乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4423]
性別:女性
年齢:62歳

初めまして
ただ今間質性肺炎で入院中です。
 ステロイド剤で治療中です。

昨年9月に右乳房温存手術、リンパ節1転移あり kt67も45と高かったので 術後補助療法で抗癌剤TC4クール 4クールが終わったところで肺炎が発症してしまいました。

質問ですが、放射線治療もまだ始まっていません。
放射線治療もできないのてしょうか。

今後もし再発した場合は抗癌剤治療は出来ないのでしょうか
ステージは2Aとのことです。

術後の詳しいデータは頂いています。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

抗癌剤による間質性肺炎は有害事象の中でも重篤なものです。
原則として「術後補助療法は中止(ホルモン療法以外)」となります。

「放射線治療もできないのてしょうか。」
⇒やるべきではありません。

 ○放射線照射は「肺炎のリスク因子」となるのは間違いありません。
 術後補助療法は「あくまでも再発予防」なので、「命を賭ける」べきではないのです。

「今後もし再発した場合は抗癌剤治療は出来ないのでしょうか」
⇒再発「治療」は再発「予防」とは全く次元の異なる話です。

 再発治療は行わなければ命にかかわる事です。その場合には(ある程度の)リスクは許容されるのです。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

前回4423でお返事頂きました。
ありがとうございました。

昨年9月右乳房温存術、11月抗がん剤TC×4 ジーラスタ×4
1月末4回目終わったところで、間質性肺炎が発症してしまいました。

パルス療法後はステロイドを服薬し、25mgになり退院になりました。

3月末退院後の1回目の通院、血液検査で炎症反応が高いとのことで翌日造影剤を使って肺のCT検査、足・太もも等のエコー検査で動脈肺血栓塞栓症で緊急入院。

現在はプレドニゾロン1.5mg、エリキュース10mg
(朝晩5mgづつ)アレンドロン5mg、バクトラミン、ラべプラゾールを服用しています。

乳がんの治療はこれからになります。

放射線治療は、田澤先生の回答通りにお断りしました。

そこで教えて頂きたいのは、副作用のことです。

抗がん剤の副作用でこんなにいろいろ病気が出ているのでホルモン剤を飲むことに、抵抗があります。

このまま無治療での余命と、ホルモン剤は飲んだほうがよいか田澤先生のお考えを教えて下さいませ。

お忙しいところ恐縮です。

(ステージ2a)

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
間質性肺炎は(乳癌の術後補助療法として用いる)抗癌剤の副作用としては「最も重篤」なものと考えて差し支えありません。
♯本来、術後補助療法とは「あくまでも予防」という位置づけであり、命の危険を冒すものではないからです。

「このまま無治療での余命と、ホルモン剤は飲んだほうがよいか」
⇒細かいデータが無いので詳細は不明ですが

 10年生存率は85%前後だと推測します。
 ホルモン療法はした方がいいと思います。

 ○慎重に「まずは隔日」⇒「通常投与」など工夫してみましょう。





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