乳がんプラザ|乳がんの手術は東京の江戸川病院乳腺外科

[管理番号:3147]
性別:女性
年齢:33歳

6月に左胸全摘手術をしました。

乳頭と乳りんは温存しています。

左乳癌二ヶ所 最大径2.1cm 2.2cm
リンパ節転移 1/10 遠隔転移なし
グレード2
ER95%
pgr95%
HER2-
ki67 30%

今後の治療法として、3カ月の抗ガン剤、その後ホルモン療法〔リュープリン+ノルバデンクス〕を5年と言われています。

再発率はどのぐらいになるのでしょうか…
まだ手術の傷が癒えていませんので早くて7月中旬から開始とのことです。
が!子供の夏休みがあり予定があるので、できれば8月の中旬からにしてほしいと希望を出しました。

でも早く治療をした方がいいのか不安になってきていて…
早くしないと
再発してしまうんじゃないか…と。

8月中旬から抗ガン剤を始めても問題ありませんか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

Luminal typeでKi67=30% 化学療法が本当に必要なのかは「かなり微妙なライン」と言えます。
もしも「本当にどうなのか知りたい」という意思がおありなら「Oncotype DX」も考慮すべきです。(化学療法に納得しているのであれば、不要です)
 

「再発率はどのぐらいになるのでしょうか…」
⇒予定されている治療を全て行うと21%となります。
 

「8月中旬から抗ガン剤を始めてももんだありませんか?」
⇒問題ありません。

 あくまでも予防なのです。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

先生、先日はありがとうございました。

これからしっかり治療していけば大丈夫だと主治医の先生にも言われているので、やれることはやって後悔しないように頑張ろうとおもっています。

抗ガン剤治療には納得しています。
髪が抜けてしまうのはすごくイヤで
すが…
ki67がグレーゾーンだと主治医の先生にも教えて頂きました。
やらなく
て後悔するよりはやっておこうと思いました。

先日教えて頂いた再発率21%とゆうのはそんなに高くない数字なのでし
ょうか?
根治はリンパ節に転移してたらもうできないのでしょうか?
若年性乳癌でki67も30%なのでと主治医の先生は気にされています。
そんなに予後が悪いのでしょうか?私自身は前向きに捉えているのですが、先生がki67をとても気にされていたので少し落ち込んでいます。

子供が4歳と7歳です。
最低でも後20年は生きたいです。

再発を予防する為に出来ることはありますか?

まだ傷が癒えていないので仕事はお休みしているのですが…2.3ヶ月リン
パ節浮腫に気をつけるように言われています。

2.3ヶ月たって、痛みもなくなったら仕事の復帰を考えています。
私の仕
事は訪問介護です。

介護の仕事をしてもリンパ節浮腫は大丈夫でしょうか?

そして、私は手術の前日までリンパ節の転移は大丈夫でしょうと言われ
ていました。
前日にエコーもしています。
がんと告知されてからPETも
しています。
でも手術してみれば、4mmの転移が見つかり切除になりま
した。

がんと告知されてから手術まで3カ月…この間に転移してしまったので
しょうか?
小さすぎて見えなかったのでしょうか?

4歳の娘がいます。
将来娘に乳癌が遺伝してしまうことはありますか?
近親者には乳癌の人はいません。

お忙しいのに色々書いて申し訳ありません。

よろしくお願いします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「先日教えて頂いた再発率21%とゆうのはそんなに高くない数字なのでしょうか?」
⇒5人に4人は再発しないということです。
 

「根治はリンパ節に転移してたらもうできないのでしょうか?」
⇒本気で言っているのですか?

 「リンパ節転移があると根治しない???」
 冷静になって考えてみてください。
 質問者も80%の確率で根治するのですよ??

 リンパ節転移は、あくまでも「腫瘍径」どうように、「リスク因子の一つにすぎない」のです。
 

「若年性乳癌でki67も30%なのでと主治医の先生は気にされています。」
⇒その担当医のが何故「Ki67=30%を気にしているのか?」全く理解不能です。

 Ki67=30%なんて、全く普通ですよ?(標準くらいです)
 この数字を「気にする」という意味が全く私には解りません。
 

「そんなに予後が悪いのでしょうか?」
⇒繰り返すようですが…

 質問者は予定されている治療をすれば「80%根治」するのです。
 

「先生がki67をとても気にされていたので少し落ち込んでいます。」
⇒その医師の頭の中を覗いてみたいものです。

 「Ki67=30%を気にする??」全く理解不能です。
 そんな医師のいうことは「気にしない」ことです。
 

「再発を予防する為に出来ることはありますか?」
⇒きめられた治療をすることです。
 

「介護の仕事をしてもリンパ節浮腫は大丈夫でしょうか?」
⇒手術精度にもよるので「担当医に確認」が必要です。
 

「がんと告知されてから手術まで3カ月…この間に転移してしまったのでしょうか?
 小さすぎて見えなかったのでしょうか?」
⇒リンパ節転移は「画像で100%解る」わけではありません。

 だから「センチネルリンパ節生検が必要」なのです。
 

「将来娘に乳癌が遺伝してしまうことはありますか?」
⇒ルミナールタイプだから「遺伝性乳癌ではない」と思います。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

先生いつもありがとうございます。

先日は変な質問をしてしまい申し訳ありませんでした。

こないだ主治医の先生から抗ガン剤の種類を変えることを告げられました。
TC療法でと言われた1週間後に、TC療法でいくつもりでしたが、最近学会でEC療法が主流になりつつあるのでECでいきましょうと言われました。

ECの方が再発率も下がるし副作用もTCに比べたら楽だとの事…
コロコロ治療法が変わるので、大丈夫なのかと不安になりました。

ECとTCの副作用や再発率の違いはそんなにあるのでしょうか?
治療法は学会の発表でコロコロ変わるものなのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

SABCS2007では明らかに「TC<AC」となっています。
アンスラサイクリンは(その心毒性という観点からも)これからタキサンへシフトしていくと思います。(アメリカではすでに逆転しています)

 
 

 

質問者様から 【質問4】

田澤先生こんにちは。

いつも勉強させて頂いています。

ありがとうございます。

気になることがあります。
よろしくお願いします。

AC療法3クール目が終わり、来週4クール目に入ります。
3クール目から
1.2クール目ではなかった副作用?が出てきています。

点滴1週間後から腕の痛み、右側の胸の張ってる感じ〔触ると痛みあり〕
そして1番気になっているのが、左側の肋骨の辺りがピンポイントで痛みます。
触ったり、腕を伸ばすと痛みがあります。
骨が痛いのか筋肉が
痛いのか自分でもよく分からない感じです。

主治医の先生に相談すると『抗ガン剤中なので大丈夫だとは思いますが、痛みが続くようなら骨シンチをしましょうか』と言われました。

よく田澤先生が骨シンチはしなくてもいいと言われていましたので、
私自身もいらないのでは?と思っていますが…時間がたつと不安になってきました。

この痛みは抗ガン剤の副作用と考えても大丈夫でしょうか?

後1クールで抗ガン剤も半分終わります。
次の抗ガン剤をパクリタキセルか、名前が分からないのですが3w×4回の抗ガン剤かどちらでもいいと主治医の先生に言われています。

どちらを選んでも再発率はあまり変わりませんか?

お忙しいところを申し訳ありませんがよろしくお願いします。

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

「この痛みは抗ガン剤の副作用と考えても大丈夫でしょうか?」
⇒そう考えるのが通常です。

「次の抗ガン剤をパクリタキセルか、名前が分からないのですが3w×4回の抗ガン剤かどちらでもいいと主治医の先生に言われています。どちらを選んでも再発率はあまり変わりませんか?」
⇒weekly PTX x12
DTX(ドセタキセル)3週に1回の投与x4

 上記の選択のようです。
 (質問者のように)ルミナールタイプでは「どちらでも差はない」です。(あくまでも通院回数をすくなくしたければDTX,副作用を楽にしたければweeklyPTXという選択で問題なしです)
 ♯ちなみにトリプルネガティブではweeklyPTX > DTX となります。

 
 

 

質問者様から 【質問5】

お世話になります。

今日ドセタキセル4クール目が終わり、主治医の先生から今後のお話がありました。

私は抗ガン剤が終わった後はホルモン療法五年と聞いていたので、抗ガン剤が終わりホッとしていたのですが…主治医の先生から放射線療法を
しましょうとお話があり、私は放射線の話は初耳で…全摘なのでしなくてもいいと病理結果を聞いた時に言われた気がしたいたのですが、勘違いしていたのかもしれません。

リンパ節転移一つなので、しなくてもしてもどちらでもいいと言われ、
でも年齢が若いこと、kiの数値を考えるとしておいてもいいかな?と言われました。

ホッとしてるところに放射線の急な話で気持ちもついていけずどうするべきか悩んでいます。

放射線をすると再発率はどのくらいまで下がりますか?するのとしないのとでは大きく変わるのでしょうか?
先生なら放射線療法を進めますか?

 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。

「リンパ節転移一つなので、しなくてもしてもどちらでもいいと言われ」
⇒4個以上の場合に適応があります。

「でも年齢が若いこと、kiの数値を考えるとしておいてもいいかな?」
⇒全く根拠がありません。
 「年齢」も「Ki67]も局所療法である放射線とは無関係です。(しかも、いまだにKi67=30%を目の敵にしているようですが…)

「放射線をすると再発率はどのくらいまで下がりますか?するのとしないのとでは大きく変わるのでしょうか?」
⇒放射線照射はあくまで「局所療法」です。
 全摘後は、そもそも局所再発は非常に稀のため、無意味でしょう。
 「リンパ節転移4個以上」なら、全身への貢献(生存率の向上)があるとは思いますが…

「先生なら放射線療法を進めますか?」
⇒そもそも提案などしません。

 
 

 

質問者様から 【質問6】

先生こんばんは。

よろしくお願いします。

一月に抗ガン剤治療も終わり、放射線も主治医と相談の上しなくていいことになり、現在タモキシフェンを服薬しています。

少しずつ足のダルさや浮腫みも取れてきていて歩くのがマシになってきています。

抗ガン剤が終わったから余計なのか少しの症状でも不安になり、こちらで調べて、安心してまた不安になってを繰り返しています。

ただここ二日前から左の足の付け根が痛くてそう思うと鎖骨の辺りや肩、腰も痛くなってきて、もしかして骨転移ではないかと心配で眠れません。

この間診察の時に、癌が二ヶ所にできていたので遺伝性かもしれない、
注意が必要だと言われ再発、転移しやすいのかと思ってしまっています。
(今の所身内に乳がん、前立腺癌等の人はいません。)
こんなに早く転移や再発するのでしょうか…
検査をした方がいいですか?
来月末にマンモとエコーの検査予定です。

ちょうど一年前にPETもしていて異常なしでした。

 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。

「ただここ二日前から左の足の付け根が痛くてそう思うと鎖骨の辺りや肩、腰も痛くなってきて、もしかして骨転移ではないかと心配」
⇒症状からすると、「抗がん剤治療による卵巣毒性でのホルモン欠乏症状」のようです。

 そんなに、いきなり「全身に疼痛を引き起こす様な骨転移が一気に拡がる」等、全くナンセンスです。
 化学療法閉経からは(年齢的には)回復しそうですが、いずれ(身体が)慣れてくるでしょう。





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