乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4738]
性別:女性
年齢:37歳

いつもこちらのサイトで勉強させていただいております。

よろしくお願いいたします。

今年の4月に乳頭性管癌と診断されました。
エコー画像では4ミリと言われていまして、温存でいけますと言われましたが、局所再発がを避けたかったので、全摘手術を受けました。

術前にマンモトーム生検を受けました結果です。

エストロゲン7(8点満点中)
プロゲステロン4(8点満点中)
HER2 1+

核異型スコア2
核分裂スコア1
核グレード1
でした。
MIB一1などは出ていません。

MRI、CTなど撮り、異常は見つかりませんでした。

術後、センチネルリンパ節を3つ取り、3つとも転移はありませんでした。

そして、術後の病理の結果を聞いたところ、がん細胞が見つからないとの答えが返ってきて、かなり動揺しております。

病理の先生は、全摘した検体からはがん細胞は見つからなかったので、
もう一度マンモトーム生検をした細胞をチェックしたいとのことで、ただいま結果待ちです。

こんなことはありえるのでしょうか?
乳がんと診断され、手術までして、がん細胞が見つからない。

そんなことはありえるのでしょうか?
先生のご意見をお聞きしたいです。

あと、マンモトーム生検の上記のような場合、今後の治療は、ホルモン療法のみと言われております。

それで大丈夫でしょうか?
MIB一1が出ていないので、不安です。

先生のこのサイトで勉強させていただいておりますが、
抗ガン剤はいらないでしょうか?

お忙しいとは思いますが、先生のお答えをいただきたく思います。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「乳がんと診断され、手術までして、がん細胞が見つからない。そんなことはありえるのでしょうか?」
⇒このケースでは可能性は2つだけです。

 1.マンモトームで病巣が殆ど採りきれたため残存病変を探すのが困難(完全に採り切れている可能性もあります)
   ♯病変が小さい場合には起こりうることです。

 2.マンモトームの病理診断が誤り(もともと癌では無かった)

 ⇒(もともと)4mmであれば、「1の可能性」が高そうには思います。

「今後の治療は、ホルモン療法のみと言われております。それで大丈夫でしょうか?」
⇒ホルモン療法も必要かどうか?というレベルです。

 私が同様のケースであれば(マンモトームで取りきれる程度の病変で全摘)⇒ほぼ根治として「無治療を提案」します。

「抗ガン剤はいらないでしょうか?」
⇒適応外です。(この状況で抗癌剤を選択する乳腺外科医は日本中に一人もいないでしょう)

 
 

 

質問者様から 【質問2】

リュープリンの投与
性別:女性
年齢:37歳

いつもこちらのサイトを見て勉強させていただいております。

4月(下旬)日に右胸全摘手術を受けまして、5月(中旬)日からノルバデックスを服用しております。

ノルバデックスは左胸の健側の再発予防にもなるので、
ノルバデックスは飲んでいきましょうと言われました。

その時、主治医の先生は、リュープリンは必要ない。
過剰治療になるとおっしゃっられたので、ノルバデックスの服用のみです。

3ヶ月間服用をして、6月、7月、8月ときっちりと生理がきます。

経血の量も減らず、日数も減らず、今までと同じ感じで普通にきます。

なので、今のところ、ホットフラッシュやめまいなどの副作用も全く出ておりません。

本当に薬が効いているのか不安です。

先生のサイトで
SOFT試験でのリュープリンによる効果
①35歳未満
②化学療法閉経が回復した場合

を勉強させていただき、私は①の年齢に近いので
当てはまらないのか不安でいっぱいです。

今からでもリュープリンを始めた方がよろしいでしょうか?
それとも、このままノルバデックスのみでいいのでしょうか?
今後、生理が普通にきっちりきても、気にしなくていいのでしょうか?

お忙しいとは思いますが、先生のご意見をいただきたいです。

よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

このメール内容で気になるのは、「ノルバデックスは左胸の健側の再発予防にもなるので、飲んでいきましょうと言われました。」という記載です。
もしかして「非浸潤癌」なのではないですか?(病理の記載がないので不明ですが…)

☆わざわざ「健側の再発予防」といういい方をしているので、そう思いました。
 もしも非浸潤癌ならば、(そもそも無治療が妥当であり)LH-RHagonist(リュープリン)など不要となります。

「今からでもリュープリンを始めた方がよろしいでしょうか?」
⇒もしも非浸潤癌なら不要です。

 浸潤癌ならば、(30歳代だから)リュープリンしてもいいとは思います。

「今後、生理が普通にきっちりきても、気にしなくていいのでしょうか?」
⇒ノルバデックスは生理とは(そもそも)無関係です。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

リュープリンの投与
性別:女性
年齢:37歳

お忙しいのにお返事ありがとうございました。

私の場合、初め癌が見つかった時4ミリでマンモトームの結果
浸潤癌と診断されました。
局所再発のリスクを下げたかったので
全摘をして、最終病理の結果を待っていました。

結果は全摘をした検体からは、癌細胞が見つかりませんでした。

主治医の先生も、一番最初の質問の田澤先生の回答通り
マンモトームで病巣が殆ど採り切れた為、残存病変を探すのが困難。
マンモトームで癌細胞を採り切れたのかもしれない。

(4ミリと小さかったので)
と言われました。

最終結果は2ミリの浸潤癌(マンモトームで採りきった検体)、
5ミリの非浸潤癌(体に残っていた検体)でした。

主治医の先生は

エストロゲン7(8点満点中)
プロゲステロン(8点満点中)
HER2 1+
核異型スコア2
核分裂スコア1
核グレード1
MIB-1 10%
センチネルリンパ節、転移なし

「サブタイプから見ても、リュープリンの投与は過剰治療にあたると思う。
乳がんガイドラインでも、浸潤癌でも5ミリ以下の場合、無治療ともなっているぐらいです。
でも、健側の左胸の再発予防にもなるので、
ノルバデックスは飲んでいきましょう。
どうしてもあなたがリュープリンの投与を望むのなら、打ちますよ」

と言われており、かなり悩んでおります。

現在、3ヶ月、ノルバデックスを服用し、きっちり生理がきております。

田澤先生なら、このようなサブタイプですが、37歳の私にリュープリンの投与をすすめますか?

もし打つとしたら、術後4ヶ月たっていますが、
リュープリンの開始は遅くないですか?
あと、2年ですか?5年ですか?どのくらいの期間打つのがおすすめですか?

先生のご意見をお聞きしたいです。
宜しくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

2mmの浸潤癌であれば(更に、全摘なのだから)ほぼ根治と考え無治療とします。
(前回も、そのように回答しましたよね?)

「田澤先生なら、このようなサブタイプですが、37歳の私にリュープリンの投与をすすめますか?」
⇒??
 回答1をもう一度ご覧ください。

 (以下、回答1からの抜粋)

 「今後の治療は、ホルモン療法のみと言われております。それで大丈夫でしょうか?」
⇒ホルモン療法も必要かどうか?というレベルです。

 私が同様のケースであれば(マンモトームで取りきれる程度の病変で全摘)⇒ほぼ根治として「無治療を提案」します。

「リュープリンの開始は遅くないですか?あと、2年ですか?5年ですか?どのくらいの期間打つのがおすすめですか?」
⇒そもそも(リュープリンどころか)ホルモン療法自体不要です。(上記コメント通り)





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