乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4507]
性別:女性
年齢:35歳

1月に右乳房温存手術をうけました。

腫瘍は6.5ミリ×4.5ミリ 浸潤性乳管癌
ホルモン感受性あり
HER2蛋白過剰発現なし
ki-67 10%
センチネルリンパ節生検をしリンパ節に転移もありませんでした。

切除断端は陰性。

内分泌療法としてタモキシフェンを数週間服用しましたが、副作用が辛く胃のムカムカと気分の落ち込みがあり鬱っぽくなるほどでしたのでやめました。
放射線も5週間の予定でしたが数回で照射部分が痛く息苦しい状態にもなりました。
これは精神的なものかもしれませんが…。
放射線も結局やめました。
手術後無治療ということになります。

副作用に苦しむよりもう大丈夫ということを信じて毎日を明るく生きたいと思ってるので今後もやるつもりもないのですが、やはり再発は不安です。

この場合再発率はどれくらいと考えられますか?
再発するとしたら乳房内なのでしょうか?
骨や肺などの遠隔転移もありえますか?
あるとすればどれくらいの確率でしょうか?
普通の人と同じくらい生きることができますか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

pT1b(6.5mm), pN0, luminalA
完璧な早期癌です。
再発超低リスクであり、(ホルモン療法適応にはなりますが)実質無治療で問題にはなりません。

「この場合再発率はどれくらいと考えられますか?
再発するとしたら乳房内なのでしょうか?骨や肺などの遠隔転移もありえますか?」

⇒まずは頭を整理しなくてはなりません。
 そして物事はシンプルに捉えましょう。

 再発は明確に2つに分けます。
 1.局所再発(乳腺、腋窩リンパ節)
  (基本的に)ステージとは無関係
        あくまでも手術(マージンをどれだけ安全に取ったか?)が影響します。

 2.遠隔転移再発
  ステージや治療内容が影響します。

 ○つまり質問者は
  1.局所再発(乳房内再発)に関しては
   ①「断端陰性」である。
   ②「放射線照射(乳房内再発の抑制のために行う)をしていない(中止した)」
   上記①と②のみが関係します。
   一般的に(確率として)10年で5%程度が想定されます。

  2.遠隔転移再発に関しては
   ①ステージ1(しかもpT1b)であること
   ②ホルモン療法を中止した。
   上記①と②が関係します。
   私の感覚では(無治療でも)遠隔転移再発率は5%以下だと思います。

「普通の人と同じくらい生きることができますか?」
⇒95%の確率で、そう思います。





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