乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:2940]
性別:女性
年齢:35歳

田澤先生はじめまして。

乳癌と告知されてから、こちらを拝見し、勉強させていただいております。

私の場合ですが、
浸潤性乳管癌で乳頭腺管癌の併合を認めます。

サブタイプはHER2です。

T2N1MXというところまでしか分かっておりません。

昨日MRI検査を終え、金曜日にCTと骨シンチの検査を控えております。

仮に遠隔転移がある場合と、遠隔転移が無い場合、どのような治療が最善なのでしょうか?

子供がまだ1才の為、命最優先で考えております。

お忙しいところ、申し訳ありませんがよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「最善の治療」は、現在はガイドラインにてきちんと整備されています。
心配ありません。

「私の場合ですが、浸潤性乳管癌で乳頭腺管癌の併合を認めます。」
⇒これは勘違いです。

 浸潤性乳管癌(一般型)は3つ(乳頭腺管癌、充実腺管癌、硬癌)に分けられ、その内の「乳頭腺管癌」ということです。
 

「仮に遠隔転移がある場合と、遠隔転移が無い場合、どのような治療が最善なのでしょうか?」
⇒遠隔転移などないので心配ないようにしてください(骨シンチなど無駄な検査をするから余計な心配をしてしまうのです)

 「小さくして温存」を考えず「命優先」であれば…
 これは「手術先行(全摘)」⇒術後「抗HER2療法」となります。
 ○病理結果でリンパ節転移が4個以上あった場合には「術後照射」も行った方がいいでしょう。

 ☆HER2タイプだからといって、(温存を希望しないのに)「術前抗がん剤」など行ってはいけません。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

田澤先生こんにちは。
先日は回答ありがとうございました。
CTや骨シンチの検査も終わり、今後の治療について主治医と話をしてきました。
しこりの大きさは2.1cm。
乳管内進展が広範囲にみられる。
広がり具合から全摘になるだろうとのこと。
リンパ節転移1個あり。
遠隔転移なし。
ホルモン受容体陰性。

HER2タンパクの過剰発現あり。
ということでした。
私は命最優先で手術先行と思っていたのですが、主治医からは術前化学療法を進められました。
ドセタキセル+ハーセプチン3週毎4回。
その後FEC100を3週毎4回。
そして手術をして術後、ハーセプチンのみ。
ということでした。
病院の都合上、すぐには手術できず、手術しても術後化学療法が手術から1ヶ月後ということから、術前化学療法を進められました。

私は命最優先で手術先行と思っていましたが、手術までの時間があいてしまうこと、手術をしても術後化学療法が手術から1ヶ月となってしまうことから、何もできない間が不安になり、今後の治療に迷いが出てしまいました。
すぐには手術できないという理由で術前化学療法からの治療でも良いものなんでしょうか?不安です。
お忙しいところすみませんが、よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

術前化学療法の目的は「小さくして温存」です。
ただ、日程的に「手術まで期間が空く」から「それまで何もしないでいるのが不安」
という気持ちも解ります。
 

「すぐには手術できないという理由で
術前化学療法からの治療でも良いものなんでしょうか?不安です」
⇒重要な事は「抗ガン剤が必ず効く訳ではない」ということです。

 それを「きちんと捉えて」抗ガン剤が効かずに「増大する」ようであれば「すぐに手術できる」ように仮日程を抑えながら術前抗がん剤は行うべきです。
 それと重要なのは「いつの間にか大きくなってしまった」と言う事がないように、
「必ず3週間に1回は超音波を術者自らに行ってもらう」ようにしましょう。

 それであれば安心です。





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