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検診の結果 乳腺腫瘤と

[管理番号:3585]
性別:女性
年齢:46歳
はじめまして、46歳です。
先日ドック専門クリニックで、エコーとマンモを受診し昨日結果を受け取りました。
エコーでは所見なしでしたが、マンモで「左乳房外側に乳腺腫瘤疑い」と、受診勧告されました。
昨年・一昨年と、別の病院で受診した際には、エコーでは右に繊維線種、左にのう胞が
ありましたが、(いずれも良性所見・精密検査必要なしとありました)、今年はエコー
ではなぜか何も所見がありませんでした。
三年前まではマンモのみでしたが、「乳腺が元気なのでエコーのが良い」と言われ、
二年連続でエコーのみを受診していたのですが、今年はマンモとエコーの両方を受診しました。
「乳腺腫瘤」の意味するところが、昨年発見された「のう胞」がマンモで写っただけなら良いのですが、重ねて不安なのは、賛否あるとは思いますが今回一緒に受けた「アミノインデックス検査」で、乳腺と肺に「C」判定が出てしまい、不安が倍増しております。
肺はCTは撮りませんでしたが、X線では何もありませんでした。
乳腺に癌があると、肺などの数値も上昇してしまうそうです。
現在のところ、知人の医師が勤務する大学病院の乳腺科を紹介してもらい受診しようかと思っていたのですが(最短でも9/(下旬))、田澤先生のとても丁寧なページを見て、ぜひ看て頂きたいと思っています。
(14日の水曜日AMに)
来週末から海外に1週間行ってしまうため、万一14日に行けないと、28日の受診になってしまいますが、2週間先延ばしになってしまう事がどう影響するのか、も心配です。
取り留めの無い文章で申し訳ありませんが、ただただ不安な状況で、夜寝ていても左脇が痛いような気がしてきて、左脇の脇の下から服の縫い目沿いと胸の真裏(左肩甲骨)
がずっと凝っているのも、実は肩こりではなく・・・などと考えてしまい、眠れない
夜を過ごしました。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
このメールを読んでいて私の率直な印象は「全く問題なし」です。
「エコーでは所見なしでしたが、マンモで「左乳房外側に乳腺腫瘤疑い」と、受診勧告されました」
この内容は「我々からすると」 『精密検査は不要』とさえ思います。
○以下の内容を確認してもらえれば、質問者も安心できるでしょう。
①マンモグラフィーでの「○○腫瘤疑い」というのは圧倒的に偽陽性が多い所見
②マンモグラフィーで「要精査」となって受診された場合、我々が行うのは「エコー」です。 
 ♯今回(検診の場で)すでに「エコーでは問題無」となっているのだから、ある意味「すでに精査済」ということになります。
 ★強いて言えば、「検診の場でのエコーは技師さんによるもの」だから、病院を受診して「我々医師がエコーで確認する」ことには何らかの意味は有るかもしれません。
  但し、「大学病院や、○研病院のように」病院を受診しても結局、(その病院の)「技師さんがエコーする」のであれば、『何の意味があるのでしょう??』
  「検診機関の技師さんのエコー」と(その手の病院に勤務する)「技師さんのエコー」に優劣を付けること自体、全くナンセンスとなります。
「2週間先延ばしになってしまう事がどう影響するのか、も心配」
⇒全く問題ありません。
 「検診機関でエコーしている」わけですから、その結果を信用してもいいわけです。