乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


非切除治療について

Non-surgical ablation

日本乳癌学会 2010.6月 注意喚起

◎再発する患者が増えてきたとして
「RFAは臨床試験の目的以外では行わないように 」

・ RFA radiofrequency ablation(ラジオ波熱凝固療法)・ cryoablation(凍結療法)・ MRgFUS focused ultrasound surgery(MRガイド下集束超音波療法)

Non-surgical ablationが手術と同等の局所制御効果を有するとの根拠は無く、基本的には勧められない。
乳癌診療ガイドライン、推奨 C2

RFA

12-1.fw
・ 先進医療制度適応ではあるが、あくまでも臨床試験として行うべきものである。

・ 手技
ラジオ波を出す専用の電極針をareolarから刺入して行う。
中心部は熱凝固され、癌の端でも60℃程度になる。15min.加熱する。

・ 適応
2cmまでの早期乳がん
皮膚と腫瘍の距離が1cm以上離れている。
治療後はMRIでフォローすることで速やかに対処

・ 問題点
長期間の治療実績が無い
効果の判定が難しい

凍結療法

・ 先進医療指定ではなく、あくまでも臨床試験としておこなわれるべきものである。

・ 適応
2cm以下、15mm以下など

・ 手技
針は刺入し、凍結10分⇒解凍5分⇒再凍結10分など

・ 問題点
腫瘍の残存状況の評価が難しい

13-1.fw

 

MRgFUS

・ 先進医療適応ではなく、あくまでも臨床試験として行われるべきもの

・ 原理
集束超音波は焦点で熱エネルギーに変換され組織を凝固壊死させる。
照射中もMRでデータを取得してリアルタイムに温度マップを確認できる。

・ 問題点
臨床データは少数かつ短期経過観察に基づくものである。

・ 子宮筋腫でも用いられている。 良性病変であれば取り残しも許容できる。