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手術ありがとうございました。

[管理番号:4671]
性別:女性
年齢:50歳
こんにちは。
3月(中旬)日に温存手術をしていただきました。
○○○○です。
1月に他の病院で乳がんと診断されましたが、その後こちらで田澤先生に相談させて頂き、さらにセカンドオピニオンから手術まで、秘書様にも大変お世話になり、スムーズに入院手術となりました。
入院はたったの2泊3日と超スピーディな日程でしたが、見舞いに来てくれた家族や友人の子供は、大きい亀やフラミンゴや何とアルマジロも見れたと大喜びでした。
手術も本当にあっと言う間で、術後数時間は痛くて痛くて何度も看護師さんを呼んでしまいましたが、治ってからは退院後も一度も痛み止めを飲んでおりません。
家族が驚くほど退院後普通に過ごしていて、かえって心配されています。
何より驚いたのは、このサイトで質問した時に答えていただいた事が、
そのまま術後の病理検査結果と一致した事です。
私の拙い文面から読み取って、答えて下さいました。
明確な答え方が当時不安で押し潰れそうだった私を本当に安心させて下さいました。
自宅は(関東)で、通院には2時間弱かかりますが、迷わず先生の手術を受けようと決心して本当に良かったです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
本日少しだけ質問させて下さい。
キズは痛みもなく、乳房の形もほとんど変形なくありがたい気持ちでいっぱいです。
数日前に肋骨に痛みを感じまして、鏡で見ておりましたら腕を上に上げた時乳房の下部に筋というか、少し皮膚がひきつれているようになってまして、痛かったのは肋骨ではなく皮膚でした。
これはしっかりストレッチなどしていれば良くなっていきますか?
キズのテープは3週間ほどで剥がれ、そのままにしていました。
キズが治るにつれ、乳頭が上の方に引っ張られてフラットな感じになって来ています。
キズにテープを貼ったほうがいいですか?次回の先生の診察が7月なので、少し不安になりました。
最後に、会社の健康診断を受けなくてはならないのですが、放射線治療が終わってからの方がいいですか?また、乳腺エコーなどは受けなくてで大丈夫ですか?
質問は以上です。
5月(上旬)日より放射線治療が始まります。
ガンを告知された時からは想像出来ないほど穏やかに過ごしています。
本当にありがとうございました。
 

田澤先生からの回答

今日は。田澤です。
「乳房の下部に筋というか、少し皮膚がひきつれているようになってまして、痛かったのは肋骨ではなく皮膚でした。」
⇒(傷よりも)「下部」であること、「引きつれている」「腕を上に挙げたとき」というkey wordからは「モンドール」ではないかと推測します。
「これはしっかりストレッチなどしていれば良くなっていきますか?」
⇒自然に改善します。
 モンドールは(皮下の浅い血管の)血管炎ですから、一時的なもので「1~2カ月で改善」します。
「キズにテープを貼ったほうがいいですか?次回の先生の診察が7月なので、少し不安になりました。」
⇒質問者は、当院で放射線を予定していますので(その場合には)放射線科医に「照射中は剥がされてしまう」ことになります。
 放射線が終了してから貼る様にしましょう。
「最後に、会社の健康診断を受けなくてはならないのですが、放射線治療が終わってからの方がいいですか?」
⇒あまり関係ありませんが…
 その方がいいかもしれません。(多少白血球が下がるので、不要な心配の素となりそうです)
「また、乳腺エコーなどは受けなくてで大丈夫ですか?」
⇒不要です。