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後悔と不安の日々です

[管理番号:5289]
性別:女性
年齢:57歳
最近こちらを拝見するようになり、田澤先生のお言葉にに力をいただいております。
6月下旬に自分でしこりを発見し、7月中旬に乳癌と診断診断されました。
針生検の結果、おとなしいタイプとの事です。
大きさは11ミリ程で、7月中旬の超音波検査ではリンパ節転移はありませんでした。
後悔と不安で辛い日々です。
下記につきまして、田澤先生のお言葉がいただければ幸幸いでございます。
①検査を受けるのがもう一年早ければ、まだ浸潤していなかった可能性が高いでしょうか?
時は戻らないので、どうにもならないとわかっていながら、こんな質問お許しください。
②まだこれからMRIやCTの検査があり、手術は早くても、しこりを発見してから2ヶ月半以上先の9月中旬頃になりそうです。
リンパ節転移などが心配です。
ここ数日、脇の下がチクチクする感じがします。
病状が進行している可能性が高いでしょうか?
拙い質問で恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「①検査を受けるのがもう一年早ければ、まだ浸潤していなかった可能性が高いでしょうか?」
⇒これは解りません。
 乳癌は以下の2タイプがあります。(勿論、その中間もあるわけですが)
 1.比較的早期(小さいうち)に浸潤して、浸潤癌として大きくなる
 2.非浸潤癌として広範囲に拡がった後に、浸潤する
 ☆つまり(1年前は)「小さい浸潤癌(5mmくらい?)」として見つかったかもしれませんし、「非浸潤癌」として見つかった可能性もあり、どちらとも言えません。
「ここ数日、脇の下がチクチクする感じがします。」
⇒これは、良くある症状であり、「ストレスによる副乳の痛み」です。
 (そもそも)リンパ節転移に症状などないので「無関係」なのです。
「病状が進行している可能性が高いでしょうか?」
⇒11mmで「進行」など、とんでもない無駄な心配です。