乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:3756]
性別:女性
年齢:37歳

初めまして。

昨年より乳腺外科に通っていますが、不安な日々を過ごしています。

誠実な対応をしてくださるこちらで聞いてみたいと思いました。

長くなりますが経過を書きます。

2015年年初より左乳房乳頭分泌あり→6/(下旬)乳腺専門外科でエコーにて6mmの腫瘤、乳管内乳頭腫の疑い→
半年ごとに経過観察
乳頭分泌には悪性を疑う所見なし

2016年春より乳頭分泌増加→ 7/(下旬)穿刺吸引細胞診
を実施→ 8/(上旬)にクラス4の結果→8/(上旬)MRI、8/(中旬)コアニードル針生検→8/(下旬)結果
……………………………………………………………………………………………
MRI→造影前画像では乳管内血液貯留あり。
造影後画像ではDCISが認められる。

nippleから17mm。
区域性の線直径はnipple-胸壁
に35mm、正面から10時半の方向に30mm、直行する方向に16mm。
CNB→異形の乏しい小型上皮細胞が充実性に増殖層を形成。
ER染色は一様に強陽性、CK5/6染色はほぼ陰性。
悪性腫瘍とくに、low
gradeのDCISが疑われる。
浸潤性の有無は不明。

……………………………………………………………………………………………
確定診断が出ず、マンモトームを勧められましたが、
遠方で通いにくく、病院を地元の総合病院に転院し、
9/(上旬)にエコー下針生検と分泌物採取→9/27結果
……………………………………………………………………………………………
少数の乳管だが異形細胞の単調な増生と打ち抜き用腺腔形成もみられるためlow grade DCISが疑われるが、UDHが鑑別に挙げられるため免疫組織化学を追加。

追加→乳管内増殖性病変ではER陽性細胞がびまん性にみられ、CK5/6陽性細胞は基底細胞のみにみられる。
Low grade DCISを支持する結果。

分泌物→多数の泡沫細胞と扁平上皮細胞がみられる。

異形細胞、悪性初見はみられない。

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DCISと言われ、全摘(異常のない右乳房も視野に入れ)を検討しましたが、今、結果が曖昧で、ひどく大きいものではないので部分切除+放射線を勧められ迷っています。

CTと骨シンチはしますか?と聞かれ、よく知らなかったので今週することになりましたが、こちらを拝見しDCISには必要ないものと知り、骨シンチは断るつもりです。
ただ、昨年卵巣に腫瘍がありましたのでCTは受けてもいいのかもと思っています。

《質問》
1.遠隔転移はもちろんないと思いますが、同時に他臓器に疾患があればCTで判別できるのでしょうか?

2.針生検をしましたが、医師から診断が難しいと言われ、診断書も曖昧な表記だったので確定診断は出ていないという認識でよろしいでしょうか?

3.自分で決めるべきことでおかしな話なのですが、
やはり全摘は過剰治療でしょうか?

4.乳頭分泌は針生検後黄色から血性に変化、排卵日周辺に出ます。
問題ないでしょうか?

5.手術は急を要さず冬休みに近い12月あたりを希望していますが、最初の診断より約半年の経過後では遅いでしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

単孔性の(単孔性ですよね?)乳頭分泌があり、「乳管造影もせずに」(1年以上の経過観察の後に)針生検を慌てて行い、なかなか診断がすすまず(現時点で)「非浸潤癌の疑い」ということですね。
日本中、同様の診療が行われているようです。

「CTと骨シンチはしますか?と聞かれ」
⇒一体全体、「非浸潤癌の可能性が高い」という現状で「遠隔転移の検査を案内」する事自体「恥知らず」と言えます。

「こちらを拝見しDCISには必要ないものと知り、骨シンチは断るつもり」
⇒極めて正しい判断です。
 自分の身は自分で守らなくてはならない、「リスキーな世の中」ですね。

「1.遠隔転移はもちろんないと思いますが、同時に他臓器に疾患があればCTで判別できるのでしょうか?」
⇒そんな目的で行うべきではありません。

 ♯卵巣に腫瘍(卵巣嚢腫?)は、そもそも「MRIでないと区別付き難い」と思います。(無駄な検査は止めましょう)

「2.針生検をしましたが、医師から診断が難しいと言われ、診断書も曖昧な表記だったので確定診断は出ていないという認識でよろしいでしょうか?」
⇒「Low grade DCISを支持する結果」という表現は、そう思います。

「3.自分で決めるべきことでおかしな話なのですが、やはり全摘は過剰治療でしょうか?」
⇒もしも非浸潤癌ならば(その可能性は高いと言えますが)「全摘は根治」となるので過剰治療とは言えません。(極めて安全な治療と言えます)

 ただし、今回は「確定診断でない」ことを考えると(治療する側からは)「部分切除ならまだしも、(全摘しておいて)実は癌では無かった」という事態は避けたいものです。

「4.乳頭分泌は針生検後黄色から血性に変化、排卵日周辺に出ます。問題ないでしょうか?」
⇒問題ありません。

「5.手術は急を要さず冬休みに近い12月あたりを希望していますが、最初の診断より約半年の経過後では遅いでしょうか?」
⇒分泌から考えると「去年の初めから」殆ど変化無いことが想像されます。

 今更「数カ月の遅れ」は殆ど影響ないと思います。





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