乳がんとは|乳癌の症状、しこりや石灰化について解説|石灰化にマンモトーム|乳癌の治療|東京の江戸川病院 乳腺外科・乳腺外来

[管理番号:1672]
性別:女性
年齢:45歳

 
 

質問者様の別の質問

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管理番号:2244「pTとcT

 
 
管理番号:3358「縦長しこりと分泌

 
 

先生よろしくお願いいたします。

7月に癌検査(マンモとエコー)をし、異常なしでした。
9月に左胸から黄色分泌物があり、病院にいきました。先生が絞っても出なかったので、1ヶ月後に再度エコー検査をしました。
9月にエコー検査では、乳管が拡張しているが、そのなかにしこりはないと言われました。
11月に受診したとき、まだ分泌物が時々出ることを話をし、乳管に管をさし、詳しく調べることにしましょうと言われました。その時に9月の検査の時もあったそうですが、縦長で、周りがぼやけているしこりがあり、そちらが気になるので、エコーをしながら、針検査をした方がいいと言われました。
7月のときの画像だと、乳腺しかわからくて、9月に縦長しこりがはっきりとしているのは、悪性の可能性が高いのでしょうか。
急に大きくなっていて、先生から、縦長しこりで、周りがぼやけているものは、悪性の特徴と話をされて、かなりショックです。たしかに、良性の平べったいしこりとは違い、丸に近い形でした。

分泌物が左胸で、しこりが右で、両胸悪性なのかと思うと、検査と結果が出るまで辛いです。

3年前に、石灰化でマンモトームをし、乳腺症と診断され、2年前に異形性のしこりが発見されましたが、分泌物と同じ左胸でした。
両胸悪性の可能性は高いのでしょうか。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

まず3年前の「石灰化に対するステレオガイド下マンモトームで乳腺症」これは特に問題にする必要はありません。
★ただ、「気になるのは」2年前に「左に異型性のしこり」とある点です。

 この左の「異型性のしこり」というものは「flat epithelial atypiaとか、ADH」みたいなものですか?
 これを「それ以上の精査」をせずに、「そのままにしている」と言う事でしょうか?

回答

「9月に縦長しこりがはっきりとしているのは、悪性の可能性が高いのでしょうか。」
⇒所見からは「癌の可能性が高い」ように思います。

 「急に大きくなっていて」という表現は非常に気になります。
 

「両胸悪性の可能性は高いのでしょうか」
⇒可能性はあります。

 左の「分泌」と「2年前の異型病変」の関係はどうなのでしょうか?
 その辺りを整理しないといけません。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

先生よろしくお願いいたします

縦長しこりは、浸潤癌でした。5㎜のしこりで、ホルモンがきく、ハーツ陰性でした。

告知の際、しっかりしていたつもりでしたが、あまり覚えていなくて、自分の現在の状態が、このことしかわかっていません。

医師より、初期で命にかかわることはなく、抗がん剤も必要なく、典型的な癌とのこと。

自分で触ってもわからないので、聞くと、まだ触診ではわからない大きさと言われました。

そちらでは、設備的に治療が出来ないため、病院を紹介していただきました。

告知してくれた医師からは、温存手術で放射線治療とホルモン療法(2年注射と5年服用)でよいと思うと言われました。

再発を気にして、全部摘出しなくて大丈夫ですかと聞くと、放射線治療をすれば、全部摘出と同じ効果と言われました。

乳癌で再発する方のブログで、温存手術の方が大きい気がして、わたしの場合、先生ならどのような治療がよいと思われますか?

エコーでは、リンパ転移もなさそうだと言われましたが、です。

乳癌になった身近な人に聞くと、リンパ転移は、事前に調べてもわからないと言われ、不安です。

最初は、初期で97%は、根治できるから、大丈夫と言われましたが、調べれば、調べるほど不安になります。

また温存手術の場合でも、場合が乳頭下のため、乳頭が下がると思うと言われ、全部摘出して再建手術もあるといわれました。

命が大切なのは、充分わかっているつもりですが、毎日見る胸なので、あまりに変形するのも嫌なのです。

放射線治療の再建手術は、難しいようですし、健康な場所を傷つけてまで、再建手術も考えると怖いです。

放射線治療やホルモン療法の副作用も怖くて、不安でいっぱいです。

医師よりグレード2だけど、詳しく調べたら、3になるかもよと言われ、本当に初期なのかも信じられなくなってきました。

紹介していただいた、病院にはこれから受診のため、先生の考えをいただけたらと思います。

よろしくお願いいたします。

異形については、以前針検査(細胞)をし、今回はあまり分泌物が出なくて、ガラスに分泌物をすり付けて調べてもらって、悪いものではなかったとしか、聞いていません。

紹介していただいた、病院でMRIをやるから、一緒にみてもらうといいよと言われました。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「わたしの場合、先生ならどのような治療がよいと思われますか?」
⇒「腫瘍径も小さい」から「MRIで拡がり診断した上で」温存術を考えます。
 

「告知をうけてから、乳癌側の肩や腕が痛く、重い」
⇒これは全く無関係です。

 遠隔転移の可能性は全くありません。
 

「放射線治療やホルモン療法の副作用も怖くて、不安でいっぱい」
⇒心配ありません。(あまりネットの有害な情報に振り回されないようにしましょう)

 放射線は「皮膚の日焼け」症状
 ホルモン療法は「のぼせ」程度です。
 

「医師よりグレード2だけど、詳しく調べたら、3になるかもよと言われ、本当に初期なのかも信じられなくなってきました。」
⇒質問者は勘違いしています。

 「グレード」は「ステージ」とは異なります。
 「グレードが2だろうが、3だろうが」ステージは1 問題無く「早期乳癌」です。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

先生よろしくお願いいたします。

MRI・CT・マンモグラフィ・エコー・針生検査の結果、
NTD9mm 4mmの浸潤硬
癌ERPR陽性、ハーツー
陰性のグレード2
円形 明瞭粗 低エコー 血流乏しい

ホルモンが効くおとなしい癌で、4ミリというのは、かなり早期だから、命の心配はないので、根治できますとおっしゃって頂きました。

温存手術でお願いしましたが、乳頭のすぐ下ということで、再発が気にになっています。

NTD9mmですと、乳頭温存は難しいですか?

主治医からは、手術して癌が拡がっていれば、乳頭も取るかもしれないと言われました。

MRIでは拡がりがなくても、切ったら違うということもあると言われ、画像上4mmでも、手術してみないと言われました。

術後の治療方針も、現在は、放射線とホルモン療法ですが、病理検査次第で、変更あると言われています。

今は、ホルモン療法も4ミリでもやったほうがいいのではと言われ、注射と内服薬をいわれています。
具体的な薬の名前は出ていません。

こちらのサイトを拝見すると、注射は必要ないのでなと思いました。

先生なら、どのような治療方針になされますか?

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

cT1a(4mm), cN0, cStage1, luminal typeですね。
完璧な早期癌です。

「温存手術でお願いしましたが、乳頭のすぐ下ということで、再発が気になっています。NTD9mmですと、乳頭温存は難しいですか?」
⇒NTD(nipple tumor distance)は「あくまでも平面での距離」です。

 想像してみてください。
 山を真上からみると、「麓から頂上まで距離が短く見える」訳ですが、実際は「距離はある」わけです。(直角三角形を想像してみてください)
 

「MRIでは拡がりがなくても、切ったら違うということもあると言われ、画像上4mmでも、手術してみないと言われました」
「術後の治療方針も、現在は、放射線とホルモン療法ですが、病理検査次第で、変更あると言われています。」
⇒一般論にすぎません。

 確率的には(他の大多数の乳癌の方よりも)かなり低い筈です。
 

「今は、ホルモン療法も4ミリでもやったほうがいいのではと言われ、注射と内服薬をいわれています。具体的な薬の名前は出ていません。」
⇒「タモキシフェン」と「LH-RHagonist」しかありません。
 

「こちらのサイトを拝見すると、注射は必要ないのでなと思いました。」
⇒その通りです。

 「SOFT試験」では「LH-RHagonistによる上乗せが期待できるグループ」は
①35歳未満の群
②化学療法後、月経が再開した群

 ○質問者は、そのどちらにも当てはまりません。
 

「先生なら、どのような治療方針になされますか?」
⇒タモキシフェン単剤です。

 
 

 

質問者様から 【質問4】

いつも丁寧でわかりやすい回答ありがとうございます。

先生から早期癌と言って頂いて安心しました。

主治医から、リンパには転移はないようなので、センチネル?でよいと言われましたが、入院の説明で、センチネルでもドレーンが入ると言われました。

ドレーンが入ると、センチネルの場合でも、リンパに影響が出る可能性が高いでしょうか?

ドレーンを入れるということは、リンパを取った方とセンチネルの場合と手術方法は違っても、その後同じような後遺症、浮腫、腕が上がらない、虫刺されや、注射に気を付けないといけなくなるのでしょうか?

放射線もする予定なので、心配です。

放射線も先生の所と同じ機器でないと、被爆やその後の副作用に影響はありますか?

入院期間も、最短で7日と言われています。

近くに住んでいたら、そちらでお願いしたい所ですが、放射線は毎日になるので、通院は難しいです。

そちらで手術した方で、遠方の方は、放射線の治療はどのようにされていますか?

温存手術の放射線の場合、どのような機器がいいなどあるのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

「主治医から、リンパには転移はないようなので、センチネル?でよいと言われましたが、入院の説明で、センチネルでもドレーンが入ると言われました。」
⇒「きちんとした精度の高い手技」であれば、さすがに「センチネルリンパ節生検にドレーンは不要」です。(出血もリンパ液漏れもあってはならないことなのです)
 

「ドレーンが入ると、センチネルの場合でも、リンパに影響が出る可能性が高いでしょうか? 」
⇒「センチネルリンパ節生検でドレーンを入れる」ことの問題点としては、
①入院期間が延びる
②ドレーンが入っているうちは腕の動きに制限ができる=リハビリが必要となる
③(実はこれが一番の問題点と言えますが…)それが必要だと言う事は「手術精度に問題があることを、自ら証明している」ようなものです。
 ドレーンは何のために入れるのか?
 液体(血液やリンパ液)を中に溜めずに外へ出すためです。
 本来、「きちんとした精度」で行えば、「血液もリンパ液も漏れない」筈なのです。
 

「ドレーンを入れるということは、リンパを取った方とセンチネルの場合と手術方法は違っても、その後同じような後遺症、浮腫、腕が上がらない、虫刺されや、注射に気を付けないといけなくなるのでしょうか?」
⇒全く同様ということは勿論ありません。

 ただし、「出血やリンパ液を漏らすようなセンチネルリンパ節生検手技」ということは「有る程度のリンパ管損傷を伴う」と思います。(どの程度かは、全く不明ですが…)
 

「放射線も先生の所と同じ機器でないと、被爆やその後の副作用に影響はありますか?」
⇒(当院での)トモセラピーと(通常の)リニアックとの差と言う意味ですね。

 これも良く聞かれるのですが、「予防照射」位では「それ程の違い」は無いと思います。
 被爆量も同様です。
 

「入院期間も、最短で7日と言われています。」
⇒ドレーンを入れれば、そうなるかもしれませんが、それにしても「最短7日」は長すぎると思いますが…
 

「そちらで手術した方で、遠方の方は、放射線の治療はどのようにされていますか?」
⇒これは「当院に入院で照射」と「地元で照射」のどちらかとなります。
 
 
「温存手術の放射線の場合、どのような機器がいいなどあるのでしょうか?」
⇒上術したように「トモセラピー」の方が理想的ですが、(温存乳房照射であれば)リニアックと大きな差は無いと思います。

 
 

 

質問者様から 【質問5】

よろしくお願いいたします。

乳ガンと診断されたのが11月中旬で、その後手術できる病院を紹介して頂き、2月中旬に手術予定です。

現在4ミリと画像上言われいますが、3カ月の間に5ミリ以上になる可能性は高いでしょうか?

5ミリというのは、その後の治療方針でも境界になりますか?

画像上なので、実際の病理になって違うのは仕方ないと理解はしていますが、手術待ちの間に大きくなってしまったらと不安です。

画像上より手術すると実際は大きいという方のほうが一般的なのでしょうか?

手術まで検査1ヶ月残り2ヶ月は、何の治療もなく不安があります。

逆に何もしなくてもいいくらいの症状と喜ぶべきなのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。

「現在4ミリと画像上言われいますが、3カ月の間に5ミリ以上になる可能性は高いでしょうか?」
⇒3カ月であれば、「計測上の変化は出ない」ことの方が多いです。
 

「5ミリというのは、その後の治療方針でも境界になりますか?」
⇒「サブタイプにもよる」ので何とも言えませんが…

 「≦5mm」であれば、「抗がん剤」や「抗HER2療法」などの対象とはならない大きさではあります。
 

「画像上より手術すると実際は大きいという方のほうが一般的なのでしょうか?」
⇒これは何とも言えません。

 「非浸潤癌としての拡がり」は(手術して診ると)「大きい事が多い(それ故マージンを付ける必要があるのです)」とは言えますが…
 「浸潤部分は、それ程変わらない」という印象です。
 

「手術まで検査1ヶ月残り2ヶ月は、何の治療もなく不安があります。」
⇒皆さん、同様の悩みがあります。

 ただ「腫瘍径5mmでは何もしない」のが普通です。
 

「逆に何もしなくてもいくらいの症状と喜ぶべきなのでしょうか?」
⇒そうとも言えます。

 やはり「本当に進行を恐れる場合」には(サブタイプによって)ホルモン療法や抗がん剤などを、待ち時間の間にやっておく」ことも考慮されます。

 
 

 

質問者様から 【質問6】

お願いします。

病理結果が出ました。

浸潤性乳管ガン硬ガン
術前は、4ミリでしたが、
実際浸潤は、0.07ミリでした。

リンパの転移0/2
脈管浸潤無し
術前グレード2が少ないの
で判定不能
Ki67、ホルモン、ハーツーは、必要なし

これから25回放射線治療をし、完治と言われました。

浸潤で薬物治療なくても大丈夫ですか?

これからは、一年に一度の検査でよいと言われましたが、3ヶ月に一度でなくてもよいのでしょうか?

再発が心配なので、薬や定期検査が、必要ないのは、喜ばしいのですが、不安があります。

病理の写真にも小さ過ぎで写っていませんでした。
早期に見つかってよかったねとおっしゃって頂いてよかったのですが、胸は、まだ手術したところが硬いところがあります。

放射線治療をすると、萎縮や硬さが出てくるとネットで見たので、再発したときに、しこりを自分で確認できるか心配です。

先生が今迄に見たなかに私のような方はいらっしゃいますか?

またその時の治療方針や、先生の考えを教えて頂きたくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。

pT1mi(0.07mm), pN0
こうなれば、「非浸潤癌と同等」の状況です。

「これから25回放射線治療をし、完治と言われました。」
⇒全く同意見です。

 あらゆる薬物療法は不要です。
 

「浸潤で薬物治療なくても大丈夫ですか?」
⇒大丈夫です。
 

「これからは、一年に一度の検査でよいと言われましたが、3ヶ月に一度でなくてもよいのでしょうか?」
⇒1年に1度でも問題ありません。

 私であれば、「半年に1回」に(取りあえず、初回位は)します。
 

「再発が心配なので、薬や定期検査が、必要ないのは、喜ばしいのですが、不安があります。」
⇒再発は考えなくてもいいでしょう。

 その内、気にならなくなると思います。
 

「先生が今迄に見たなかに私のような方はいらっしゃいますか?」
⇒沢山いらっしゃいます。
 

「またその時の治療方針」
⇒無治療です。
 

「先生の考えを教えて頂きたくお願い致します。」
⇒再発することはないでしょう。(少なくとも私の記憶には全くありません)

 ご安心を。

 
 

 

質問者様から 【質問7】

よろしくお願いいたします。

放射線治療がはじまりました。

当初、外科、放射線科の医師は、25回で終了とのことでした。

癌の場所が、乳頭近くで、手術の際、一度乳頭を離してやっているそうです。

そのため、癌と乳頭がギリギリだったとのこと。

そのため、念のためブースト追加をした方が安心するのでやりましょうとのことでした。

今回初めて乳頭と癌がギリギリだったことを聞きました。

身体には、癌は残っていないとのことでした。

このような場合、30回が普通ですか。

乳頭近くと癌がギリギリだった場合、放射線治療で完治でよいのでしょうか。

乳頭を取ったり、薬物治療は、不要でしょうか。

再発の可能性は、高くなりますか。

乳頭が放射線治療で、痛みが出てきました。

乳頭近く手術なので、放射線治療よりも手術後の神経の再生ではないかとのことでしたが、そのように考えていいのでしょうか?

癌がもしかしたら、残っていたらと考えてしまいます。

癌が小さく喜んでいたのでショックです。

先生のところでは、30回にしているのは、どういった理由ですか?

私の場合は、どのような治療がベストでしょうか?

放射線治療してから、患部の腕が重く、リンパ浮腫ではないかと不安もあります。

放射線の医師からは、センチネルなので心配ないとのことでした。

リンパ2ヶ取って、ドレーン無しですと、リンパ浮腫の心配は不要でしょうか

 

田澤先生から 【回答7】

こんにちは。田澤です。

「癌の場所が、乳頭近くで、手術の際、一度乳頭を離してやっている」
⇒これは通常の手技です。
 

「そのため、癌と乳頭がギリギリだったとのこと。そのため、念のためブースト追加をした方が安心するのでやりましょう」
⇒本当に必要かどうかは不明ですが…

 放射線科医の判断でいいと思います。
 

「このような場合、30回が普通ですか。」
⇒「個々のケースで全く異なる」ことです。

 「乳頭近くの癌での温存」が全て、その適応となるわけではありません。

○以前からお話していますが、当院ではそもそも「全例30回(放射線科医の方針)」
なので、特に不自然にも感じません。
 

「乳頭近くと癌がギリギリだった場合、放射線治療で完治でよいのでしょうか。」
⇒問題ありません。
 

「乳頭を取ったり、薬物治療は、不要でしょうか。」
⇒「乳頭に近い」ことは(手術前から)「最初から解っていた事」だから、そもそも
「それを前提としてた」術式だった筈です。予定通りなのだと思います。

 「局所療法」と「薬物療法」は分けて考えましょう。
 

「再発の可能性は、高くなりますか。」
⇒マージンが取れていれば、何ら問題ありません。
 

「乳頭が放射線治療で、痛みが出てきました。
乳頭近く手術なので、放射線治療よりも手術後の神経の再生ではないかとのことでしたが、そのように考えていいのでしょうか?」
⇒それでいいと思います。
 

「癌がもしかしたら、残っていたらと考えてしまいます。」
⇒痛みとは無関係です。
 

「先生のところでは、30回にしているのは、どういった理由ですか?」
⇒放射線科医の方針です。(私が赴任する前から、その方針だったようです)

 (断端とか関係無く)「腫瘍が元あった部位はリスク部位」という認識から行っているとの事です。
 トモセラピーだから、(そもそも)「照射野を細かく設定できる」ので、有害事象が少なく合理的です。
 

「私の場合は、どのような治療がベストでしょうか?」
⇒放射線科医の判断に従う事です。
 

「放射線治療してから、患部の腕が重く、リンパ浮腫ではないかと不安もあります。」
⇒リンパ浮腫の症状ではなさそうです。

 リンパ浮腫は「一目で」解ります。
 

「放射線の医師からは、センチネルなので心配ないとのことでした。」
「リンパ2ヶ取って、ドレーン無しですと、リンパ浮腫の心配は不要でしょうか」
⇒その通りです。

 
 

 

質問者様から 【質問8】

よろしくお願いいたします。

放射線治療終了し、無治療です。

先生に色々と教えて頂きありがとうございます。

再発は心配ないと言って頂きましたが、
キョク局所は可能性あると考えた方がいいでしょうか?

手術した箇所は硬く乳頭付近やセンチネルのところは、触ると少し傷みがあります。

毎日胸を触って、早期発見を心掛けていますが、しこりを見付けにくい状態で、異変に気が付けるか心配です。

手術後、もう少し前の胸の柔らかさに戻ることは難しいでしょうか?

また、反対側の胸からは、乳頭分泌が、昨年の9月からあります。

10月と4月に分泌物を調べて問題ないと言われていますが、こちらのサイトを拝見して不安になりました。

色は、黄色とオレンジの粘りがありますが、4月頃から、赤茶の時が時々あります。
6月には、緑色で次の日は、赤茶でオレンジ。
色々です。

下着に店が付く形で、量は増えません。

一ヶ所だったり、たまに二ヶ所だったりと、バラバラです。

5月は、9日10日18~20日に、分泌しました。

乳腺症があり分泌しやすい胸だと言われました。

乳管拡張もあります。

詳しく調べるには、当日分泌してないと難しいでしょうか?

通院している病院だとホルモンの関係で問題ないと言われています。

 

田澤先生から 【回答8】

こんにちは。田澤です。

「再発は心配ないと言って頂きましたが、キョク局所は可能性あると考えた方がいいでしょうか?」
⇒局所再発は「病変のステージとは無関係に」手術時のマージンなどできまります。

 その意味ではpT1miでは「遠隔転移再発はありえない」としても「局所再発については通常レベルの注意が必要」ということです。
 

「毎日胸を触って、早期発見を心掛けていますが、しこりを見付けにくい状態で、異変に気が付けるか心配です。」
⇒毎日は「やりすぎ」です。

 月に1回で十分です。
 

「手術後、もう少し前の胸の柔らかさに戻ることは難しいでしょうか?」
⇒時間が経てば、ある程度戻ってきます。
 

「色は、黄色とオレンジの粘りがありますが、4月頃から、赤茶の時が時々あります。6月には、緑色で次の日は、赤茶でオレンジ。一ヶ所だったり、たまに二ヶ所だったりと、バラバラ」
⇒「2箇所=多孔性」というだけで心配ありません。 乳管内病変ではありません。

 色も「典型的な乳管拡張症に伴う分泌」です。
 

「乳腺症があり分泌しやすい胸だと言われました。」
「乳管拡張もあります。」
⇒その通りです。
 
 
「詳しく調べるには、当日分泌してないと難しいでしょうか?」
⇒詳しく調べる必要はありません。

 
 

 

質問者様から 【質問9】

お願いいたします。

分泌が赤いため、超音波検査してもらったところ、昨年12月の検査より乳腺の変化が強く、張りも強いので、CNBという針生検査をして、結果待ちです。

超音波の先生のコメントでAC低エコ―DICSとあったので、癌と考えています。

主治医は、わからないから検査しましょうとおっしゃっていただきましたが。

今年はじめに右側の温存手術と放射線治療をし、やっと落ちついたところだったため、非常にショックでした。

このような場合、転移ではなく別に癌がはが出来たと考えてもいいのでしょうか?

また、ACですと、範囲が広いので、全部摘出した方がいいのでしょうか?

抗がん剤やホルモン治療など摘要については、検査結果次第だと思いますが、両胸というのは、他の癌になりやすいとかあるのでしょうか?

2回目のため、治癒完治根治よりも、予後を考えた方がいいのでしょうか?

情報が少ないのですが、どのような治療がよいと思われますか?

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答9】

こんにちは。田澤です。

メールには「今回の所見が左」とは記載されていませんが
「右の温存術後、今回は左」と理解してよろしかったでしょうか?

「分泌が赤いため、超音波検査してもらったところ、昨年12月の検査より乳腺の変化が強く、張りも強いので、CNBという針生検査をして、結果待ち」
⇒「分泌が赤い」とありますが、「単孔性」でしょうか?

 単孔性であれば、「乳管内病変が疑われる」ので「乳管造影すべき」です。
 ○もしも「針生検で良性」とでても、「乳管造影」して「乳管内病変の有無の確認」が必要です。

「このような場合、転移ではなく別に癌がはが出来たと考えてもいいのでしょうか?」
⇒対側乳腺に転移は1000%ありません。

 乳腺の「右と左」は「天と地ほどに離れている」のです。
 もしも「癌だったら」それは間違いなく「原発」なのです。
 

「また、ACですと、範囲が広いので、全部摘出した方がいいのでしょうか?」
⇒勘違いです。

 「AC」とは「A領域とC領域の境界部」という「位置を示しているだけ」であり、「広範な拡がりとは無関係」な表現です。
 

「両胸というのは、他の癌になりやすいとかあるのでしょうか?」
⇒ありません。
 

「2回目のため、治癒完治根治よりも、予後を考えた方がいいのでしょうか?」
⇒完全な勘違いです。

 1回目も2回目も全く無関係です。
 (もしも左も癌だったら)それは原発であり、(右の時と同じように)普通に治療すればいいのです。
 

「情報が少ないのですが、どのような治療がよいと思われますか?」
⇒「癌かどうか?」
(もしも癌だとしたら)「浸潤癌か非浸潤癌か?」
(もしも浸潤癌だとしたら)「サブタイプは?」

と、このように「治療を推測することは不可能」です。

○私が危惧するのは「治療」よりも「診断」です。
 診断がきちんとなされる事を切に願います。

 
 

 

質問者様から 【質問10】

よろしくお願いいたします。

昨年9月から乳頭分泌があり、黄色オレンジの粘りありから、4月頃から赤茶で6月頭に緑色、最近は赤茶といっても赤が強いため、超音波でしこりのない乳癌ではと調べてもらっています。

分泌は、色々な色が分泌するのは、一ヶ所ですが、たまに他のところから、透明や薄い黄色の分泌があります。

主治医や超音波の先生からは、DCISではと言われました。

CNBでは、癌細胞が出なかったため、染色?もっと詳しく調べてもらって結果待ちです。

画像で、しこりなし乳癌で、生検で良性の人はいますか?

もっと太い針で、検査ができるようだったので、そちらをお願いしようと思いますが、これはエコーのマンモトームでいいのでしょうか?

今度MRIをしますが、こちらでは、どのようなことがわかりますか?

癌細胞が出なかったので、詳しく調べていると言われたので、主治医は、癌だと思っていると考えていいのでしょうか?

範囲も広いようで、全部摘出した方がよいと言われました。

全摘にも、皮下、乳頭温存等種類もあるのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答10】

こんにちは。田澤です。

「しこりなし乳癌」との診断名ではありますが…
これは本来「乳頭異常分泌」の診断です。

考え方として
「何が手掛かりなのか?」ということです。

それは①「しこり」…触知するものから、(触知しないが)超音波では解るものまで
あります。
②「石灰化」…ステレオガイド下マンモトームで診断
③「乳頭異常分泌」…乳管造影して乳管内病変、乳管区域切除などで診断

あまりにも「乳頭異常分泌の診断が満足にできない医師が多い」のに辟易しているの
で、(その点については)コメントしませんが是非今週のコラムでも数回にわたり取
り上げていますのでご一読ください。
『今週のコラム 2回目 乳頭分泌
『今週のコラム 12回目 この乳管系を完全に切除」することで、それ(後で周囲に癌が発生する事)も予防できるのです。
『今週のコラム 25回目 どこまで「早期発見を追い求めるか?」①単孔性分泌

「画像で、しこりなし乳癌で、生検で良性の人はいますか?」
⇒「しこりなし乳癌」とは、この場合「血性乳頭分泌(単孔性)」のことですね?

 当然です。
 50代以上でも「半数は乳管内乳頭腫など良性病変」となります。
 

「もっと太い針で、検査ができるようだったので、そちらをお願いしようと思いますが、これはエコーのマンモトームでいいのでしょうか?」
⇒「しこりなし」となっていますが、「標的の病変が超音波では見える」のですか?

 それであれば「しこりなし乳癌」とは言わず「非触知乳癌」となります。
 

「今度MRIをしますが、こちらでは、どのようなことがわかりますか?」
⇒私なら(無駄な)MRIは撮影しません。
 

「癌細胞が出なかったので、詳しく調べていると言われたので、主治医は、癌だと思っていると考えていいのでしょうか?」
⇒診断をつけられないのでしょう。

 本来は「乳管造影すべき」なのですが…
 困ったものです。
 

「範囲も広いようで、全部摘出した方がよいと言われました。」
⇒癌と言う確定診断なしで「乱暴」な話です。
 

「全摘にも、皮下、乳頭温存等種類もあるのでしょうか?」
⇒ありますが…
 考えるのは、時期尚早です。

 
 

 

質問者様から 【質問11】

よろしくお願いいたします。

説明不足ですみません。

乳頭分泌は、色々な色(オレンジ黄色赤茶緑色)多分一ヵ所だと思います。
たまに他のところから、透明な薄い黄色の分泌があります。

最近赤い色の分泌があったので、受診するとエコーで胸の張りや変化が強く、しこりがないので、DICSではとエコーの技師さんと、主治医から言われました。

主治医やエコーの技師さんは、胸の張りや変化が気になるようで、その場でCNB検査をしました。

結果では、癌細胞がでなかったので、
もっと詳しく染色の検査をしています。

既に術前検査(採血CT)の予約が入っているので、癌の可能性は高いのでしょうか?

場合によっては、もっと太い針で検査もできるとのことだったのですが、これはまエコーのマンモトームになりますか?

分泌も毎日出るのではなく、量も少ないし(下着に点)乳管造影はできますか?

染色の検査で、癌細胞ははっきりしますか?

範囲も広いと言われているDICSは、薬物治療なしで、全摘すれば完治できますか?

主治医からは、全摘した方がいいと言われました。

半年前にわからなかった場合早期になりますか?

今年頭に右乳癌手術していて、今回は左側です。

 

田澤先生から 【回答11】

こんにちは。田澤です。

「主治医やエコーの技師さんは、胸の張りや変化が気になるようで、その場でCNB検査をしました。結果では、癌細胞がでなかったので、もっと詳しく染色の検査をしています。」
⇒そもそも「明確なしこり」ではなく「腫瘤非形成性病変」なのであれば、(CNBではなく)「マンモトーム生検をチョイスすべき」です。 「今週のコラム33回目~35回目」を是非参照ください。
33回目 乳腺外科特有の「美点」である、「最初(診断)~最後(術後の経過観察)まで一貫して一人の主治医が担当」するという伝統が崩れ去ろうとしている

34回目 「硬い乳腺」の中を「針を進ませる」ことが実は最も大変なところであり、熟練を要するところなのです。

35回目 エコーを普段から自分でしないようでは、(エコーガイドの)組織診が上手くなることは「夢のまた夢」なのです。
 

「既に術前検査(採血CT)の予約が入っているので、癌の可能性は高いのでしょうか?」
⇒担当医が「何を根拠に癌を疑っているのか不明(エコー像?)」ですが、そのように考えているようです。

「場合によっては、もっと太い針で検査もできるとのことだったのですが、これはまエコーのマンモトームになりますか?」
⇒その通りです。

 と、いうか…
 最初から(CNBではなく)「マンモトーム生検を選択すべき」だったのではないかと推測します。

「分泌も毎日出るのではなく、量も少ないし(下着に点)乳管造影はできますか?」
⇒診察時に「絞って出るのか」によります。
 たまたま「診察時に絞っても出ない」場合には、中止となります。
 

「染色の検査で、癌細胞ははっきりしますか?」
⇒「染色の検査」とは「p63, CK5/6, 34βE12など」の追加免疫染色のことですよね?

 モザイクパターンとなれば「良性」となるし、陰性となれば「癌の診断」となります。
 その結果を予測することは無理です。
 

「範囲も広いと言われているDICSは、薬物治療なしで、全摘すれば完治できますか?」
⇒その通りです。
 

「半年前にわからなかった場合早期になりますか?」
⇒「非浸潤癌かどうか?」というレベルなのだから当然「早期」となります。

 
 

 

質問者様から 【質問12】

よろしくお願い致します。

CNBの一回目で、癌細胞が出なくて、染色体の追加検査で、癌ではないと言われました。

乳管内乳頭腫で良性のポリープと言われました。

ただ非浸潤癌の症状と似ていて、乳管がACの領域で張り強化があり、超音波で赤青の色の低エコーで、DCISの診断だっちめ、MRIをしてみましょうと言われました。

こちらから、マンモトームをお願いしま
したが、MRIの結果次第でとのこと。

乳頭分泌が、あったりなかったりで、2.3日いつもより量も多かったので、やはり乳管の検査もお願いした方がいいでしょうか?
色は、赤茶だったり、薄い黄色だったり、草色だったりします。

気になる一ヵ所以外にも、本当に時々分泌はありますが、そちらは基本薄い黄色です。

CNB検査後、3ヶ所から初めて出血し、
癌だと思っていました。

こちらのサイトでも、CNBでの良性は、
あまり後の結果がよくないようで、今後どうしたら良いか悩んでいます。

先生の経験上、結果癌だった方は、多いですか?

癌の場合非浸潤でしょうか?

どのような検査をお願いしたらよいのでしょうか?

主治医の指示通りでよろしいのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答12】

こんにちは。田澤です。

「こちらから、マンモトームをお願いしましたが、MRIの結果次第」
⇒診断にMRIを用いることは誤りです。
 「MRIでは○○だから…」みたいな免罪符を与えるだけです。

 質問者のいうように「マンモトームすれば済む」話です。
 

「乳頭分泌が、あったりなかったりで、2.3日いつもより量も多かったので、やはり乳管の検査もお願いした方がいいでしょうか?色は、赤茶だったり、薄い黄色だったり、草色だったりします。」「気になる一ヵ所以外にも、本当に時々分泌はありますが、そちらは基本薄い黄色」
⇒多孔性ならば必要ありません。
 

「CNB検査後、3ヶ所から初めて出血し、癌だと思っていました。」
⇒誤りです。

 「CNB後の出血」は「癌とは無関係」です。
 

「こちらのサイトでも、CNBでの良性は、あまり後の結果がよくないよう」
⇒??

 どういう意味ですか?
 ○CNBにしろマンモトームにしろ「組織診は100%」でなくてはなりません。
 

「今後どうしたら良いか悩んでいます。」
⇒(MRIとは無関係に)マンモトーム生検して診断を確定してもらいましょう。
 

「先生の経験上、結果癌だった方は、多いですか?」
⇒組織診は「100%」でなくてはなりません。
 

「癌の場合非浸潤でしょうか?」
⇒微妙な病変であれば、そうでしょう。
 

「どのような検査をお願いしたらよいのでしょうか?」
⇒CNBで100%では無い」のであれば「マンモトームすべき」です。

 
 

 

質問者様から 【質問13】

よろしくお願い致します。

わたしのようにCNBで、追加検査で、良性の場合、確率としてどれくらい悪性になるのでしょうか?
沢山いらっしゃるのでしょうか?
せっかく良性と診断してもらったのに、今の方が不安です。

本日、市川へ電話したところ、10月になるとのこと。
東京は、9月末だそうです。

市川と東京の方が、親切に東京の水木曜日なら、予約なしで受診できると教えて頂きました。

但し、マンモトームができるかわからないとのこと。

待ち時間は、気にしないので、8月水木曜日の午前中が予約なしで、いった場合、
田澤先生に診てもらうことはできますでしょうか?
マンモトームを同日にやってもらえますでしょうか?

こ何ヵ月もの間、不安だったので、白黒はっきりさせたく、ぜひ先生に診て頂きたいです。

予約の場合、10月でも 癌の場合大丈夫でしょうか?

貴重な質問の場を使わせてもらい、すみません。

よろしくお願い致します。

前の番号は、1672です。

 

田澤先生から 【回答13】

こんにちは。田澤です。

「わたしのようにCNBで、追加検査で、良性の場合、確率としてどれくらい悪性になるのでしょうか?」「沢山いらっしゃるのでしょうか?」
⇒他院の「バネ式針生検で良性」の場合でも、当院でのマンモトームで癌の診断となる方は、実は結構いらっしゃいます。(さすがに半分までにはなりませんが…)
 特に微妙な病変(免疫染色までいった場合)では、確率がやや高くなります。
(パーセンテージは解りません)

「予約なしで受診できると教えて頂きました。」「但し、マンモトームができるかわからないとのこと。」
⇒基本的に「予約外での受診」では「その日にマンモトームをしない」ようにしています。(それに対して予約患者さんは、必要があれば、その日にそのままマンモトームします)
  ♯予約外患者さんの生検までしていると(時間がおして、予約患者さんに迷惑をかけることになるからです)

「8月水木曜日の午前中が予約なしで、いった場合、田澤先生に診てもらうことはできますでしょうか?マンモトームを同日にやってもらえますでしょうか?」
⇒外来は当然私が見ますが、「予約外」では基本的に(余程空いていない限り)後日生検となります。
 
 同日にマンモトームをするには「秘書」へ連絡して特別枠に予約することをお勧めします。

各ページの右上にある 「秘書室へメール」からご相談ください。
もしくは、こちらのリンクをクリックしてください。

 
 

 
 

 

質問者様から 【質問14】

いつもお世話になります。

8月にマンモトームで予約を入れて頂けるようにしてくださったのに、連絡が遅くなってしまい申し訳ございません。

今通院している病院で、マンモトーム検査をしてもらい、残念ですが、DCIS診断されました。
また微小浸潤の可能性があると言われました。

範囲がACと広く乳頭の近いため全部摘出しかた方がいいとのことでした。

微小浸潤の場合、まだ抗がん剤かホルモンかまだわからず、実際に必要かどうかは、手術してみないとわからないとのことでした。
そのため、ホルモンやハーツ等の数字は出ていません。

昨年12月のMRIと変化なく、CNBで良性の場合、浸潤の可能性は高くなりますか?

微小浸潤というのは、浸潤とどう違うのでしょうか?

皮下乳腺というのは、わたしの場合難しくなりますか?
またどのような症状の方で、どのような手術になりますか?

医師からは、胸の奥にあやしいのがあるので、再建は後でもできるといわれています。

奥のあやしいものが万が一取れなかった場合、再建が無駄になるようでした。

取り残すがないことが殆どで、取り残すことがないようにするとおっしゃってもらいましたが、そのようなことは、よくありすか?

先生に相談して、残念な結果でしたが、
先生の声でマンモトーム検査をし、早期発見ができたので、今はよかったと思います。

半年後で癌だとわかったら、後悔していました。

ありがとうございました。

 

田澤先生から 【回答14】

こんにちは。田澤です。

癌との結果は残念でしたが、「早期発見」と言う意味ではとても良かったとは思います。

「微小浸潤というのは、浸潤とどう違うのでしょうか?」
⇒浸潤径が1mm以下のことを「微小浸潤」として分けているのです。

「皮下乳腺というのは、わたしの場合難しくなりますか?またどのような症状の方で、どのような手術になりますか?」
⇒乳頭乳輪温存ということですか?

 「腫瘍径が小さく、乳頭からの距離が十分に離れている」ことが条件です。
また「乳頭部への(将来的な)局所再発や(血流障害による)乳頭壊死」も承知しておく必要があります。

「医師からは、胸の奥にあやしいのがあるので、再建は後でもできるといわれています。」
⇒「胸の奥にあやしいの」?

 意味不明です。
 全摘すれば、「何も残らない筈」ですが??

「そのようなことは、よくありすか?」
⇒上記コメントどおりです。
 意味不明です。

 
 

 

質問者様から 【質問15】

田澤先生よろしくお願い致します。

乳頭分泌が時々あり、超音波で胸の張りがあり、CNBで良性、マンモトームで非浸潤癌と診断されました。

微小浸潤の可能性もあると言われていて、実際に手術をしないとわからないと言われています。

このような場合、微小ではなく、浸潤している人は沢山いますか?どのような方とかありますか?

非浸潤癌と言われて実際手術をして浸潤していると言われる方が多いように感じています。

全摘手術のため同時再建を検討しています。

同時再建の場合、痛みが強いようですが、これは皮下乳腺手術でも同様ですか?
皮膚をたくさん残せたり、脇もセンチネルだと変わりますか?
また抗がん剤を事前にやっていたりすると影響はありますか?
痛みは長く続くものなのでしょうか?

非浸潤癌は、全摘すれば完治できると言われましたが、再建することりより、再発した場合、気付くのが遅れることはありますか?
微小浸潤の結果次第では、ホルモンや抗がん剤もあると言われました。

しこりがない場合でも、薬物治療はした方がいいのでしょうか?

微小浸潤の場合でも、全摘すれば完治になりますか?

先生のところでも、再建場合は、ドレーンが入りますか?

今の病院だと2,3週間入院でドレーンが2ヶ所に入ると言われました。

また、社会復帰にはどれ位かかるのでしょうか?

こちらのサイトですと、入院期間も社会復帰もかなり早いようなので。

先生のご意見を頂きたく、よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答15】

こんにちは。田澤です。

「微小浸潤の可能性もあると言われていて、実際に手術をしないとわからない」
⇒「術前、(組織診で)非浸潤癌の診断」の場合は、全てそうなります。

「このような場合、微小ではなく、浸潤している人は沢山いますか?どのような方とかありますか?」
⇒それ程割合は高くありません。(予想しても仕方がないことです。 予想したからと言って結果が変わることはないのです)

「同時再建の場合、痛みが強いようですが、これは皮下乳腺手術でも同様ですか?」
⇒痛みには、個人差があります。

「皮膚をたくさん残せたり、脇もセンチネルだと変わりますか?」
「また抗がん剤を事前にやっていたりすると影響はありますか?」
「痛みは長く続くものなのでしょうか?」

⇒個人差があるので一概には言えません。

「再建することりより、再発した場合、気付くのが遅れることはありますか?」
⇒その可能性はあります。

「しこりがない場合でも、薬物治療はした方がいいのでしょうか?」
⇒「しこりの有無」ではなく、「実際の浸潤径」で判断します。

「微小浸潤の場合でも、全摘すれば完治になりますか?」
⇒理論上は、「非浸潤癌とは異なり、根治とは言えない」訳ですが…

 実際は「ほぼ根治」となります。

「先生のところでも、再建場合は、ドレーンが入りますか?」
⇒形成外科がドレーンを入れたがります。(仕方がありません)

「今の病院だと2,3週間入院でドレーンが2ヶ所に入ると言われました。」
⇒長いですね。

 1週間でも十分長く感じますが、「2,3週」というのは今では想像できません。

「また、社会復帰にはどれ位かかるのでしょうか?」
⇒入院も長いから、それなりにかかるのかもしれません。

 
 

 

質問者様から 【質問16】

先生よろしくお願い致します。

非浸潤癌(DCIS)で、微小浸潤の像ありということで、皮膚を残して全部取る手術をします。

マンモトーム8本のうち、7本がlowで、1本がintermediateだそうです。

悪い癌ではなく、再発リスクも高くないという考えでよろしいでしょうか。

主治医より、乳頭裏近くに癌が
AC領域で広がっているので、乳頭乳輪を取った方がいいとのことでした。

乳輪は、皮膚のイメージがありましたが、やはり取った手術の方が安心のためよいのでしょうか。

乳頭乳輪温存より、皮膚のみ残した手術の方が安全な手術という理解でいいのでしょうか。

乳輪も皮膚という考えなら、残してもらった方がいいのかなと思いました。

同時に再建をする予定です。

形成外科医師より、一時で胸まで再建できると言われましたが、エキスパンダーを入れて、
皮膚を伸ばした方が胸をきれいに再建できると言われたので、
エキスパンダーを入れることにしました。

皮膚を伸ばしている間、再建方法をゆっくり考えられるということでした。

エキスパンダーを入れていることや、シリコンを入れることで、癌に影響はありますか?

体に異物を入れることで、体に負担をかけることは、理解しているつもりですが、本来の治療に影響があるのか不安です。

早期発見できたので、しっかり治療をしたいと思いました。

乳癌は、内臓と違い早期でリンパ転移がない場合、予後もよいと思っていいのでしょうか。

また、再建した場合(入れ替え前)、先生の患者さんは、すぐ社会復帰されていますか。

そちらだと、再建された方で1週間の入院と早期回復されるようなので。

形成外科医師は、痛みはないと言われましたが、手術方法や個人の痛みの差なのでしょうか。

よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答16】

こんにちは。田澤です。

「マンモトーム8本のうち、7本がlowで、1本がintermediate」「悪い癌ではなく、再発リスクも高くないという考えでよろしいでしょうか。」
⇒その通りです。

「主治医より、乳頭裏近くに癌がAC領域で広がっているので、乳頭乳輪を取った方がいいとのことでした。やはり取った手術の方が安心のためよいのでしょうか。」
⇒その通りです。

 本来の「乳頭乳輪温存」の適応ではありません。

「乳頭乳輪温存より、皮膚のみ残した手術の方が安全な手術という理解でいいのでしょうか。」
⇒その通りです。

「エキスパンダーを入れていることや、シリコンを入れることで、癌に影響はありますか?」
⇒ありません。

「乳癌は、内臓と違い早期でリンパ転移がない場合、予後もよいと思っていいのでしょうか。」
⇒それは間違いありません。

「再建した場合(入れ替え前)、先生の患者さんは、すぐ社会復帰されていますか。」
⇒されています。

 退院直後でも問題ありません。

 
 

 

質問者様から 【質問17】

田澤先生、よろしくお願い致します。

左胸の全摘(皮膚温存)で、エキスパンダーを同時に入れる手術をしました。

術前は、非浸潤癌で微小浸潤の可能性ありとのことで、薬物療法はないと言われていました。

術後の病理結果で、
非浸潤癌5センチ×5センチ
そのなかに浸潤癌が、13コあり、1つだ
け0,5センチ×0,7センチ
グレート1
センチネル検査0/2
ホルモンER100%,PR50%
HER2+1(陰性)
腺管癌
しこりない
血管などの転移なし
ルミナールA

かなり再発リスクは低いが、ホルモン療法をすすめられました。

子宮筋腫が多発で、子宮内膜症で、チョコレート嚢腫もあるので、ホルモン療法はあまりやりたくありません。

0,5センチなら薬物療法は必要ないが、0,7はやった方がいいとのこと。

無治療とホルモン療法の場合の、再発率と、生存率を教えて下さい。

非浸潤癌が主でもやはり浸潤が0,7ある場合、田澤先生もホルモン療法を薦められますか?

ホルモン療法の副作用は、更年期(ホットフラッシュ、めまい、頭痛、関節痛、)不正出血、子宮体癌でよろしいでしょうか?

ホルモン療法でも、体重増加や脱毛もありますか?
わたしのような婦人疾患がある場合、副作用は強く出る可能性は高いですか?

乳癌を治したくて治療していて、子宮体癌になるのは、やはりこわいです。

また、ネットで更年期の副作用で、苦しんでいる方をみると、不安が大きくなります。

副作用は、大体どのような方が出やすいとかありますか?

治療しはじめて、直ぐでるのでしょうか?出た場合は、様子をみて、主治医に相談し、薬を出してもらえばいいのでしょうか?

休止や中止もあるのでしょうか?

半年程、生理がきていないので、閉経しているか確認してから、どんなホルモン療法にするか決定します。

一応タモキシフェンではないかと言われました。

5年ホルモン療法をすれば、完治、根治になりますでしょうか?

10年は、必要ないのではと言われましたが、5年と10年の治療する人の違いは、
なんでしょうか?

先生のご意見をお願い致します。

 

田澤先生から 【回答17】

こんにちは。田澤です。

pT1b(7mm), pN0, luminalA
かなりの低リスクです。

「かなり再発リスクは低いが、ホルモン療法をすすめられました。」「0,5センチなら薬物療法は必要ないが、0,7はやった方がいい」
⇒常識的な回答です。

 ただし、「子宮筋腫が多発で、子宮内膜症で、チョコレート嚢腫もあるので、ホルモン療法はあまりやりたくありません。」という方にまで勧める必要はありません。

「無治療とホルモン療法の場合の、再発率と、生存率を教えて下さい。」

再発率 10年生存率
無治療 14% 96%
ホルモン療法 9% 96%

♯ 上記でみると「再発率が思ったより高い」印象がありますが…
   実際は、「10年間で乳癌が原因で亡くなる確率は僅か1%(他3%は他病死)」です。(ホルモン療法を行っても、その数字は不変です)
   つまり、解釈としては(無治療で)再発率14%とは言え、「リンパ節再発とか、僅かな骨転移」など(最低でも)「10年間は命に影響を及ぼさない程度の再発」だということです。

「非浸潤癌が主でもやはり浸潤が0,7ある場合、田澤先生もホルモン療法を薦められますか?」
⇒上記コメント通りです。

 子宮内膜症が有る場合には勧めません。

「ホルモン療法の副作用は、更年期(ホットフラッシュ、めまい、頭痛、関節痛、)不正出血、子宮体癌でよろしいでしょうか?」
⇒頻度の問題は有りますが…
 その理解で結構です。

「ホルモン療法でも、体重増加や脱毛もありますか?」
⇒ありません。
 体重増加は、「食欲が出るので」結果的に食べ過ぎる傾向にあるから

「わたしのような婦人疾患がある場合、副作用は強く出る可能性は高いですか?」
⇒子宮への副作用は懸念されます。

「ネットで更年期の副作用で、苦しんでいる方をみると、不安が大きくなります。」
⇒苦しんでいる人もいるのは理解できますが…

 その数十倍の方は「それ程苦しんでいない」ことも事実です。

「副作用は、大体どのような方が出やすいとかありますか?」
「治療しはじめて、直ぐでるのでしょうか?」

⇒人それぞれです。

 治療を「副作用ありき」で考えるのは賛成しません。(ただ、質問者は子宮内膜症があるのだから、行わない方がいいでしょう)

「出た場合は、様子をみて、主治医に相談し、薬を出してもらえばいいのでしょうか?」
「休止や中止もあるのでしょうか?」

⇒「副作用に対して、その副作用を抑える治療」のような事はしません。

 休薬です。

「半年程、生理がきていないので、閉経しているか確認してから、どんなホルモン療法にするか決定します。」
⇒全くの「誤り」です。

 閉経は「最終月経から1年以上」が必要です。
 質問者は「閉経前」です。

「5年ホルモン療法をすれば、完治、根治になりますでしょうか?」
⇒上記数値を参照してください。

「10年は、必要ないのではと言われましたが、5年と10年の治療する人の違いは、なんでしょうか?」
⇒再発リスクです。

 ○全ての人に10年間継続では、国の医療財政が破たんするし、「コスト―ベネフィット」の観点からも「10年投与はある程度の高リスクの方に絞るべき」であることは間違いありません。

 
 

 

質問者様から 【質問18】

田澤先生、よろしくお願いいたします。

先日応えて頂いた通りに、ホルモン療法については、多発子宮筋腫と子宮内膜症があるので、あまりやりたくない旨を主治医に話をしました。

血液検査で、閉経と出たので、タモキシフェンではなく、レトロゾールを5年、子宮に影響もなく、タモキシフェンよりは、統計上、レトロゾールの方がいいのでと言われて、とりあえず一カ月服用することになりました。

主治医からは、タモキシフェンより副作用が強いので、一カ月後の副作用がきつければ、他の薬でもよいと言われました。

年齢的に大丈夫だろうけど、骨密度も検査したほうがいいと言われました。

最終月経が今年の1月で、1年以上経っていないことを言いましたが、血液検査で閉経と出たの、閉経後のホルモン療法をしたほうがいいとのこと。

婦人科にいき、レトロゾールを服用することを話しました。

タモキシフェンは、やはり定期検査をした方がいいが、レトロゾールは、子宮や卵巣に影響はないといわれました。

ただ、血液検査で閉経と判断するのは、難しいとのことでした。

血液検査のときにたまたまホルモンの値が低い可能性もあり、1月に右胸手術、10月に左胸手術をしているので、手術の影響や病気のストレスもあるかもしれないとのことでした。

一カ月後に、病院にいくまで、レトロゾールを服用しても大丈夫でしょうか?
再発防止になりますか?
逆に体の負担になりますか?

タモキシフェンとレトロゾールでは、レトロゾールの方が強い薬なのでしょうか?
副作用が強いと言われたので。

副作用はどのようなものでしょうか?

閉経後でも、タモキシフェンが使えるようなら、そちらにしたほうがいいでしょうか?
婦人科で、現在多発の子宮筋腫はあるが、チョコレート嚢腫はないとのことでした。

内膜は薄いと言われました。
1,1ミリ

タモキシフェンを服用して、副作用とのバランスをみて休薬というのでもいいでしょうか?

再発率教えていただきありがとうございます。

14%と9%で5%の差ということは、ホルモン療法をやってみて、子宮や卵巣に影響があったりしたら、休薬をするのでもいいのかと思いました。

86%の人は、無治療でも再発しないということでいいでしょうか?

ただ、どんなタイプの癌で浸潤の大きさ等、どんな人が無治療でも再発しないかは、わからないのが現状なのでしょうか。

先生は、たくさんの患者さんを診ていると思います。

先生の患者さんで、私のような癌の場合どのような治療をしているのでしょうか?

また先生ならどのような治療をすすめますか?

 

田澤先生から 【回答18】

こんにちは。田澤です。

「最終月経が今年の1月で、1年以上経っていない」
⇒1年以上待ってからの方がいいでしょう。

 閉経でないのに、「閉経後のホルモン療法をすることで、月経再開する」ことがあります。
 この場合には予後に悪影響が懸念されます。

「一カ月後に、病院にいくまで、レトロゾールを服用しても大丈夫でしょうか?再発防止になりますか?逆に体の負担になりますか?」
⇒1年以上過ぎてから(来年の1月以降)に再度「E2測定」して、確認してからの方がいいでしょう。

「タモキシフェンとレトロゾールでは、レトロゾールの方が強い薬なのでしょうか?
副作用が強いと言われたので。副作用はどのようなものでしょうか?」

⇒関節痛や骨密度低下です。

 自覚症状としては、タモキシフェンの方が強く感じることもあります。(副作用が強いと言うほどではありません)

「婦人科で、現在多発の子宮筋腫はあるが、チョコレート嚢腫はないとのことでした。」
⇒それであれば、タモキシフェンでしょう。

「タモキシフェンを服用して、副作用とのバランスをみて休薬というのでもいいでしょうか?」
⇒それでいいと思います。

「86%の人は、無治療でも再発しないということでいいでしょうか?」
⇒そういうことです。

「ただ、どんなタイプの癌で浸潤の大きさ等、どんな人が無治療でも再発しないかは、わからないのが現状なのでしょうか。」
⇒その通りです。

 だから(大部分の人には結果として、無意味となるのですが)術後補助療法を行うわけです。

「先生の患者さんで、私のような癌の場合どのような治療をしているのでしょうか?
 また先生ならどのような治療をすすめますか?」

⇒タモキシフェンとして、来年1月以降でE2測定して閉経後の値ならアリミデックスへスイッチします。

 
 

 

質問者様から 【質問19】

田澤先生、よろしくお願いいたします。

閉経前の薬に変更したいと、病院へ連絡しました。

しかし、一カ月服用して下さいとのことでした。

不正出血や生理がきてしまったらと言うと、その時は、閉経前の薬にするので服用しても問題ないとのことでした。

自分としては、服用続けることが不安だったので、自分の判断で、1週間服用してやめてしまいました。

今月末受診予定のため、その時に改めて閉経前の薬へ変更してもらうようお願いするつもりです。

10月に手術をして、ホルモン療法が実際に2ヶ月空いていますが、再発に影響しますか?

もし、閉経前場合、1週間レトロゾールを服用したことは、やはり悪影響をあてえますか?

1週間のみの服用は、主治医に話すつもりはありません。
一カ月服用するように
言われて、勝手やめてしまったので。

今月末の受診の際に、血液検査をしますが、服用していないことはわかってしまいますか?

1月に閉経前の薬タモキシフェンを服用し、1年経った2月から、閉経後の薬にしてもらうつもりです。

先生のアリミデックスという薬は、レトロゾールとどのように違いがありますか?

主治医からは、服用しても問題ないといわれましたが、やはり予後や再発を考えると、自分の体は自分で守らないと思い、服用をやめてしまったことは、正しい判断だったでしょうか?

再発率が低リスクの私は、一カ月服用が遅くなっても大丈夫でしょうか?

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答19】

こんにちは。田澤です。

「10月に手術をして、ホルモン療法が実際に2ヶ月空いていますが、再発に影響しますか?」
「再発率が低リスクの私は、一カ月服用が遅くなっても大丈夫でしょうか?」

⇒影響しません。

 ホルモン療法は5年、10年内服するものです。
 そのスパンで物事を考えましょう。

「もし、閉経前場合、1週間レトロゾールを服用したことは、やはり悪影響をあてえますか?」
⇒本当に、そのように質問者が考えているとしたら「神経質になりすぎ」です。

 効果も悪影響も、そんなに「キレがある」ものではありません。

「血液検査をしますが、服用していないことはわかってしまいますか?」
⇒血液検査で解る筈がありません。

 ただし、あまりに神経質になっていると「質問者の表情(目の動き)でばれる」かもしれませんよ。(冗談です)

「先生のアリミデックスという薬は、レトロゾールとどのように違いがありますか?」
⇒同じ系統(非ステロイド系アロマターゼインヒビター)で、殆ど同じと考えて差し支えありません。
 ただ、アナストロゾール(アリミデックス)の方が歴史が長いのです。

「服用をやめてしまったことは、正しい判断だったでしょうか?」
⇒正しい事です。

 
 

 

質問者様から 【質問20】

田澤先生、よろしくお願いいたします。

婦人科受診の際に、閉経の可能性があるのと、乳癌治療でホルモン療法をやるため、更年期症状が出るのではとのことで、大塚製薬のエクエルという食品をすすめられました。

婦人科の主治医は、乳癌後のホルモン療法の人にも使えるとのことでした。

ホルモン療法の副作用や、更年期症状の骨密度の減少や動脈硬化に良いと言われました。

ホルモン受容の私が服用しても大丈夫でしょうか?

乳癌再発率を高めたり、予後に影響しますか?

婦人科で、乳癌になった人は、子宮癌や糖尿病にもなりやすいので、気をつけるように言われました。

生活上で何か気をつけることはありますか?

私のような両胸乳癌になった人は、他の癌や、乳癌の再発はしやすいのでしょうか?

たくさんの患者さんを診ている先生の経験上、私のような腺管癌の0,5×0,7浸潤、
リンパ転移なし、脈管浸潤なし、ki-5
5%、ER100%、PR50%、HER2陰性再発している方はいらっしゃいますか?

神経質にならないのが一番なのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答20】

こんにちは。田澤です。

「ホルモン受容の私が服用しても大丈夫でしょうか?」「乳癌再発率を高めたり、予後に影響しますか?」
⇒大丈夫です。(担当医を信用しましょう)

「婦人科で、乳癌になった人は、子宮癌や糖尿病にもなりやすいので、気をつけるように言われました。」
⇒全く無関係です。

 「乳癌と子宮体癌は無関係」です。「タモキシフェン内服による子宮体癌のリスク」と勘違いしています。

「生活上で何か気をつけることはありますか?」
⇒ありません。

「私のような両胸乳癌になった人は、他の癌や、乳癌の再発はしやすいのでしょうか?」
⇒無関係です。

「たくさんの患者さんを診ている先生の経験上、私のような腺管癌の0,5×0,7浸潤、リンパ転移なし、脈管浸潤なし、ki-5 5%、ER100%、PR50%、HER2陰性再発している方はいらっしゃいますか? 」
⇒全く同一の患者さんは存在しないでしょうが、再発低リスクであることは間違いありません。

「神経質にならないのが一番なのでしょうか。」
⇒時間が解決するでしょう。

 
 

 

質問者様から 【質問21】

田澤先生、今年もよろしくお願いいたします。

レトロゾールからタモキシフェンに変更してもらい朝服用しています。

12月に再度ホルモン値を調べて、三種類のうち一つ(エス何とか)が、少しホルモンが出ているようだとのことで、しばらくタモキシフェンになりました。

生理が一年以上きていなくても、タモキシフェン服用しても大丈夫でしょうか?

本日服用を忘れてしまいました。

次回主治医に報告しますが、1日服用を忘れてしまった場合、再発や予後に影響しますか?

副作用は、タモキシフェンでも骨の痛みはありますか?
副作用なのか、腰痛が朝起きる時にあります。

それ以外は、心配していた強い副作用はいま出ていません。

副作用の出方は、個人差があると思いますが、どれくらい様子見ていればよろしいですか?
普段の生活でも気にしないようにしていますが、副作用の表れ方と薬の効用は比例していないと思っていても大丈夫でしょうか?

現在、エキスパンダーが入っていますが、胸に黒い点が7,8個でてきました。

鉛筆の芯がはいっているような黒い点で、ホクロとは違う感じです。

形成の主治医もはじめて見た症状だとのことでしたので、次回乳腺の主治医に診てもらうつもりですが、田澤先生の患者さんで、術後再建側の胸に黒い点のようなものが、出てきた人はいますか?
乳腺全部摘出なので、皮膚の再発かと不安になりました。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答21】

こんにちは。田澤です。

「生理が一年以上きていなくても、タモキシフェン服用しても大丈夫でしょうか?」
⇒エストラジオールが高い場合は閉経ではありません。

 そもそもタモキシフェンは「閉経前と閉経後に適応」があるので、(閉経前なのか後なのか)疑わしければ「タモキシフェン」と考えてください。
 ♯焦って「アロマターゼインヒビターとすること」が、最大の誤りなのです。(予後を悪くします)

「副作用は、タモキシフェンでも骨の痛みはありますか?」
⇒普通にあります。

「乳腺全部摘出なので、皮膚の再発かと不安になりました。」
⇒普通は皮膚転移などありません。





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