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局所再発について

[管理番号:5279]
性別:女性
年齢:45歳
昨年9月(上旬)日 左乳癌の告知を受けました。
10月(上旬)日 左乳房全摘術 リンパ節郭清術
胸の癌細胞は6.5×4.3センチ
リンパ節転移2/6個
ステージⅢa
グレード3
ki67 85%
トリプルネガティブ
術後FEC4コース
ドセタキセル4コース
放射線治療は主治医がしなくて良いと言ったので受けず4月(中旬)日の抗がん剤を最後に無治療に入りました。
4月末より左胸の痛みが強くなり5月中旬には傷口の上にしこりを感じるようになりました。
5月末の検査の時に主治医に伝えるとあれだけ大きな手術をしたのだからどこかしら痛くて当たり前と言われ胸のしこりは骨だと言われました。
6月の中旬には傷口周囲はかなり硬くなりぽつぽつと発疹も出て来て横になって寝ると左胸背中左腕に激痛が走りロキソニンが欠かせなくなりました
7月に入るとロキソニンも効かなくなり左腕も上がらなくなり横になって寝る事は諦め一晩中座って過ごすようになりました。
腫瘍マーカーもずっと一桁で7月(上旬)日の検査でも8.3しかなく『今回も何も問題ないですね』と主治医は1年後の検査を9月にしようかと予約を取ろうと話し出したので
痛くて一晩中座ってる事、左腕は上がらなくなった事、傷口周囲は硬くなり発疹が出来ている事を話すと胸を見てすぐに検査の予約を入れました。
7月(中旬)日検査の時に緩和ケア科を受診したい事を伝えるも取り合ってもらえずトラムセットを処方され
7月(中旬)日  局所再発の告知を受け放射線を受けるようにと放射線科に回されたけど痛くて横になれないことを伝えるとようやく緩和ケア科の受診が出来てタペンタとオキノームが処方されました。
7月(中旬)日より経口抗がん剤開始
2週間タペンタとオキノームの内服を続け途中リリカも追加になりましたが横になって寝ることは出来ず放射線を急いでいた為7月(下旬)日入院し硬膜外麻酔を入れました。
7月(下旬)日より緩和ケア科の先生立会のもと4回の放射線を受けましたが4回目の8月(上旬)日放射線終了後意識喪失してしまい放射線は完全に中止。
未だに横になって寝る事は出来ずベッドをギャッジアップして寝るか座っているかの状態です。
主治医には胸の手術をして欲しいとお願いしましたが皮膚表面の癌も少しずつ広がっているし胸の奥の癌も強固で手術をして切除しても顕微鏡レベルでの除去は難しくまたすぐに癌が顔を出すから手術をする意味がないと言われそれも他の病院でも再手術をしてくれるとこはないししてくれるとしたら専門医ではないでしょうと断言されてしまいました
今日これからの治療方針の話し合いが有るのですが、
私は再発ではなく取り残しだと思ってるので現在○○県の○○で治療してますが○○のがんセンターでのセカンドオピニオンを希望してみようと思って居て出来れば田澤先生が切ってくださるので有れば、
東京に行ってでも切ってもらいたいと強く思っています。
主治医は今出来るのは点滴での抗がん剤しかないと言っているのですが、田澤先生のご意見をお聞かせください。
今月造影剤を使ったCT、骨シンチをしましたが左胸以外に転移は有りません。
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
まず指摘しておかないのは
 局所再発は局所再発でも「手術で摘出したら、それで解決」というレベルの局所再発ではないようです。(その疼痛は普通では無いからです)
現状は遠隔転移がないのだから、「強力な抗癌剤」⇒縮小したら(疼痛も改善する筈です)「手術」と目標を立てましょう。
「主治医は今出来るのは点滴での抗がん剤しかないと言っている」
⇒その通りだと思います。
 FECとDTXを術後にしているのだから、「bevacizumab + paclitaxel」に期待すべきです。