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乳管造影

[管理番号:1790]
性別:女性
年齢:43歳
今年2月に市の定期検診でマンモグラフィを受けた時に茶色の分泌液がでました。
乳癌の知識が全くなかったので気にしていませんでした。
9月頃から右胸に違和感を感じていたところ、10月になって下着やパジャマに出血がつくようになり、10/9に定期検診を受けた病院とは別の乳腺外科に行き、マンモで、もやっとした4ミリの影があり細胞診。
結果はクラス3b。
大学病院を紹介してもらい10/21に組織診、結果は4つ採取したうちの2つから癌が疑われるとの事で非浸潤癌と診断されました。
11/11に造影剤を使ったCT検査をしましたが、やはりもやっと4ミリの影しか見えず、次回生理期間をはずした12/18にMRIの予定です。
検査に乳管造影は無いようなのですが先生はどう思われますか?以上のような検査で十分なのでしょうか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
もはや「乳管造影」を他の医師に期待することは諦めました。
今回の診療も「やっぱり」と思うだけです。
かつてのような「憤り」も感じなくなりました。
世に言う「怒られているうちが華」というものです…
それらの医師達の中に「乳管造影を知っている」ものは居るのでしょうか?(少なくとも乳管造影ができる医師はいないでしょうが)
今回も、「もしもマンモや超音波で影が見えなければ」 心配無いですよ。様子を見ましょう。となった筈です。
その意味では「4mmのしこりが見つかった」タイミングとしては「質問者は幸運」と言えます。
 これが、「2月の時点」で受診してしまったら、「異常無」と言われてしまい、「その後血性分泌がでてきても」分泌は心配無いんだ(との誤解を生む原因となった可能性があります)

回答

「検査に乳管造影は無いようなのですが先生はどう思われますか?以上のような検査で十分なのでしょうか?」
⇒誤った診療です。
 本来は「乳管造影」を行い「乳管内病変の拡がり」を認識すべきです。
 MRIだけを頼りにした「切除」では「小さな乳管内病変を残した部分切除」となりえます。
 本来は「術中」に「乳管内に色素を注入」して「乳管系を染色」した上で、「それらを全て含み、かつマージンをつけた」部分切除とするべきなのです。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

早速のご解答有難うございました。
最初の乳腺外科での細胞診、結果クラス3b。あせりと不安でいくつか紹介された病院を消去法ですぐに選びその場で決めてしまいました。しかし本当にそれで良いのかずっと考えていました。
是非田澤先生に診て頂きたいと思います。
江戸川まで通えない距離ではないので、それもまた『幸運』だったと思います。
その方法なのですが、大学病院にセカンドオピニオンしたい事を伝え、資料をお持ちすればよいですか?
診察、手術はやはり先になりますか?
それと術後の放射線治療はありますか?
宜しくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
私は正しい診療が行われることを望んでいます。
自分の体を第1に考えるのであれば是非、受診してください。
「大学病院にセカンドオピニオンしたい事を伝え、資料をお持ちすればよいですか?」
⇒それでOKです。
 
「診察、手術はやはり先になりますか?」
⇒有る程度の枠は取ってあります。
 まずは秘書へご連絡ください。
 
「術後の放射線治療はありますか?」
⇒乳房温存術の場合には「術後照射が原則」です。
 ♯温存は「術後放射線治療ありき」の治療法なのです。