乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:389]
性別:女性
年齢:41歳

はじめまして。

この度、5㎝の腫瘍の摘出手術をした者です。

事前の生検やMRIでは、乳腺線維腫との診断であったため腫瘍の切除しかしませんでした。

その為、今回手術部位を大きめに切除する再手術をします。

以前の質問で、3年経過すれば再発の可能性は低くなる、との事でしたが、その間に日常生活で気を付けていく事があれば教えて頂きたいです。

肉腫のため、抗がん剤も効かず、治療法がないとの事でしたので不安です。

せめて、これをしたらいけない位の事は気を付けて生活したいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

 おはようございます。田澤です。
 「事前の生検で線維腺腫」⇒(摘出してみたら)「悪性葉状腫瘍」となっていますが、「事前の生検」とは「針生検」だったのでしょうか?

 やはり、「41歳で5cmの腫瘍」という際に、「葉状腫瘍を疑う」のは当然と思います。

 MRIを術前に撮影していることからも「葉状腫瘍を疑っている」事は伺えます。但し、それでいて(術前診断が)「線維腺腫」では診断精度があまりにも低いと言わざるをえません。

 その際に、「術前診断」がきっちりとされなければ、大変な事になります。
 

 今後、このページを読むと思われる「術前に線維腺腫という診断」の方に参考になるように、敢えてはっきりさせたいと思います。

  1. 術前に行った「生検」が「針生検」であった場合
    ⇒これで(摘出してみたら悪性葉状腫瘍だったとしたら)針生検が無意味(信用できなくなってします)となります。
     針生検をした医師の側か、病理医側にやや問題があると思います。
     ※針生検で「線維腺腫」が摘出したら「(良性の)葉状腫瘍」ならば、十分ありえるとは思えますが…
     

  2. 術前に行った「生検」が実は「細胞診」であった場合
    ⇒(細胞診では)「葉状腫瘍」の診断は困難です。
     「41歳で5cmの腫瘍」であれば、術前に葉状腫瘍を疑うのは当然であり、「針生検ではなく、細胞診」を行ったとすれば(術前診断として)「細胞診を選択」した事自体に問題があります。

  
 

回答

「3年経過すれば再発の可能性は低くなるとの事でしたが、その間に日常生活で気を付けていく事があれば教えて頂きたい」
⇒日常生活で気をつける(例えば食事とか)ものは特にありません。(ストレスは良くないとは思いますが…)

 「悪性葉状腫瘍は局所が大事」ということを逆手にとって、「きちんとした(局所の超音波診断)」そして「胸部レントゲン」で(万が一再発しても)『小さいうちに見つけて、大きめに取る』これに勝る事はありません。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

さっそくのご回答ありがとうございます。

今回の術前検査では針生検とMRIをしております。

診断が曖昧であった事は悔やまれますが、今後の経過を慎重にみていきたいと思います。

今回の腫瘍は1年前に1センチ程度だったものが、1、2か月の間に5センチに急成長したため、切除するように勧められました。

(もう1ヶ所15年位診ていただいている2センチの乳腺線維腫が有りました。)

数字にこだわってはいけないとは思いますが、3年経過すればというのは、どの時点からの3年なのでしょうか?お教え下されば幸いです。

 

田澤先生から 【回答2】

 おはようございます。田澤です。

「今回の術前検査では針生検とMRIをしております。診断が曖昧であった事は悔やまれますが、今後の経過を慎重にみていきたいと思います」
⇒術前針生検で「線維腺腫」の診断で「術後に悪性葉状腫瘍」というのは、残念な経緯ですが、ご本人の前向きな姿勢を支持します。
 

回答

「3年経過すればというのは、どの時点からの3年なのでしょうか?」
⇒これは切除した時点からのおおよその年数です。

 これから3年間は「頻回の局所診察(超音波)」と「(半年に1回程度の)胸部レントゲン」に気をつけてください。





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