乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:5439]
性別:女性
年齢:36歳

はじめまして。

田澤先生のご意見を伺いたく、質問させていただきます。

現在、出産してから3年半、断乳後まもなく2年がたつところです。

今年2月はじめに右胸に痛みを感じ、触ってみたところビー玉くらいの大きさのしこりのようなものも感じたため、【A病院】(乳腺クリニック)を受診しました。

マンモグラフィの結果、がんではないので、痛くても硬くても気にしないように言われました。

念のため、予約が取れ次第エコーもしておきましょうとのことでした(予約は5月中旬に取れました)

その後、3月中旬に下半身が筋肉痛のように痛くなり、しばらく様子を見ましたが、起き上がれないほど痛みが増しました。

また、両ひざ下に2~3cmの赤い発疹が複数出てきたため、【B病院】(総合病院)の整形外科を受診しました。

痛みの原因は赤い発疹の方にあるかもしれないとのことで、同病院の皮膚科を紹介していただき、皮膚科での診察の結果、結節性紅斑と診断され、プレドニン30mg/日を飲み始めました(皮ふをとっての検査はこちらの病院ではできないとのことで、原因はわかりませんでした)
30mg→20mg→10mg→(離脱症状がでたため)
15mg→10mg→7.5mg→5mg→2.5mg/日と漸減し、5月末でプレドニンは終了となりました。

5月中旬、予約の日となったため、【A病院】を再度受診し、エコーをしていただきました。

結果、膿がたまっていたため切開して、ドレーンを挿入しました(1か月ほど挿入したまま過ごしました)。

結節性紅斑との関係もたずねましたが、関係はない、もし関係があるとすればプレドニンのせいで炎症が悪化しているのだろうとのことでした。

フロモックス、ミノマイシン、クラビットなどの抗生剤を1か月半ほど飲みましたが、改善どころか症状が悪化していること(しこりがどんどん大きくなっていって、7月になる頃には右胸の3/4ほどが硬くなっていました。
また、しこりの上の皮ふが一部赤くなりはじめました)、また経過観察だけでより詳細な検査をしていただけなかったこと(次にエコーをとるとしても1か月後になるとのこと)から、別の【C病院】を受診することにしました(紹介状は書いていただいておりません)。

【C病院】(総合病院の外科)では初診時にエコーで見ていただき、エコーの技師さんの診断の結果、蜂窩織炎と診断されました。

クラビットを1週間、ジェニナックを3週間飲みましたが、改善はありませんでした。

その後8月上旬に、赤くなっていた皮ふのうち2~3つが破れて膿のようなものが出てきたため、担当医の外来の日ではなかったのですが受診をしたところ、触診の結果がんの可能性もあるとのことで、血液検査(腫瘍マーカー)とCTの検査をすることになりました。

腫瘍マーカーの結果は問題なし、CTの方は炎症性乳がんの可能性があるとのことで、今度は針生検を行いました。

針生検から1週間ほどたったころ、細胞をとったあたりのしこりの上の皮ふが破れ、今までになく出血したため、担当医の外来の日ではなかったのですがまた受診しました。

その際診察していただいた先生は触診してすぐ、「この硬さとひきつれはがんだね」とおっしゃりました。

針生検の結果は来週出る予定です。

田澤先生の過去のQ&Aを拝見し、自分の症状は肉芽腫性乳腺炎ではない
かと思っておりましたが(1~2cmほどの皮ふの発赤が複数あるものの全体的に赤くはなっていない)、プレドニン服用中も症状の改善がみられなかったこと、また【C病院】での医師の断言(がんだね)、そして炎症性乳がんと肉芽腫性乳腺炎、蜂窩織炎は区別が難しいと他サイトで見たことなどもあり、針生検の結果が出るまで不安がつのる毎日です。

長くなり申し訳ございません。

1) これまでの経過から、田澤先生でしたらどのような診断をされますでしょうか。
また、もし針生検の結果でも判断がつかなかった場合、どのような検査をして病名を確定されますか?
2) 現在かかっている【C病院】の担当医は、これまでのところ針生検で針をさすとき以外視診・触診をされていないのですが、どちらの病院でも外科ではそのような対応でしょうか?(視診・触診しないのはハラスメントなどが問題になることもあるせいかと想像しておりますが、これも不安を助長している一因です)

どちらも田澤先生におたずねするような内容でないことは承知しておりますが、近所に設備が整った乳腺外科がなく質問させていただきました。

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

『炎症性乳がんに炎症なし』
今回の経過はどうみても「炎症」です。それだけで「炎症性乳がんは否定」されます。

「炎症性乳がんと肉芽腫性乳腺炎、蜂窩織炎は区別が難しいと他サイト」
⇒全くの誤りです。(どこの医師かしりませんが、それぞれ全く違います)

「1) これまでの経過から、田澤先生でしたらどのような診断をされますでしょうか。」
⇒肉芽腫性乳腺炎です。

「また、もし針生検の結果でも判断がつかなかった場合、どのような検査をして病名を確定されますか?」
⇒「経過」と「画像(超音波で十分)」と「組織診(黄色肉芽など)」で十分です。

「針生検で針をさすとき以外視診・触診をされていないのですが、どちらの病院でも外科ではそのような対応でしょうか?」
⇒それでは困りますが、それ以上コメントできません。

「近所に設備が整った乳腺外科がなく」
⇒肉芽腫性乳腺炎の治療に「設備」など不要です。
 ステロイドと(必要時にvolume reductionをするための)マンモトームがあればいいのです。(ドレナージは全く無効です)





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