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抗癌剤の追加について

[管理番号:6224]
性別:女性
年齢:46歳
乳がん確定時よりいつも乳がんプラザを参考に知識を習得し気持ちの整理をさせて頂いています。
今回はたくさんの情報より自分の今後の対応がよくわからなくなり相談させて頂ければと思いました。
抗癌剤の必要性と必要であれば先生は抗癌剤は何を選択されますか?
お忙しい中恐縮ですが、先生のご意見をお伺いできればありがたいです。
病理結果(両側乳がん)
右→再発。
浸潤性乳管癌(硬癌)、腫瘍1.5
、腫瘍をなさない直径98mm に及ぶ範囲に
も分布、真皮への浸潤あり、ホルモン受容体陽性、ki67 15%、grad1、センチネルリンパ節1/2微小転移。
術前皮膚の赤化、
発熱、肥厚あり。
(初発12年前 腫瘍1.7
ホルモン受容体陽性 温存手術 リンパ節転移なし) 
左→浸潤性乳管癌、腫瘍1.5 、脂肪への浸潤あり、ホルモン受容体陽性、ki67 3%、
grad2 、センチネルリンパ節転移2/2
リンパ節転移は4個で抗癌剤追加と読みましたが、左はセンチネルリンパ節2個採取の結果です。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
物事はシンプルに考えましょう。
(ルミナールタイプにおいて)術後の再発予防として抗癌剤の上乗せがあるのは「ルミナールB」です。(Aでは「上乗せがない」ことは証明されています)
質問者はルミナールAです。
抗癌剤は(私なら)一秒も迷うことなく提案しません。
⇒の皮膚の肥厚が気になるなら…(初回手術の際に放射線かけていないなら)放射線照射の適応はあります。