乳がん手術は江戸川病院・東京

[管理番号:6212]
性別:女性
年齢:32歳

Q&Aを拝見させていただきました。
断乳後の血性分泌は質問が多いようで、お知らせの方から過去の質問も拝見させていただきました。
ただ、
少し自分と状況が異なり、今後どうしていくべきか悩んでいるので質問をさせて下さい。

現在、断乳後1年2ヵ月です。
断乳後は月に1回くらい軽く絞って分泌が止まったかを確認していました。
3ヵ月前にはじめて1箇所から血性分泌を確認しました(黒色)
近所の乳腺外来を受診し、触診、マンモ、エコー、分泌物の確認(プレパラートに採取して確認)しましたが、異常なしで様子見ということになりました。
担当医は授乳時の傷だったり、ホルモンの影響によるものでしょうと言っていたと思います。

それから様子を見ていましたか、白色や黄色の分泌になり安心していると、また血性になったりと、3ヵ月間はこの繰り返しです。

あまり絞るのも良くないと思い、2週間に1回くらいの確認にしています。

そこで質問ですが、
①じわりでも多孔性のうちは1箇所が血性でも病変がある可能性は低いと考えても良いのでしょうか?また、片胸は分泌なし、血性の分泌が出る胸のみ多孔性である場合も上記同様の考え方で良いのでしょうか??
(現状、両胸ともじわりですが多孔性ですが、血性分泌ではない方は止まりそうなくらい少ない分泌です)

②私のように血性分泌をみとめてから3ヵ月経っても血性分泌をしている、血性分泌が出たり止まったりを繰り返している場合も必要以上に心配することはないのでしょうか??それとも多孔性であっても病変がある可能性が高まりますか??

③乳腺外来の担当医には授乳時の傷やホルモンの影響によるものと言われましたが、本当にそういうこともあるのでしょうか?

④今後も定期的に検診には行きますが、現状のような症状の場合、どのくらいの頻度で検診を受けるべきでしょうか??(半年に1回、1年に1回など)

長いご質問で申し訳ございませんが、ご回答いただけますと幸いです。

宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

断乳後の血性分泌をお読みいただいている様ですが…
質問者は「自分は当て嵌まらない」とお考えのようですが、私はそうは思いません。
やはり、「断乳後のホルモンが不安定」な状況が関係していると考えるべきです。
実際に多孔性に分泌があるわけですよね? それ自体は何ら不思議はない(断乳後5,6年分泌が継続することもザラです)し、それに伴うものと考えるべきなのです。

「①じわりでも多孔性のうちは1箇所が血性でも病変がある可能性は低いと考えても良いのでしょうか?」
⇒その通りです。
 あくまでも(断乳後の)分泌亢進状態に伴う(たまたま一箇所)出血し易いというだけと考えます。

「また、片胸は分泌なし、血性の分泌が出る胸のみ多孔性である場合も上記同様の考え方で良いのでしょうか??」
⇒その通りです。

「血性分泌が出たり止まったりを繰り返している場合も必要以上に心配することはないのでしょうか??」
⇒その通りです。

 本当に「乳管内病変が原因」であれば、「出たり、止まったり」することはありません。(継続します)

 その「出たり、止まったり」が(ホルモンが不安定で)「ホルモン分泌が亢進したり、減退したり」にダイレクトに影響しているのです。

「それとも多孔性であっても病変がある可能性が高まりますか??」
⇒違います。

「③乳腺外来の担当医には授乳時の傷やホルモンの影響によるものと言われましたが、本当にそういうこともあるのでしょうか?」
⇒上記コメント通り…

 ホルモンの影響(断乳後のプロラクチンが不安定)です。(授乳時の傷はさすがに考え過ぎです)

「④今後も定期的に検診には行きますが、現状のような症状の場合、どのくらいの頻度で検診を受けるべきでしょうか??(半年に1回、1年に1回など)」
⇒普通に「1年に1回」で大丈夫です。

 分泌は気にしない方がいいでしょう。(絞る必要はありません。
 絞らなくても分泌が続く「下着がぐっしょりになる」際に考えればいいのです)

 
 

 

質問者様から 【質問2 断乳後の血性分泌について[2]】

性別:女性
年齢:32歳

先日、管理番号:6212でご回答いただきました。
ありがとうございました。

追加で質問させて下さい。

①私の場合、出血が毎回黒色(古い血?)ですが、鮮血に比べ、黒色の場合は要注意などありますか?
よくネットでは黒い血は要注意でガンの可能性があると出てくるので心配です。

それでもやはり色よりも多孔性であるかの方が重要なのでしょうか?
多孔性であるうちは血の色もあまり気にしない方が良いでしょうか?
②今後3ヵ月以上継続して血性分泌があった場合、エコー等で問題なければ引き続き1年に1回の検診で経過観察で良いでしょうか?それとも病変を疑って乳管造影を受けるべきでしょうか?
③3ヵ月以上継続して血性分泌があった場合、病変がある可能性は高まりますか?それともやはり多孔性であれば【分泌亢進状態による出血>乳ガン】でしょうか?
④この3ヵ月で血性分泌が止まった時は、生理周期が乱れたためデュファストンを服用して生理を起こそうとした時期でした。
デュファストン服用により血性分泌が一時的に止まった可能性はありますか?(現実、服用していない現在は血性分泌があります)
デュファストン服用により止まったとすると【ホルモン剤の服用で血性分泌が止まる=ホルモンが不安定による出血である】という理解でいれば良いでしょうか?
④前回のご回答の最後に【絞らなくても分泌が続く「下着がぐっしょりになる」際に考えればいいのです)】とございますが、シコリの有無などにもよるとは思いますが、あくまで血性分泌のみ有りの場合で病変により上記のように下着がぐっしょりになる程の症状が出た場合でも手遅れということは無いのでしょうか?
2度目のご質問となり申し訳ございませんが、ご回答いただけますと幸いです。

宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「でも、ネットではこう書いてある」みたいな、質問は止めましょう。(私自身が、それで回答を変えることは決してありません)

「①私の場合、出血が毎回黒色(古い血?)ですが、鮮血に比べ、黒色の場合は要注意などありますか?」
⇒無関係

「よくネットでは黒い血は要注意でガンの可能性があると出てくる」
⇒無関係

「それでもやはり色よりも多孔性であるかの方が重要なのでしょうか?多孔性であるうちは血の色もあまり気にしない方が良いでしょうか?」
⇒その通り

「②今後3ヵ月以上継続して血性分泌があった場合」
⇒単孔性で3カ月間「毎日、絞ると必ず出る(これを継続性といいます)」継続するなら乳管造影すべきですが…

 現状、それを想定する必要は全くありません。

「それともやはり多孔性であれば【分泌亢進状態による出血>乳ガン】でしょうか?」
⇒その通りです。

 ただし、「3カ月間、毎日絞れば必ず分泌」が継続することを想定する必要はありません。

「【ホルモン剤の服用で血性分泌が止まる=ホルモンが不安定による出血である】という理解でいれば良いでしょうか?」
⇒同じ事です。(つまり乳管内病変が原因だと考える理由がないということです)

「上記のように下着がぐっしょりになる程の症状が出た場合でも手遅れということは無いのでしょうか?」
⇒ありません。

 ★あまり「仮定」で物事を考えない様にしましょう。
  私が見る限り、「乳管内病変を想定」する理由は全く見当たりません。
  ご安心を。





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