乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:5145]
性別:女性
年齢:52歳

はじめまして。

質問の機会を与えて頂き有り難うございます。
現在、52歳、閉経前です。

早速ですが、宜しくお願い致します。

5月に乳ガンの診断を受け、6月に広範囲部分切除術を受けました。

術後病理の結果
31×15mm Invasive micropapillary
carcinoma with mucinous change
断端陰性
SN:(+)1(-)1微少転移1
SLN levelⅠ:0/10 SLN levelⅡ:
0/5
ER:90%以上(+) PG:10~20%(+)
HER2:陰性 Ki67:5% Tumor grade:Ⅱ
でした。

術後の補助療法として、ホルモン療法と放射線治療はルーティンで受けることになっています。
それに加え、主治医からはケモも勧められています。
田澤先生の意見を参考にさせて頂く限り、認識に間違いがなければ、リンパ節転移はあるものの、ルミナルAと思われ、ケモの必要はないように感じています。

そこで、田澤先生でしたら、どのような補助療法を勧めて下さいますか?もし、ケモををした場合の上乗せはどれ程になりますでしょうか?お教え頂けましたら幸いです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

いまだに、「リンパ節転移を化学療法の根拠とする医師がいる」ことを残念に思います。

「それに加え、主治医からはケモも勧められています。」
⇒不要です。

 何を根拠にでしょう?「微小転移?」「微小乳頭がんだから?」それとも「それら両方?」
 全く根拠がありません。

「田澤先生の意見を参考にさせて頂く限り、認識に間違いがなければ、リンパ節転移はあるものの、ルミナルAと思われ、ケモの必要はないように感じています。」
⇒その通りです。

「そこで、田澤先生でしたら、どのような補助療法を勧めて下さいますか?」
⇒タモキシフェンです。
 化学療法は1秒も考えません。

「もし、ケモををした場合の上乗せはどれ程になりますでしょうか?」
⇒ほとんど0でしょう。(OncotypeDXをすればわかります。さすがにKi
67=5%であればlow riskとなるでしょう)

 
 

 

質問者様から 【質問2】

恐れ入ります。

今朝質問させて頂いた者です。
ご報告させて頂いた術後病理の結果のTumor gradeに見誤り、入力間違いがあり、訂正をお願いしたく、重ねて追質問したいことを追加して、再度、質問お願いしたした次第です。

52歳 女性 閉経前です。

5月に乳ガンの診断を受け、6月に左乳房広範囲部分切除+広背筋による一次一期再建術を受けました。

術後病理の結果は
31×15mm Invasive micropapillary
carcinoma with mucinous change
断端陰性
センチネルリンパ節:(+)1 (-)1 微少転
移 1
SLN Level Ⅰ:0/10 SLN Level
Ⅱ:0/5
Tumor grade Ⅰ (tb2、nc2
、mt1)
ER 90%以上:陽性
PG10~20%:陽性
HER2:陰性
Ki67:5%

術後の補助療法にホルモン療法と放射線治療を受けることになっています。
加えて、
主治医から抗がん剤治療(TC療法)を薦められております。
私は出来れば抗がん剤治療は避けたいのですが、田澤先生お考えでしょうか?

また、もし抗がん剤治療を追加するとなれば、その場合の上乗せ効果はどの程度見込まれますでしょうか?

今一つは、放射線治療の寡分割照射を希望しているのですが、センチネルリンパ節転移陽性の場合は適応外でしょうか?

お忙しいとは思いますが、ご回答頂ければ幸いです。
恐れ入ります。

今朝質問させて頂いた者です。
ご報告させて頂いた術後病理の結果のTumor grade
に見誤り、入力間違いがあり、訂正をお願いしたく、重ねて追質問したいことを追加して、再度、質問お願いしたした次第です。

52歳 女性 閉経前です。

5月に乳ガンの診断を受け、6月に左乳房広範囲部分切除+広背筋による一次一期再建術を受けました。

術後病理の結果は
31×15mm Invasive micropapillary
carcinoma with mucinous change
断端陰性
センチネルリンパ節:(+)1 (-)1 微少転
移 1
SLN Level Ⅰ:0/10 SLN Level
Ⅱ:0/5
Tumor grade Ⅰ (tb2、nc2
、mt1)
ER 90%以上:陽性
PG10~20%:陽性
HER2:陰性
Ki67:5%

術後の補助療法にホルモン療法と放射線治療を受けることになっています。
加えて、
主治医から抗がん剤治療(TC療法)を薦められております。
私は出来れば抗がん剤治療は避けたいと思っていますが、田澤先生でしたらどのようにお考えでしょうか?

また、もし抗がん剤治療を追加するとなれば、その場合の上乗せ効果はどの程度見込まれますでしょうか?

今一つは、放射線治療の寡分割照射を希望しているのですが、センチネルリンパ節転移陽性の場合は適応外でしょうか?

お忙しいとは思いますが、ご回答頂ければ幸いです。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

回答に変更はありません。

追加質問
「放射線治療の寡分割照射を希望しているのですが、センチネルリンパ節転移陽性の場合は適応外でしょうか?」
⇒その通りです。

 ASTRO:American Society for Radiation Oncologyの基準では「50歳以上」「pT1-2N0」「全身化学療法を行っていない」全てを満たさなくてはならないのです。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

術後治療について
性別:女性
年齢:52歳

先日はご多忙のなか御指導いただき有り難うございました。
先生から御教示いただき安心して化学療法はお断り出きました。
今後は放射線治療とホルモン療法を予定してます。

そこで度々の質問で恐れ入りますが、

①放射線治療は主治医としてはセンチネルリンパ節転移が一個と微小転移が一個のため鎖骨上下領域の照射は迷うところ、とのお話でした。
ガイドラインではリンパ節転移1~3個はC1となっていますが、有害事象とのバランスを考慮しますといかがなものでしょうか。

私はレベル1~2の脇窩リンパ節郭清を受けましたが幸い術後のリンパ浮腫もありませんでした。
しかし鎖骨部への照射により、
結果的に脇窩部にも照射野が広がることが
あるなら、二次的にリンパ浮腫を生じないかが心配です。

②ホルモン療法はタモキシフェン10年に
LHRHアゴニストの併用を勧められました。

しかし、私は子宮内膜増殖症の既往があり、3年前そうは術を受けています。
(初診時に主治医には報告済みです。)その後
昨年の段階で再燃はありませんでしたが、

タモキシフェンによる内膜増殖の促進作用に不安があります。
服用は問題ないでしょうか、先生のお考えはいかがでしょうか?

タモキシフェンが好ましくないとすれば、
LHRHアゴニストとアロマターゼ阻害剤を併用する症例もあるのでしょうか?

もし適応があるなら、ゾラデックスとリュープリンのどちらがお勧めでしょうか
投与の頻度と期間はどの程度が妥当でしょうか?

年齢的にもここ数年の月経状況からも遠からず閉経を迎えると思われますが、閉経後はアロマターゼ阻害剤単独となるでしょうか。

以上、お忙しい中たびたびの質問で恐れ入ります。
よろしく御教示の程お願いいたします。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

(大変、失礼ながら)その主治医の治療方針には謎が深まるばかりです。

「鎖骨上下領域の照射は迷うところ」
⇒「迷うところ」という理由がわかりません。

 腋窩郭清して(追加分に)転移はないことは解っていますよね?
 私に言わせれば…
  (微小転移なのに)「レベル1と2で15個も無駄にリンパ節を郭清」して「それ以外に転移がない」とわかっているのに「照射を迷っている」ということが、とても奇異に感じます。

「子宮内膜増殖症の既往」「昨年の段階で再燃はありませんでした」
「タモキシフェンによる内膜増殖の促進作用に不安」
「服用は問題ないでしょうか」

⇒問題ありません。
 婦人科医に定期的にチェックしてもらえば済む話です。

「LHRHアゴニストとアロマターゼ阻害剤を併用する症例もあるのでしょうか?」
⇒私は(閉経前の適応であるアロマターゼを)閉経前に行う「適応外診療」は決して行いません。





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