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ホルモン治療とプレドニン

[管理番号:161]
性別:女性
年齢:49歳
左房全摘、ステージ2B、抗がん剤治療無し(オンコDX判断)ホルモン治療でタスオミン1錠のみです。
先日突発性難聴になりプレドニン他数錠を服用、3日後から右房が異常に張る様になり、その後痛みを伴う様になりました。
耳鼻科医師、薬剤師に問い合わせたところホルモンに影響があるが、張るのは珍しいと。
ブレドニン服用終了後2週間経過した段階で脇から肩にかけての痛みがまだ少し残っている状態です。
しこりは感じられないのですが、突発性難聴は繰り返すと言われ、またプレドニンの服用を指示される事も考えられます。
それが乳がん治療の障害になったりしませんか。
右房痛みは少なくなりましたが、リンパ腺に影響する事もあるのでしょうか。
 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 「術後補助療法(内分泌療法:TAM)中の」ステロイド治療ですね。
 それでは回答します。

回答

「それが乳がん治療の障害になったりしませんか。」
⇒心配ありません。
 ステロイド治療(プレドニン)が「乳癌または、乳癌の治療」に影響することはありません。
 
「リンパ腺に影響する事もあるのでしょうか。」
⇒リンパ系にも影響しません。
 
◎「ステロイド治療」は「免疫低下を招く」という危惧をされているかもしれませんが、あくまでも「短期間の治療」となるはずですので全く心配はありません。