[管理番号:6418]
性別:女性
年齢:60歳

はじめまして。

2017年10月に術後5年で転移がみつかり、奈落の底に突き落とされた気持ちになりました。
何も手に付かない状態の時、(乳がんプラザ)に辿り着き田澤先生の明確、前向きな回答に心が軽くなりました。
感謝しております。

私の再発後の治療についてお伺いしたいと思います。

※2012年10月 左乳癌温存手術、放射線25回、アリミデックス服用
腫瘍径 1cm  リンパ節転移なし
硬癌
グレード2
脈管侵襲-
ホルモン受容
ER +
PGR –
HER2 –
KI67 30%
2017年10月:左胸骨傍多発リンパ節転移(最大35mm)
   12月~1月放射線17回追加2回照射
2018年2月全身MRIの検査ではリンパ節はやや縮小、不明瞭化していました。

その後は内服薬をフェマーラへ変更しています。

5月に診察があったのですが、薬を出して頂いただけでした。

主治医はサブタイプ(ルミナルBだけどAに近い)と仰っていました。

抗がん剤については何も言っていませんでした。

次の点について教えて頂けませんでしょうか。

①(Pgr- Ki67 30%)はルミナルBで抗がん剤をしなくても大丈夫でしょうか。

②内服薬もフェマーラでよろしいのでしょうか。

③左胸骨傍多発リンパ節転移(最大35mm)はエコー検査では見つけにくいですか。
(年1回のマンモ、年2回のエコーとCT検査、3ヶ月毎の血液検査をしていました。)
④全身MRI検査は何ヶ月毎に受けたらよいでしょうか。

主治医はリンパ節転移はもう根治できず治療を続けて行くしかない。

後ろ向きな少し見放された感じがしてなりませんでした。

主治医に不信感も少し持つ様になってしまいました。

私の地域では癌拠点病院となっており放射線治療もできますが、
主治医は消化器外科医です。

乳腺外科医は他院から外来のみ診察をしています。

このまま治療を続けるのに不安がでてきました。

回答を宜しくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

まず重要な点を指摘しておきます。
ルミナールAとかBの話は「あくまでも、術後補助療法のため」のものです。
ルミナールAだから抗癌剤はしない。Bだからする。というのは「再発治療では無意味」な理解です。

あくまでも「ホルモン療法も効く」という理解をしましょう。

「①(Pgr- Ki67 30%)はルミナルBで抗がん剤をしなくても大丈夫でしょうか。」
⇒上記コメント通りです。

 再発治療には「AもBも無関係」です。
 「抗癌剤をすべきかどうか?」は、総合的に判断すべきです。

「②内服薬もフェマーラでよろしいのでしょうか。」
⇒その選択肢も当然あります。

 ただ再発治療は選択肢があります。
 ☆抗癌剤を1度も使っていない(術後も含めて)ようなので、一度(抗癌剤を使用して)叩いてから、ホルモン療法で維持を図るというやり方もあるのです。

「③左胸骨傍多発リンパ節転移(最大35mm)はエコー検査では見つけにくいですか。」
⇒見つけにくい部類(腋窩や鎖骨上下に比べれば)ではあります。

「④全身MRI検査は何ヶ月毎に受けたらよいでしょうか。」
⇒全身?

 局所再発は「局所の画像検査(MRIでも超音波でも)」+腫瘍マーカーが基本です。
 全身チェックは(不安であれば)半年に1回くらいでしょう。

「主治医はリンパ節転移はもう根治できず治療を続けて行くしかない。」
「後ろ向きな少し見放された感じがしてなりませんでした。」

⇒気持ちは解ります。

 PS転移は厄介ですが、あくまでも局所。
 行程表を描いて、積極的に治療すべきと思います。(治療に積極的であれば) 上記☆参照のこと





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