乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:5275]
性別:女性
年齢:60歳

4月末に左乳房温存手術をし
7月に25回の放射線治療を終えました。

8月に化学治療となりますが
①ファルモルビシン+エンドキサン
3周毎×4回
②タキソール ウィークリー 12回
行う予定です。

病理結果
ステージ1  浸潤径 0.8×0.6  髄様

f,ly(-) v,(-) surgical
margin(-)
ER, PR 共に陰性 HER 2 +3
MIB-1 60%

と書いてあります。

実は病理検査はプレパラートを
お借りしてもう一箇所でみてもらった
のですが、そこでは
浸潤径 1.1×1.1センチでした。

(たまたま通っていた先生が病理が専門だっという事で、みてあげると言われていたのでお願いしました。)

追加治療としてハーセプチンを一年間
ウィークリー 52回 したほうが良いかで悩んでいます。

主治医はハーセプチンは1センチを
超えるかどうかで判断するのだけれど
私の場合はしてもしなくてもよいのでは
という見解ですが迷っています。

先生はどう思われますか?
ご意見聞かせて下さい。

宜しくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

非常に驚いたというのが正直なところです。

HER2陽性の場合、通常「(抗癌剤を含めた)抗HER2療法をすべきか?」というところが論点となりますが、(抗癌剤をやることが前提で)「ハーセプチンを併用すべきか?」で迷う事は通常無いと思います。

「主治医はハーセプチンは1センチを超えるかどうかで判断」
⇒非常に珍しい考え方だと言えます。

今まで私が診療してきたり、このQandAでの質問でもそうですが、「ハーセプチンを併用すべきか?」で躊躇する事は皆無です。

○実際は
浸潤径≦5mm 抗HER2療法(抗癌剤+ハーセプチン)は不要
5mm<浸潤径≦10mm 抗HER2療法(抗癌剤+ハーセプチン)を考慮する(必須ではない)
10mm<浸潤径   抗HER2療法(抗癌剤+ハーセプチン)は必須

質問者は「抗HER2療法を考慮する」にあたります。
(抗癌剤だけをするなど、通常選択することはなく)「やるならハーセプチン併用が常識(やらないなら両方ともやらない)」ということです。

「先生はどう思われますか?」
⇒上記通りです。

「化学療法単独」などありえません。(そんな選択肢があるなど、誰も考えたことは無いでしょう)
やるなら、「化学療法+ハーセプチン」だし、やらないなら「どちらもやらない」
とてもシンプルなことです。





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