乳がんプラザ|乳がんの手術は東京の江戸川病院乳腺外科|ブログ


[管理番号:484]
性別:女性
年齢:38歳

こんにちは。

海外在住です。

日本に一時帰国しての受診を考えています。
 

左胸乳頭1ヶ所より、かなり濃い茶色の分泌物があり、4月にマンモグラフィーとエコー検査を受けたのですが、異状なしと言われました。しこりはありません。
 

その後も分泌液は毎日あるのですが、ずっと続くようならMRI検査をすると言われたり、先日経過観察の受診の際には3分ほどの問診後、手術が必要になるかもしれないと言われたりで戸惑っています。この国の医療制度上、他の病院に行くこともできません。
 

このままでは不安なので、日本に帰り受診を考えていますが、仕事の関係上7月に2週間ほどしか滞在できません。

そのうち時間が自由になるのは数日です。

そんな短期間でも必要であろう検査を受けることは可能でしょうか。

もし検査が可能でも結果が間に合わない場合、日本の親族に結果を送っていただいたり、電話で簡単な説明をいただくことはできますでしょうか。

なかなか問い合わせの電話をかけるできないため、こちらで質問させていただきました。

宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 海外からメールありがとうございます。
 医療事情など、御事情お察しします。

 緊急告知の「血性分泌」をご覧になっていただけたのでしょうか?
 きちんと「乳管造影」をして「単孔性乳頭分泌の診療をきちんとできる」医師が極端に居なくなっていることに危機感を覚えています。
 MRIの普及に伴い、また超音波が高性能となった事で「それらで、見えなければ大丈夫」という『誤った診療』が急速に拡がっています

回答

「左胸乳頭1ヶ所より、かなり濃い茶色の分泌物があり、4月にマンモグラフィーとエコー検査を受けたのですが、異状なし」
⇒単孔性であり、「濃い茶色」であれば、「乳癌の可能性」もあります。
 「エコーで所見なし」であれば(万が一乳癌であったとしても)「間違いなく早期」となります。
 他の可能性は「乳管内乳頭腫」です。
 

「2週間ほどしか滞在できません。そのうち時間が自由になるのは数日です。そんな短期間でも必要であろう検査を受けることは可能でしょうか。」
⇒まず「乳管造影」はその日の内にできます。
 ♯乳管造影は「乳管内の腫瘍の存在」を明らかにする検査です。
 ♯「乳管造影で腫瘍の存在が明らかとなったら」次にすべき検査(検査といっても2泊3日入院の手術ですが…)は「乳管区域切除」です。
 
 ◎「乳管造影」⇒(腫瘍の存在診断)⇒「乳管区域切除(2泊3日手術)」(腫瘍を乳管ごと摘出して病理検査を行う)となります。
 「緊急告知:血性分泌」の図を参考にしてください。
 

★例えば、「水曜日」に「乳管造影」を行い、(予め、その週の金曜日に手術予約を取っておけば)「木曜日入院⇒金曜日、乳管区域切除⇒土曜日退院」
 このスケジュールならば4日間で検査は終了します。
 

「もし検査が可能でも結果が間に合わない場合、日本の親族に結果を送っていただいたり、電話で簡単な説明をいただくことはできますでしょうか。」
⇒これも可能です。

 (例えば、乳管区域切除をしたと仮定すると)2週間後に「病理組織検査結果」がでますが、それは「郵送なり可能」です。
 

◎「単孔性の茶色分泌」であれば、絶対に「乳管造影」をした方がいいです。
 なかなか日本で探しても「乳管造影」できる医師は見つからないでしょう。
 

 是非、私に「診療」させてください。
 スケジュールなど 小平秘書直通 070-6977-7527へ連絡ください。
 もしくは、小平秘書へメール secretarya@edogawa.or.jp をご利用ください。
 

◎「単孔性分泌」のみの所見で「早期発見」を行う事は「石灰化のみの所見」と並んで『最も重要な早期発見の手掛かり』なのです。
 この「QandA」でも「単孔性血性分泌で2年間も、そのまま(経過観察)で、結局癌がみつかった」ケースがありましたが、大変悲しくなります。
 この「QandA」をご覧になった方には、「そのような不利益」が起こらないように、願っています。





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