[管理番号:2649]
性別:女性
年齢:48歳

田澤先生、初めまして。
よろしくお願いいたします。

トリプルポジティブです。
(ER 1%、 PgR 1%、 Her2 +3)

質問ですが、ホルモン受容体が1%しかないのに、この後「ホルモン治療が5年必要だ」と主治医に言われました。

現在、ハーセプチン治療中です。
(1年間投与予定)
「今のガイドラインでは1%でも、あれば陽性なので治療を勧めています」というお話でした。

自分としては、主治医から「ホルモンがあまり効かないタイプ」と何度か言われていたので、今後は無治療でいいと考えていました。

副作用や子宮がんのリスクがあるのに、治療の確かな効果があるかどうかはっきりしないまま、ホルモン治療には納得がいきません。

「しないという選択でも出来ますか?」と聞いたところ、「Her2の治療はしていますが、ホルモンの治療はしていないので1%でも受容体があれば、再発の可能性があります」と言われました。
効果があるのなら前向きに考えますが、効くかどうかわからず副作用に悩むような生活を5年間も送れません。

セカンドオピニオンしたほうがいいのでしょうか。

◇抗がん剤治療(半年間)平成27年7~12月
エピルビシン+シクロフォスファミド 4クール
ドセタキセル+ハーセプチン 4クール

◇乳房温存手術 平成28年1月
ステージⅠ(大きさ1.7cm)
リンパ転移なし(リンパ節郭清なし)
病理結果:腫瘍消失
◇ハーセプチン治療 平成28年2~11月
14クール

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「ホルモン受容体が1%しかないのに、この後「ホルモン治療が5年必要」
⇒この考え方は一般的です。(私もこうしています)

 ○ホルモン療法は「効果と副作用のバランスに優れているから」なのです。
 

「効果があるのなら前向きに考えますが、効くかどうかわからず副作用に悩むような生活を5年間も送れません。」
⇒まずは、ホルモン療法を始めて見ましょう。

 その上で「副作用が気になる」のであれば、止めればいいのです。
 

「セカンドオピニオンしたほうがいいのでしょうか。」
⇒「食わず嫌い」というわけではないですが…

 もしかすると「ネットの情報で」ホルモン療法に対して「悪いイメージ」があるのかもしれませんね。
 ○我々、治療する側からすると「ホルモン療法をやっておけば…」という事態を避けたいのが本音です。

 ホルモン療法は「殆どの人にとっては、QOLをそれほど損ねない」治療と言えます。(勿論、中には副作用が酷く出る人がいることも事実ですが)
 まずは試してみましょう(止めるのはいつでも、できるのです)





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