グレードは1(内訳は核異型が2点で、核分裂が1点)
 

「 ER(score 3b[60%], 6Fll, Leica), PgR(score 3b[80%] 16,Leica),Her2 (score 1+, CBll,Leica), ki-67 L.I. (30%,DAKO)」
⇒ER(エストロゲン受容体)陽性、PgR(プロゲステロン受容体)陽性、HER2スコア1+(陰性)Ki67(細胞分裂期に有る細胞の割合)が30%

 ○まとめると、浸潤性乳管癌(硬癌)核グレード1、luminal type(ホルモン療法が効くタイプ)
  

「ホルモン治療5年間の方と10年間の方との違いを教えてください。」
⇒ATLAS試験の長期成績で「5年より10年の方が予後を有意に改善する」ことがあきらかとなったのです。
 

「ステージとかに関係しますか」
⇒ステージに無関係です。
 

「タキモシフェンのみの方とLH アゴニストプラスの方との違いをどのような違い」
⇒SOFT試験でLH-RHagonistの上乗せ効果がある群は
 ①35歳未満の群
 ②化学療法閉経後に月経が再開した群

 質問者(の娘さん)は②に(これから)該当するのではないかと思われます。

 
 

 

質問者様から 【質問22】

小野薬品から出ているオブジーノについて乳がんの治療薬に役立つのでしょうか。

まだ臨床には使っていないのでしょうか。
免疫をあげるお薬ですか。

宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答22】

こんにちは。田澤です。

全くエビデンスがありません。
標準療法でいいのです。

「まだ臨床には使っていないのでしょうか。
免疫をあげるお薬ですか」
⇒その通りです。

 
 

 

質問者様から 【質問23】

田澤先生おはようございます。

いつもお世話になっております。
昨日乳腺外科に1か月検診と腫瘍マーカーの結果を聞きに行ってきました。

血液検査の結果です。

総ビリルビン0.7
総蛋白 6.7
AST 20
ALT 19
ALP 194
LD 133
γ-GT 54 高
総コレステロール 149
ナトリウム 142
クロール         105
カリウム 4.0
カルシウム 9.1
尿素窒素 11.8
クレアチニン 0.50

血液一般検査

白血球数 24  低
赤血球数 362 低
ヘモグロビン量 11.3
ヘマトクリット値 34.4
MCV 95.0
MCH 31.2
MCHC 32.8
血小板数 12.9 低

白血球分類

好中球 66,3
好酸球 2.0
好塩基球 1.2
リンパ球 20.5
単球 10.0

CAI5-3 10
CEA CLIA法 1.8

① 肝機能が高いのが気になります。

② 白血球・赤血球が低いです。
これは抵抗力が落ちているのでしょうか。

③血小板低いのはなぜでしょうか。

それともう一点気になることが有ります。
それは手術した左胸が固くなっている事です。
主治医の先生は大丈夫ですと言われました。

患部は術後は固くなるのが普通なのでしょうか。

ノルバデックスを飲み始めたため肝機能高くなったのでしょうか。
肝機能が高くなれば
薬はどうなるのでしょうか。

来週やはりペット検査をします。
主治医の先生の指示です。
断れませんでした。

今は1か月に1回のペースで乳腺外科に通っていますが、田澤先生の江戸川病院はどの
ぐらいの間隔で受診されているのでしょうか。

ホルモン剤はいつも28日分処方されています。
これから生活して行く上で血液検査で注意する項目はどこでしょうか。

本当によく解らないです。
今日のこの結果では余り何も注意されませんでしたが、気になります。

宜しくご指導お願い致します。

 

田澤先生から 【回答23】

こんにちは。田澤です。
私が拝見するに、「気になるところは全くない」です。(おそらく担当医も、大丈夫ですの一言だった筈です)
 

「① 肝機能が高いのが気になります。」
⇒この値は「高い」うちにはいりません。
 

② 白血球・赤血球が低いです。これは抵抗力が落ちているのでしょうか。」
⇒抗ガン剤の影響でしょう。(その内、自然と回復します)
 

③血小板低いのはなぜでしょうか。
⇒抗ガン剤の影響でしょう。(その内、自然と回復します)
 

「主治医の先生は大丈夫ですと言われました。患部は術後は固くなるのが普通なのでしょうか。」
⇒私が実際に診察していないので、コメントしずらいですが…

 「主治医が大丈夫」と言っているのだから大丈夫でしょう。
 

「ノルバデックスを飲み始めたため肝機能高くなったのでしょうか。肝機能が高くなれば薬はどうなるのでしょうか。」
⇒高いうちに入りません。

 ○AST ALTが、もしも3桁になれば、「休薬」します。
 

「今は1か月に1回のペースで乳腺外科に通っていますが、田澤先生の江戸川病院はどのぐらいの間隔で受診されているのでしょうか。」
⇒3カ月に1回です。

 毎月通院する理由がわかりません。
 

「ホルモン剤はいつも28日分処方されています。これから生活して行く上で血液検査で注意する項目はどこでしょうか。」
⇒腫瘍マーカーと肝機能ですが…

 3カ月に1回で十分です。
 

「本当によく解らないです。今日のこの結果では余り何も注意されませんでしたが、気になります。」
⇒全くの正常です。

 御心配なく。

 
 

 

質問者様から 【質問24】

田澤先生ご無沙汰しております。
いつもQ&Aを拝見させて頂いております

今日は少しお聞きしたいことが有りますので宜しくお願い致します。

娘の事で気になることが有ります。
現在ホルモン治療中です。
昨年12月(中旬)日に手術をし
て(温存)放射線治療を受け

現在に至っております。
その節は色々お世話になりありがとうございます。

7月(中旬)日高熱が出る。
39度4分  1日中熱あり。

次の日は熱下がる。
体がだるい。

10月(中旬)日  37度9分  前日の夜に吐き気・めまいがあり。
歩行がしにくくなった。

背中の関節が痛く朝調子が悪く違和感がありました。

10月(中旬)日・(中旬)日胸のモヤモヤがある。
息苦しい感じがする。

肺が心配である。
転移再発が心配である。
タモキシフェンの副作用もあるのでしょうか。

更年期症状なのでしょうか。
本人は息苦しいので肺に転移していないかと言っていますが、大丈夫でしょうか。

乳腺外科では1か月に1回エコーをして異常なしと言われています。
夜の睡眠が(熟睡出来ない)5か月前から気になっています。

薬を飲むべきかどうか迷っています。
(睡眠導入剤)

先月9月に産婦人科検診をして子宮内膜は異常なしと言われています。
手術して頂いた病院へ行くべきかまたは乳腺外科に診察に行くべきか迷っています

田澤先生のご意見をお聞かせして頂ければと思い質問させて頂きました。
宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答24】

こんにちは。田澤です。
何でもかんでも「転移に結び付けて心配する」のは、残念ですが、(お気持ちとしては)仕方がないとは思います。
ただ、冷静に「症状を分析する」ことが重要です。

「肺が心配である。転移再発が心配である。」「本人は息苦しいので肺に転移していないかと言っていますが、大丈夫でしょうか。」
⇒私が見る限り
 
 心配なのは(肺転移ではなく)「放射線肺臓炎」です。
 一度「胸部レントゲン」を撮影してみましょう。

「37度9分  前日の夜に吐き気・めまいがあり。歩行がしにくくなった。」
「背中の関節が痛く朝調子が悪く違和感」
「タモキシフェンの副作用もあるのでしょうか。」
「更年期症状なのでしょうか。」

⇒まさに、これらはその通りだと思います。

「乳腺外科では1か月に1回エコーをして異常なし」
⇒1カ月に1回??

 やり過ぎです。(せめて3カ月に1回にすべきです)

「夜の睡眠が(熟睡出来ない)5か月前から気になっています。」「薬を飲むべきかどうか迷っています。(睡眠導入剤)」
⇒(迷うことなく)服用しましょう。

「手術して頂いた病院へ行くべきかまたは乳腺外科に診察に行くべきか迷っています」
⇒「微熱」「息苦しさ」「咳」があるようであれば、「放射線肺臓炎」は気にするべきです。

 胸部レントゲン(近くの内科でもいいので)撮ってもらい、「それで問題無ければ、余計な受診は不要」です。

 
 

 

質問者様から 【質問25】

田澤先生いつもお世話になります

以前にお世話になりました。
昨年の12月で術後1年になりました。
1か月に1度検診とホルモン剤のお薬を頂きに乳腺外科に通院しております。

2日前に1か月毎の検診に行った時の事です。
娘が手術したところが時々チクチクしていると先生に言っていました。

最近そんなときが時々あるそうです。
気になって質問させて頂きます。
手術痕がチクチクすることはあるのでしょうか。

それと1年になるのでマンモを撮りましょうと言われて撮りました。

異常はなかったのですが、気になりました。
田澤先生は1年するとマンモをするのでしょうか。
エコ-は1か月毎にして頂いております。

前回血液検査もしました。

CA15-3 9
CEA CLIA法 0.6でした。
異常なしとのことですが、この値はどうなのですか。
血液検査は3か月毎ですが、これでいいのでしょうか。

白血球 35 赤血球393です。
これからは産婦人科で検診も半年ごとに受けていますが
今の所子宮内膜は大丈夫だと言われています。

先生はこれからの受診はどのようにすればいいのでしょうか。
ホルモン剤を飲み半年ごとの婦人科検診とエコー検査で大丈夫でしょうか。

田澤先生の病院は術後1年の患者さんにはどのような指導をされていますか。
検診・検査を含めてご指導いただければと思っております。

宜しくお願い致します。

それと現在少し体重増加になって来ていますが、ホルモン剤の影響でしょうか。
ジムに少し通いたいと言っていますがそれで

体重の調整をしても良いのでしょうか。
過激な運動は避けた方が良いのですか。
今月又産婦人科に行って定期検診をします。

子宮内膜の検査です。
ホルモン治療をしている田澤先生の患者様はどのように指導をされているのでしょうか。

 

田澤先生から 【回答25】

こんにちは。田澤です。

「手術痕がチクチクすることはあるのでしょうか。」
⇒あります。

 特に術後数年の間は気候(気圧とか寒さ)により、痛みが急に強くなったりします。

「田澤先生は1年するとマンモをするのでしょうか。」
⇒撮影します。
 これは(術後検査の方針が施設間で様々でありながら)唯一殆どの施設で行われていることです。

「CA15-3 9 CEA CLIA法 0.6でした。異常なしとのことですが、この値はどうなのですか。」
⇒全く正常です。

「血液検査は3か月毎ですが、これでいいのでしょうか。」
⇒1年過ぎたら「半年に1回」でいいと思います。

「ホルモン剤を飲み半年ごとの婦人科検診とエコー検査で大丈夫でしょうか。」
⇒婦人科については、それでいいでしょう。

「田澤先生の病院は術後1年の患者さんにはどのような指導をされていますか。」
⇒特別な指導はしません。

 定期的に通院するなかで、採血が「3カ月に1回⇒6ヵ月に1回」となる位です。

「体重の調整をしても良いのでしょうか。過激な運動は避けた方が良いのですか。」
⇒バランスの良い食事、適度な運動
 
 (乳癌だからといって)特別なことではありません。
 普通に「健康的な生活」をおくることです。

「子宮内膜の検査です。ホルモン治療をしている田澤先生の患者様はどのように指導をされているのでしょうか。」
⇒子宮内膜の肥厚が見られたら休薬、それだけです。





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