乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:5601]
性別:女性
年齢:38歳

はじめまして。

お忙しいところ畏れ入ります。

8月上旬に右胸に強い痛みを感じ、腫れや微熱もあったため、検査のみの乳腺科を受診し、エコー検査を受けました。

エコーではモヤモヤと炎症を起こしているように見えるとのことで、後日注射器による細胞検査を受けたところ、膿が出てきたため紹介状を書いていただき、別のクリニックにて切開ドレナージの処置を数回していただきました。

細胞の検査では癌細胞も他の細菌も発見されませんでした。

切開ドレナージ、抗生物質投与の治療を今月10月更に紹介状をいただき転院して引き続き受けておりますが、発症から2ヶ月以上経過した今でもすぐに別の箇所が再燃する状態は改善されておりません。

2度目の転院の前に細胞検査でブドウ球菌が出てきたことがありました。

現在の症状としては、腫れ(皮膚が明らかに赤くなります)、痛み、微熱が出たり治まったり、腫れがある箇所は膿がたまったりして、その都度切開もしくは注射器で抜くという感じです。

今まで1度も癌を疑われるような大きなしこりについてはお医者様から伺ったことはございません。

この病気は通常の乳腺炎の可能性が高そうでしょうか?

あるいは、肉芽腫性乳腺炎等、抗生物質での治療が効果が少ない別の疾患の可能性が高そうでしょうか?

乳首は元々陥没しておらず、妊娠経験もございません。

どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

メール読みました。
間違いなく肉芽腫性乳腺炎です。
『全く無駄に、切開や抗生剤治療をされている』ところも、むしろ「典型的」と言えます。(本当に困ったものです)

「強い痛みを感じ、腫れや微熱」「すぐに別の箇所が再燃する状態」
⇒極めて「典型的な」肉芽腫性乳腺炎の症状です。

「この病気は通常の乳腺炎の可能性が高そうでしょうか?」
「乳首は元々陥没しておらず、妊娠経験もございません」

⇒そもそも重要なことは

 その医師達が「漫然と」乳腺炎と診断しているところに根本があると言えます。

 乳腺に突然「炎症」が起こる事は無く、必ず原因があるのです。
 1.授乳中の「鬱滞性乳腺炎」
 2.陥没乳頭に伴う「乳輪下乳腺炎(膿瘍)」

 ☆まず、上記1.2が無い時点で、「何故、原因も無いのに乳腺炎が起こるのだ?」という疑問が湧かなくては、乳腺外科医としては(残念ながら)失格と言えます。

  その上で、「おかしいな? 通常の乳腺炎ではない。 原因不明?」⇒(という当然の疑問により)「あぁ、これが肉芽腫性乳腺炎なのか!」という発想へと向かうべきなのです。(そもそも肉芽腫性乳腺炎という病名事態知らない可能性も高そうですが…)

「切開ドレナージの処置を数回」
⇒いい加減! 気づきなさい(と、その医師にお伝えしましょう)

「あるいは、肉芽腫性乳腺炎」
⇒その通りです。

 質問者が、このQandAに辿り着いたということは、すでに「肉芽腫性乳腺炎では?」と疑っていることでしょう。

「抗生物質での治療が効果が少ない別の疾患」
⇒そんな「特殊なもの」は存在しません。

☆質問者はすでに、正しい結論に至っています。

 それであれば、「無駄な切開や抗生剤」は断り、正しい診療をしているクリニックへ移るべきです。





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