乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4305]
性別:女性
年齢:46歳

初めまして。
オーストラリア在住、46歳で、今年の1月上旬に日本の病院で、左乳房全摘手術を行いました。
主な精密検査はオーストラリアで、手術のみ日本で、その後の化学療法をオーストラリアで行うと考えています。
そこで、以下の病理結果にたいして質問です。

浸潤径     3.0X3.0X2.0cm
組織型     粘液癌 (乳頭直下)
拡がり     乳腺ー脂肪ー皮膚(乳頭付近)
リンパ管侵襲  ly 2
脈管侵襲    v? 2
リンパ節転移(センチネルリンパ節) 1個 (21個切除中1個)
断端      とりのこし無し
核異型度    1
ER?????????????????? +
PgR        +
HER2?????????????? -

主治医からは、一般的な治療である、抗がん剤3か月、放射線療法(PMRT)5週間、ホルモン療法7年と言われました。

当初、粘液癌は、抗がん剤は効かないため術後はホルモン療法のみと聞いてましたが、上記のとおり、リンパ管侵襲、脈管侵襲があるため、抗がん剤投与をすすめられました。
粘液癌に対し、この療法を受ける場合と受けない場合では、再発・転移率または生存率にどれくらいの差があるのでしょうか?また、皮膚への浸潤があるため、放射線療法も受けることになってますが、こちらも受ける場合と受けない場合で、再発・転移または生存率にどれくらいの差があるのでしょうか。
ホルモン剤7年服用したとして、やはり、抗がん 剤投与と放射線療法には抵抗があります。

また、主治医からは、危険因子として、腫瘍が大きかったこと、皮膚まで拡がっていたこと、脈管侵襲・リンパ管侵襲が2で肺や骨に十分行き渡っていること、リンパ節に転移していることなどが挙げられました。

特に脈管侵襲やリンパ管侵襲が0の場合と2の場合では、再発率や生存率にどれくらいの違いがあるのでしょうか。
以上よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「リンパ管侵襲、脈管侵襲があるため、抗がん剤投与をすすめられました。」
⇒根拠がありません。

「粘液癌に対し、この療法を受ける場合と受けない場合では、再発・転移率または生存率にどれくらいの差があるのでしょうか?」
⇒NewAdjuvant.comを用いると、「再発率では8% 生存率では4%の違い」となります。

 ただし、NG1の典型的な粘液癌であるので「実際は、殆ど化学療法によるベネフィットはない」可能性が高いように思います。
 それにしても「Ki67」も測定せず、OncotypeDXもなしで化学療法を提案することには根拠がありません。

「皮膚への浸潤があるため、放射線療法も受けることになってます」
⇒あまり関係ないように思いますが…

 その部分は皮膚切除しているわけですよね?

「が、こちらも受ける場合と受けない場合で、再発・転移または生存率にどれくらいの差があるのでしょうか。」
⇒差は無いでしょう。

「主治医からは、危険因子として、腫瘍が大きかったこと、皮膚まで拡がっていたこと、脈管侵襲・リンパ管侵襲が2で肺や骨に十分行き渡っていること、リンパ節に転移していることなどが挙げられました。」
⇒どれもこれも、全く賛成しません。

「特に脈管侵襲やリンパ管侵襲が0の場合と2の場合では、再発率や生存率にどれくらいの違いがあるのでしょうか。」
⇒そのようなデータはありません。

 気にする様なことではありません。





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