[管理番号:6121]
性別:女性
年齢:38歳

術後2年です。

術前化学療法後、手術(レベル1まで郭清)しました。

現在ホルモン治療のため、希望して3ヶ月に1度エコーもしてもらっています。

(エコーは主治医が行っています)

いつもはすんなり終わるのですが、今回は脇のリンパ節あたりで先生の手が止まりました。
何度も何度も角度を変えて見ている様子。
その場では異常ありませんでした、
と言われましたが、いつもと違ったために不安です。

レベル1~3のどれかのリンパ節が再発した場合、初期の頃は判断が微妙で、怪しいけれど次回3ヶ月後まで経過観察するという場合も先生によってはあり得る事なのでしょうか?

それともリンパ節の再発は初期でもエコーですぐ分かり、疑われれば細胞診するのでしょうか?
主治医は年配ですが不安を煽る事は言わない感じなので、疑いレベルでは患者に話さないのではないか…などと想像しています。

田澤先生でしたら少しでも怪しいと感じたらすぐに患者に話し、確定診断に移しますか?

先生の「今週のコラム89回 特徴的なことに(この上半期だけでも)4件もあった(術後再発に対する)「腋窩郭清術」があります。」を見ると不安です。

また、時間の経過で郭清したリンパ節などに変化が起こり、それでいつもと違ったなども考えられるのでしょうか?
宜しくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「今回は脇のリンパ節あたりで先生の手が止まりました。」
「何度も何度も角度を変えて見ている」

⇒気になったことは事実だと思いますが…

 「有意な腫大ではない」と最終的に判断したのでしょう。(いずれ「3カ月後なら全く問題なし」ということです)

「初期の頃は判断が微妙で、怪しいけれど次回3ヶ月後まで経過観察するという場合も先生によってはあり得る事なのでしょうか?」
⇒ありえます。(「今週のコラム105回目」は事実なのです)
今週のコラム 105回目 「前医で細胞診良性」を信じられない私をご理解ください。

「それともリンパ節の再発は初期でもエコーですぐ分かり、疑われれば細胞診するのでしょうか?」
⇒医師によるのです。(主として、自分の細胞診に自信を持っているかどうか?が関係していると思います)

「田澤先生でしたら少しでも怪しいと感じたらすぐに患者に話し、確定診断に移しますか?」
⇒その通りです。

 患者さん側から「様子をみたい」と言われれば様子を見ますが、「物事の先送りが無意味」なことは政治をみるまでもありません。

「時間の経過で郭清したリンパ節などに変化が起こり、それでいつもと違ったなども考えられるのでしょうか?」
⇒何か「勘違い」されていますね?

 「郭清したリンパ節」とありますが、「郭清したのであれば、それはそこには無い」のです。

 腋窩郭清することで「残存したリンパ節が反応性に腫大する」ことはあります。





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