乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:3069]
性別:女性
年齢:47歳

田澤先生
こんにちは。
いつも乳ガンプラザを拝見しています。
乳癌に関する情報はネット等で簡単に得られますが、正しい情報が少なく、不安を煽られています。
今回思いきって質問させて頂きたいと思います。

手術に至るまでの経緯ですが、3年前の人間ドッグにて、7㎜の病変が見つかり、某大学病院乳腺外科受診。
マンモ、超音波検査を行い、良性の乳腺炎との診断。
半年後、再検査。
超音波検査を行い、変化なし。
「以後は年1回の人間ドッグでの検査でよい」との診断でした。

昨年度、人間ドッグを受けたところ、要精査となり、MRI等の検査を行った結果、乳癌との診断。

10月下旬に右乳房全摘。
1カ月後の病理検査の結果、
ステージ2A、腫瘍経23㎜、組織型papillotubular、リンパ節転移なし(センチネルリンパ節生検実施)、ER7、PgR8、HER2.1+、ly+、y-、NG1、断片陰性との結果でした。
ki67の値は聞いておりません。
主治医の話では、「癌の増殖能力は強くない。
ホルモン療法がよくきくため、ノルバデックスをとりあえず5年間服用。
10年間になるかも」とのことでした。

以下質問です。

①20㎜以下は予後が良いとよく聞きます。

腫瘍経が20㎜を超えていたのですが、ホルモン療法だけで良かったのでしょうか。

②再発率、5年、10年生存率を教えてください。

よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

もしも3年前の「7mmの病変」が今回の癌だとしたら定期検診の意味が無くなってしまいます。
実際のところがどうなのか不明ですが、気になりました。

pT2(23mm), pN0, luminal, NG1

「ki67の値は聞いておりません。主治医の話では、「癌の増殖能力は強くない」
⇒これは「ご本人が知らないだけで、Ki67が低値であることを確認した上での主治医の話」なのか(Ki67を測定しないまま)「核グレード1からの主治医の判断」なのかが不明です。
 

「①20㎜以下は予後が良いとよく聞きます。腫瘍経が20㎜を超えていた」
⇒腫瘍径23mmは「実質、それほど変わらない」と考えていいでしょう。
 

「ホルモン療法だけで良かったのでしょうか。」
⇒これは「勘違い」です。

 治療法は「サブタイプ」で決まります。
 質問者が「ホルモン療法だけ」となった理由は「抗ガン剤が有効では無い」という判断です。
 どんなに早期でも(5mm以上であれば)サブタイプによっては「抗ガン剤が必要」だし、また「逆も真なり」なのです。
 

「②再発率、5年、10年生存率を教えてください。」
⇒ホルモン療法をすることで
 再発率は14%
10年生存率は91%
 となります。(5年生存率はわかりません)





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