乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


こんにちは。田澤です。

 

西日本や北陸では大荒れの週末だったようですが、ここ東京はいたって静かでした。

皆さんの地域ではどうだったのでしょうか。

 

今日のお題は「乳頭分泌」です。

「QandA」の中にもしばしば登場する「よくある症状」と言えます。

ただ、これが「意味するところ」はしばしば誤解され、更に大問題なのは「正しい診療が為されないケース」が非常に目立つことです。

 

①「無用な心配を与えられているケース」と、(真逆に)②「診療されるべきが、異常無しとして放置されるケース」の『両局端が混在』しているのが実情となっています。

 

①無用な心配を与えられているケース

両側や多孔性…乳管内病変がたまたま「複数の乳管に存在」しない(確率的に)

妊娠、授乳期…乳管の増生などの際の(一次的な)出血など

生検後…「針生検やマンモトーム生検」後には、その際の出血が「乳管を通って乳頭から出る」こともしばしばあります。

 

②診療されるべきが「異常無として放置される」ケース

「乳管内病変」は画像診断(超音波やマンモ)で全く写らない事も多い。

これを「分泌液細胞診やCEA」もしくは「MRI」など『無駄な検査』を行い「異常無いから経過観察」とされるケースが目立ちます。

 

○本来は「乳管造影で微小な病変の存在を証明」し、『乳管区域切除で確定診断すべき』なのです。

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○通常、「乳管内乳頭腫」は「それ自体は良性でも、数年後に周辺に癌ができる事がある」と言われます。

それは、図の腫瘍①②③のように、「この乳管系は、残しておくと複数の腫瘍が出てきやすいから」なのです。

今回のように「この乳管系を完全に切除」することで、それ(後で周囲に癌が発生する事)も予防できるのです。