乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:3760]
性別:女性
年齢:40歳

初めて質問させて頂きます。

お忙しい中申し訳ありません。

40歳三児の母です。

先日初めてマンモを受け、引っかかりました。

微円形の集簇性の石灰化と言う事で、
大きな病院の乳腺外科へ行き、
触診マンモエコーと再検査してきました。

触診は異常なしでしたが、
マンモとエコー両方でほぼ丸い形の石灰化が数個写り、その付近が3センチほどの楕円な形で
もやもやっとしている為、針生検をする事になりました。

(マンモトームは機械の問題で今出来なくなってるそうです。)

先生にあくまで確率ですが、見た感じどうか尋ねたら、初見では5分5分と言われました。

しこりに触れない乳がんもあるからと言われましたが、
小さくて触れないとしか調べられず(ネットの情報は不確実ですが)
数センチのもやもやもガンだとしたら、
だいぶ進んでるのではないかと不安です。

これだけの情報ですが、
やはりガンの可能性は高いでしょうか?
ガンだった場合、転移も有り得る状態でしょうか?

生検で問題無くても、マンモトーム出来る病院へ行った方がいいでしょうか?
また生検の結果は確実でしょうか?

しこりが無いのでなかなか同じような症例が分からず、お力拝借出来ればと思います。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

質問者の言うところの「しこりが無い乳がん」とは「触診で不明=非触知」の乳癌ということですか?
①腫瘍径が小さい(超音波で見える)
②(腫瘍径が凄く小さいわけではないが)乳腺の深い部位に位置するので、皮膚表面からは(遠すぎて)解り難い
③石灰化で見つかるタイプ(石灰化はマンモグラフィーの所見ですが、「それらしい所見」が超音波で解ることもあります)
④乳頭分泌で見つかるタイプ

上記のように「様々」あります。
○どのタイプも「進行すれば、いずれは大きくなって、しこりを触知するようになる」わけで、現時点では「早期」だということです。

「数センチのもやもやもガンだとしたら、だいぶ進んでるのではないかと不安」
⇒全く心配ありません。

「やはりガンの可能性は高いでしょうか?」
⇒私は実際にその画像を見ていません。

 担当医の言っている事を信じましょう。(五分五分)

「ガンだった場合、転移も有り得る状態でしょうか?」
⇒「五分五分」程度の癌で、それはありません。

「生検で問題無くても、マンモトーム出来る病院へ行った方がいいでしょうか?」
⇒本来は「石灰化を狙った」ステレオガイド下マンモトーム生検すべきです。

「また生検の結果は確実でしょうか?」
⇒「石灰化病変」に対して「バネ式針生検」と言うのは必ずしも「確実」とは言えません。

 もしも「良性」と出た際には「本当に、それでいいのか?」課題が残ります。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

先生こんにちは。

先日は回答ありがとうございました。

お陰様で落ち着いて昨日針生検を
受けてこられました。

来週結果が出ますが、
その前に先生のご意見を伺えたらと思います。

しこりの無いガンもあるから、と言われたと前回書きましたが、石灰化
とそのまわりの影を、非浸潤ガンだと疑っているそうです。

①石灰化と薄くひらべったく影があるとの事ですが、エコーでも石灰化
が確認出来るし、薄く広がってると言うのは、やはり
乳がんの可能性が高いですか?

②また、ほかの可能性としたらなにがありますか?
主治医の先生には、何かあるのは間違いないから、ガンかどうかは別と
して、何かしら(線維腫とか?)出るよね、と言われました。

③もしガンだったとしたら、全摘したいと思っています。

小さい子が3人いますので、再発や再手術の可能性を出来るだけ下げた
いからです。

最初からこの考えは安直過ぎますか?
状態によって可能なら温存も選択肢に
入れた方が良いのでしょうか?

主治医の先生は、とにかく結果を待ちましょう、それから考えましょう
との事で、結果までの時間が不安に感じられます。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「しこりがない乳癌」とは、やはり「非触知」乳癌のことでしたね。
(細かく言えば、私の前回の回答 ③石灰化で見つかるタイプ(石灰化はマンモグラフィーの所見ですが、「それらしい所見」が超音波で解ることもあります)でしたね)

「①石灰化と薄くひらべったく影があるとの事ですが、エコーでも石灰化が確認出来るし、薄く広がってると言うのは、やはり乳がんの可能性が高いですか?」
⇒「エコーで石灰化が確認できる」にも2通りあります。
 1.石灰化一つ一つが粗大(良性石灰化)である場合
 2.石灰化の集簇が強くやや範囲が広い(石灰化の一つ一つは細かい石灰化:癌の石灰化である場合)

 上記の「両極端のケースがある」ので、参考にはなりません。

「②また、ほかの可能性としたらなにがありますか?」
⇒石灰化を伴う病変はいくらでもあります。

 1.乳腺症
 2.線維腺腫
 3.癌

「③もしガンだったとしたら、全摘したいと思っています。最初からこの考えは安直過ぎますか?
状態によって可能なら温存も選択肢に入れた方が良いのでしょうか?」

⇒(もしも癌とでたら)

 MRIによる「拡がり診断」を確認した上で冷静に考えましょう。

○一言コメントさせてもらうと(前回の回答でも言いましたが)
⇒「石灰化病変」に対して「バネ式針生検」と言うのは必ずしも「確実」とは言えません。

 もしも「良性」と出た際には「本当に、それでいいのか?」課題が残ります。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

先日の針生検の結果が出ましたので相談させて下さい。

診断:Normal or benign , right breast

所見:2検体とも細乳管や乳腺小葉が比較的豊富に認められます。
筋上皮
細胞が認められ、上皮の二層性は保たれています。
アクアポリン化生も
一部に見られます。
小石灰化が1ヶ所に認められます。
dcis等の腫瘍を示
唆する所見は含まれていません。

という結果でした。

とりあえずほっとしたのですが、主治医の先生はマンモとエコーの所見
の変化が無いか定期的に見ていきましょうと。

石灰化に対しての針生検の結果は、良性と出た場合に疑問が残ると前回
前々回の相談の際にお返事頂いていたので、マンモトームの話しをして
みたのですが、石灰化も採れてるから同じだと思うので…との事でし
た。

そこで質問させて頂きたいのですが、

①石灰化のまわりの黒い影は結局何なんでしょうか?

②針生検でも石灰化が採れた上での良性なので、確実でしょうか?マンモトームは必要ないですか?

③上記の結果でも、定期的な診察が必要なのは標準的な考えでしょうか?

今回の針生検の結果でもまだ非浸潤を疑う余地があるのなら、先生に直接診て頂きたいと考えています。

宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

前回のメールで担当医らは「何かあるのは間違いないから、ガンかどうかは別と して、何かしら(線維腫とか?)出るよね」とコメントしてましたよね??
今回の針生検の結果が「それと矛盾しないのか?」それが問題です。(検体が2本しかないことも、やや不安です)

「①石灰化のまわりの黒い影は結局何なんでしょうか?」
⇒(今回の針生検の所見からは)「乳管や小葉の増生」ということになりますが…

 「それで説明がつくかどうか」が問題です。(画像所見を見ていないので)判断することは困難です。

「②針生検でも石灰化が採れた上での良性なので、確実でしょうか?マンモトームは必要ないですか?」
⇒石灰化が「1個だけ」ですよね?

 病変を「かすめただけ」の可能性もあります。
 やはり、心配ならば(私は画像を見ていないので、どの程度心配な所見なのかは判断困難なのです)ステレオガイド下マンモトームすべきでしょう。

「③上記の結果でも、定期的な診察が必要なのは標準的な考えでしょうか?」
⇒(確定診断という)「自信がみえない」ところが気になります。

 ♯私であれば、(確定診断したら)経過観察しません。(ご本人が希望する場合にはすることはありますが…)





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