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炎症性乳がん

[管理番号:5952]
性別:女性
年齢:38歳
ちゃんと送信出来ていなかったので改めて質問させて頂きます。
この間マンモグラフィを受けて石灰化が見つかりました。
悪性の物だろうとの事で細胞を採取しました。
今はその結果待ちなのですが、炎症性乳がんは治らないとの事で不安です。
治療法はどんなものが最適なのでしょうか?
(下旬)日にはCT検査をするみたいです。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
率直言いますと、何故質問者が「炎症性乳癌」と考えているのかが(このメール内容からは)全く想像できません。
このQandAでも「数多くの方(時には乳腺外科医さえも)が炎症性乳癌を勘違い」していらっしゃることは明白です。(実際には炎症性乳癌は「一目で解る」ものであり、「これは炎症性乳癌?」みたいに迷うものでは決してないのです)
「マンモグラフィを受けて石灰化が見つかりました。悪性の物だろうとの事で細胞を採取しました。」
⇒この文面からして「とても、炎症性乳癌とは考えられません」
 何故なら、もしも炎症性乳癌ならば「石灰化で見つかる」どころか、『マンモを撮影することができない(できたとしても、撮影した技師から、「マンモどころではないから、早く乳腺外科を受診して!」と指摘されない筈がない)からです。』
「石灰化でみつかり、たぶん悪性だから細胞を採取」などと、呑気なことにはならずに、「これは只事では無い(と、一目で解るほど、乳腺全体が真っ赤となるのです)」として、すぐに抗癌剤の予定となる筈だからです。
「今はその結果待ちなのですが、炎症性乳がんは治らないとの事で不安」
⇒何故、炎症性乳癌と(質問者が)考えているのかが全く理解できません。
 (しつこいようですが)もしも炎症性乳癌ならば、「結果待ち」な状況とはなりません。(すぐに治療の予定を組む筈です)