乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4511]
性別:男性
年齢:41歳

田澤先生:
はじめまして。

年齢41歳、しこりは昨年12月に発見し、1月に大きくなったと感じ、乳腺外科で再診、がんと診断されました。
検査の結果、浸潤性微小乳頭癌、組織診でトリプルネガティブ、Ki-67は96.5%と最悪な結果でした。

質問:
1、先生のお考えでは、先に手術するべきでしょうか?それとも抗がん剤を使うべきでしょうか?
2、希少なタイプのがんで、しかもトリプルネガティブは、やはり完治する可能性は低いですか?
3、生存率はどれくらいで、どんな抗がん剤が有効なのでしょうか?
次回主治医と会う予定がありますが、余命宣告されるのでは、と不安ばかりが募っています。

先生の率直なご意見を何卒よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

率直に言います。
質問者は(おそらく)「余計なネットの情報」で頭でっかちになり(もしかして、その担当医もそれに加担しているのかもしれませんが)余計な心配をしているようです。

乳癌で最も重要なのは「ステージ」であり、「サブタイプでも(ましてや)組織型」ではありません。
「サブタイプ」はそれに応じた治療を「粛々と」行えばいいだけの話であり、(組織型は全く無意味)です。

○質問者の場合には「浸潤性微小乳頭がんでトリプルネガティブ」としか記載がないので、「どの程度のステージなのか?」不明です。

「1、先生のお考えでは、先に手術するべきでしょうか?それとも抗がん剤を使うべきでしょうか?」
⇒私が「小さくして温存」以外の目的で「術前抗がん剤」を行う事は決してありません。

 腫瘍の大きさが不明ですが、「もしも(現在)温存するには大きい⇒(小さくして)温存したい」というのであれば、「術前抗がん剤すべき」ですし、
 逆に「現時点でも十分温存できる」場合や、(そもそも)「乳房全摘を希望している」場合には当然「手術先行」で術後に抗ガン剤すべきとなります。
 物事はいたってシンプルにできています。

「2、希少なタイプのがんで、しかもトリプルネガティブは、やはり完治する可能性は低いですか?」
⇒全く馬鹿げています。

 浸潤性微小乳頭がんは「稀少」と言うほど珍しくもなく、(トリプルネガティブであることは)「術後に抗ガン剤が必要」という意味でしかありません。
 「完治する可能性は低い」など、全くナンセンスです。

「3、生存率はどれくらいで」
⇒全く勘違いをされているようです。

 「組織型」ごとの「生存率など(当然)存在しません」
 質問者のステージなどが不明では回答は不可能です。

「どんな抗がん剤が有効なのでしょうか?」
⇒術前術後に使える抗癌剤は「アンスラサイクリンとタキサン」だけしかありません。
 再発予防として、「それらを使用する」だけの話です。
 物事は至ってシンプルなのです。

「次回主治医と会う予定がありますが、余命宣告されるのでは、と不安ばかり」
⇒勘違いに気付いてくれましたか?

 全く「馬鹿げた」発想です。

 ○冷静になって、やるべき治療(トリプルネガティブなのだから、術後療法としては抗ガン剤です)を行うだけです。





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