乳がんとは|乳癌の症状、しこりや石灰化について解説|石灰化にマンモトーム|乳癌の治療|東京の江戸川病院 乳腺外科・乳腺外来

[管理番号:4205]
性別:女性
年齢:64歳

田澤先生はじめまして。
この度はお世話になります。

先生の乳がんプラザを拝見し、乳がんと宣告されたときは、知識ゼロでしたが、少しずつ勉強させて頂いており大変助かっております。

 3年前に、検診で石灰化カテゴリー2(左右)ということで1年後も受診して下さいという通知が来ていたはずなのですが、これを見損ねてしまい、3年経過しました。

3年ぶりにマンモグラフィーを撮った所、カテゴリー3で要再検査の通知が来ました。

すぐにA病院(地方では大きい方)の乳腺外科でマンモグラフィーとエコーをしました。
エコ―をした時に、細胞診(穿刺吸引細胞診)をしました。
結果、乳がんと宣告され、ステージ1で1cmとの事でした。

この病院は乳がんの手術症例が少ないので、別の病院B病院乳腺外科(乳がん手術100例程度)(次に大きな病院)で再度受診することになりました。

再度、マンモグラフィーとエコー、CT(B病院のみ)を受けました。

ここでは、針生検も細胞診もしていません。

前病院での検査結果はA病院からB病院へ配布済です。

B病院では、結果、大きさ2cm ステージ1と2の間でステージ1のギリギリのところかなと言われました。
部位は、乳頭の斜め上で脇に近い方です。
触診ではしこりはわからないですね。
と言われました。

説明では、触診とその他のCT検査等でリンパ節への転移は無しとの事でした。
腫瘍も触診では触れないとの事でした。

B病院では針生検をしていませんので、他のルミナル及びグレード、ki67などの説明は一切受けていません。
手術予定は今月末の予定で、それまでの検査は骨シンチとMIRです。
お忙しい中、申し訳ありませんが、質問させて下さい。

① 細胞診(穿刺吸引細胞診)、針生検についてですが、A病院の細胞診(穿刺吸引細胞診)を受けただけで、B病院では一切この種の検査はしていません。
B病院での今後の予定もおそらくありません。
田澤先生の説明では、Er、pgr Her2 は術前検査を採用し、ki67については、術後標本を採用すると書かれていたと思います。
術前に針生検をしなくても、このような結果は解るのでしょうか?術後のみの病理検査で大丈夫なのでしょうか。
それとも、手術始まって同時に針生検をやるのでしょうか?

術前に針生検はすべきならば2度も針を刺して心配ですが、術前に検査を受けたい旨マンモトーム針生検のお願いをした方がよろしいでしょうか?心配になっております。

先生の乳がんの検査の説明欄で針生検と細胞診(イメージ)で何十倍も違う写真の説明があります。
知識不足で申し訳ありません。

② A病院で1cm、ステージ1 と言われたものが、日にちをあまり空けずにB病院では、2cm、一応ステージ1、ステージ1と2の間ギリギリと言われましたが、このような事はあるのでしょうか?
 (B病院の方が詳しく観察して頂いたように見受けられました。)ガンと隣合したものとの境目がはっきりしない。
乳頭に向かってひげが見られる。
とも言われました。
これは何のことでしょうか。
又触診で解らないふれないガンもあるのでしょうか。
自身で探査してもコリコリ感はなく、痛みも感じていませんでした。

③ B病院では、口頭で 触診とCT検査の結果はリンパ節転移なしとの事でしたが、一応今のところ転移の可能性が小さいと安心していて良いのでしょうか? 部位が乳頭の斜め上で脇に近い方とのことですが、術後、一転 転移ということも十分にあり得るものなのでしょうか? 

3年間 カテゴリー2から気づかずほっていたので進んで増殖していないかと思うと不安で仕方ありません。

以上、よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「術前に針生検をしなくても、このような結果は解るのでしょうか?」
⇒解りません。

「術後のみの病理検査で大丈夫なのでしょうか。」
⇒本来は、細胞診は確定診断ではありません。
 確定診断目的で「組織診(バネ式針生検もしくはマンモトーム生検)をすべき」です。
 ♯細胞診では偽陽性が1%程度あることが知られています。

「それとも、手術始まって同時に針生検をやるのでしょうか?」
⇒それはありません。

「術前に検査を受けたい旨マンモトーム針生検のお願いをした方がよろしいでしょうか?心配になっております。」
⇒「細胞診だけで、確定診断として治療をして、絶対に間違いが無いのか?」担当医に単刀直入に問いただすことです。

「A病院で1cm、ステージ1 と言われたものが、日にちをあまり空けずにB病院では、2cm、一応ステージ1、ステージ1と2の間ギリギリと言われましたが、このような事はあるのでしょうか?」
⇒画像評価の違いだけです。(大きくなったわけでは決してありません)

「乳頭に向かってひげが見られる。とも言われました。これは何のことでしょうか。」
⇒乳頭方向への「乳管内進展」など拡がりです。

「又触診で解らないふれないガンもあるのでしょうか。」
⇒当然です。
 1.超音波で見つかるケース
 2.(マンモグラフィーでの)石灰化でみつかるケース
 3.(単孔性などの)乳頭分泌でみつかるケース

 以上を含め「非触知乳癌」を見つけることこそ「早期発見の鍵」なのです。

「B病院では、口頭で 触診とCT検査の結果はリンパ節転移なしとの事でしたが、一応今のところ転移の可能性が小さいと安心していて良いのでしょうか?」「後、一転 転移ということも十分にあり得るものなのでしょうか?」
⇒画像上「転移所見がなくても」センチネルリンパ節生検をすると「10%程度」に「画像所見ではわからない」小さな転移が見つかる事はあります。(その為のセンチネルリンパ節生検なのだと理解してください)





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