乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4300]
性別:女性
年齢:35歳

こんばんは
いつも、勉強させて頂いています。

10月に左乳がん 発覚し
全身転移なし。

検査や仕事の関係もあり
1月に部分切除し
病理検査が出ました

腫瘍の浸潤径 1センチ
リンパ 微小転移 脈管侵襲 あり
悪性度 グレード3
ki67 36%
ER 陰性
PgR 陰性 HER2 陰性
→トリプルネガティヴ

サブタイプとリンパの微小転移
悪性度などを加味して今後の治療は
放射線と抗がん剤 を提案されました

今後の事も考え、予防につながり
出来ることは全てやろうと思っているのですが不安も多いです

質問ですが
・放射線と抗がん剤はどちらが先のほうが
よいでしょうか?現在、放射線を先にする予定です。
どちらも必要だと思いますか?

・予後が悪いという情報を目にしますが、
早期と考えて完治出来るものと思ってよいですか?完治する確率はどれくらいですか?

・鎖骨のへんに違和感を感じ、左手と左足にしびれを感じています。

転移してるのでは?と心配です。
ストレスなどによるものでしょうか?
特に左手は手先の方、左足もです。
左半身が重い感じです。

よろしくお願いします

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

そもそも「1cm程度の癌」なのに遠隔転移などありません。
「全身転移無し」という記載はCT(もしくはPET?)を行っているという事なのでしょう。(全く無駄というよりも、35歳の女性に無用な被爆をさせることに医師は疑問を抱かなくてはいけません)

「サブタイプとリンパの微小転移悪性度などを加味して今後の治療は放射線と抗がん剤を提案」
⇒正しい理解ではありません。

 物事はシンプルに(頭のなかを)整理しましょう。
 治療は「局所療法」と「全身療法」に明確にわけてください。
 
 1.局所療法
  放射線療法 これは純粋に「温存手術」だから、放射線は必須だから行うというだけの話です。
  ♯「微小転移」も「サブタイプ」も「悪性度」も、『全く無関係』です。

 2.全身療法
  化学療法 これは純粋に「サブタイプ(この場合はトリプルネガティブ)」だから行います。
  ♯「微小転移」も「悪性度」も無関係です。
 

「・放射線と抗がん剤はどちらが先のほうがよいでしょうか?」
⇒抗ガン剤です。

 上記でコメントしたように「局所療法である放射線」と「全身療法である化学療法」は全く役割が異なります。
 全く意味の違う2つの治療を同列に考えてはいけません。

 「全身療法と局所療法のどちらを優先するか?」
 おのずと答えは明らかです。

「現在、放射線を先にする予定です。」
⇒誤りです。(放射線照射を先にしたい、何か特別な「事情」が無い限り…)

「どちらも必要だと思いますか?」
⇒最初の回答で理解していただけましたか??

「・予後が悪いという情報を目にします」
⇒無意味な情報は忘れましょう。

「早期と考えて完治出来るものと思ってよいですか?」
⇒その通りです。

「完治する確率はどれくらいですか?」
⇒化学療法をすれば、(再発率は9%となるので)91%となります。

「・鎖骨のへんに違和感を感じ、左手と左足にしびれ」「転移してるのでは?と心配」
⇒そんな転移はありません。

「ストレスなどによるものでしょうか?」
⇒そのようです。

 ストレスにより卵巣が影響を受けて「ホルモン分泌が不安定」となっているのです。

「特に左手は手先の方、左足もです。左半身が重い感じです」
⇒そんな転移はありません。

 気にしない様にしていれば、改善します。





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