乳がんプラザ|乳がんの手術は東京の江戸川病院乳腺外科|ブログ


[管理番号:4649]
性別:女性
年齢:46歳

始めましてこんにちは。

しこりを見つけて乳腺外科に受診してきました。

実は異変を感じていたのは年が明けるかどうかくらいの頃でした。

気になりつつ、大丈夫のはず!と、見て見ぬ振りしていて後悔してます。

現在、右乳頭横あたりに4センチのかたまりと、右の脇の下に2センチくらいのしこりを感じてます。

脇の下のしこりの大きさにびっくりしてます。

意を決して受診したのは、4月上旬に
ピリッとした痛みが何度もあったからです。

いよいよ痛みまで出てきてしまった…と。

近くの総合病院に乳腺外科があり、初診も予約が必要と知り、電話しました。

最初は予約は5月下旬になるといれたのですが、
しこりの大きさと痛みがある事を伝えて昨日(4/(中旬))になり、行ってきました。

外来で触視診、エコー、マンモをしていただきました。

言われた事は、造影剤のCTをして、それから針生検する事。

今日見た画像では、大きさが4×3.5、脇のリンパも3×2はある事。

表面がツルっとしてるように見えたけど、角度を変えてみたら、
ゴツゴツしてる部分がある事。

脇の下のリンパも1個に見えたけど4個くらいある事。

右乳頭も中から引っ張られて陥没しつつある事。

悪いものじゃなくても、大きいから、
放置して小さくなるものじゃないから
手術は必要との事。

以上です。

まだ、詳しい事は分かりませんが…
1.この現状ではどんな事が考えられますか?
2.悪性じゃない可能性はありますか?
もし、悪性じゃなくてもやはり、手術は必要ですか?
3.これから、聞いておくべき事、教えてください。

みなさん、データの詳しいものご存知ですよね?
どう伝えたらいただけるのでしょうか?

今日、造影剤のCTをしてきました。

胸部から腹部で、4/(下旬)に結果を聞くのと、
この日に針生検する予定です。

造影剤の検査後、軽いアナフィラキシーになり、
ルートキープして、プレドニン投与と、ボスミン0.3ミリ筋注して、3時間休憩して帰ってきました。

薬剤のアレルギーは初めてでした。

これから、検査や投薬の度にヒヤヒヤしなきゃいけないかも…て、ちょっとブルーです。

右肩が今日は痛くて、もしや骨転移?と心配が増えてます。

CTで転移の有無の確認をされるんだと思いますが、
脇の下のリンパがこれだけシコリになってたら、
転移してる可能性は高いでしょうか?
ないこともありますか?

いろいろ、不安だらけです。

よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「1.この現状ではどんな事が考えられますか?」
⇒嚢胞内乳癌を想像します。

 (以下の記載からです)
 「表面がツルっとしてるように見えたけど、角度を変えてみたら、ゴツゴツしてる部分がある」

「2.悪性じゃない可能性はありますか?」
⇒殆ど無いと思います。

 (以下の記載からです)
 「脇のリンパも3×2はある」
 「右乳頭も中から引っ張られて陥没しつつある」

「もし、悪性じゃなくてもやはり、手術は必要ですか?」
⇒当然です。

「3.これから、聞いておくべき事、教えてください。」
⇒「嚢胞内腫瘍なのか?どうか?」です。

 その場合には(内容物が飛散するリスクより)「針生検は(私なら)行いません」

「みなさん、データの詳しいものご存知ですよね?どう伝えたらいただけるのでしょうか?」
⇒単刀直入に「ください」でいいのです。

「右肩が今日は痛くて、もしや骨転移?と心配が増えてます。」
⇒無関係です。

「CTで転移の有無の確認をされるんだと思いますが、脇の下のリンパがこれだけシコリになってたら、転移してる可能性は高いでしょうか?ないこともありますか?」
⇒質問者は勘違いしています。

 乳癌は腋窩リンパ節転移し易いですが…
 (初診時で)遠隔転移していることは殆どありません。
 ♯腋窩リンパ節転移と遠隔転移は全く別次元の話です。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

田澤先生、返信ありがとうございました。

嚢胞内乳癌が考えられるとの事で、その場合、針生検はしない方がよい(飛び散る可能性がある)との事ですが、これは一般的な考え方なのでしょうか?

こちらから、医師にいわないと、施行されてしまうのでしょうか?
4/(下旬)に、CTの結果を聞いて、その後針生検を…との事になっているので、1週間たたずの質問ですみません。

もし、勧められたら、お断りしようと思ってます。

針生検しないとなると、摘出生検になるのかなぁ?と、過去の回答などで思ったのですが、この場合、全摘手術をして…と、いう事でしょうか?

手術するなら、先生にお任せしたい気持ちがありますが、可能でしょうか?

この大きさなので、寝て起きたらまた癌細胞が分裂して、どんどん増えていってるんだろうか…と、思うと、早くとって欲しいという気持ちがありますが、
もし、先生に診ていただとしたら、いつくらいに受診ができて、今後、手術以外にはどんな治療が考えられますか?

手術以外の治療は地元の乳腺外科で行う事は可能でしょうか?

また、今、受けとくべき検査があれば教えてください。

可能なら受けておこうと思います。

リンパ節転移についても、これだけで遠隔転移があるとは
いえないとの事で、少しほっとしました。

楽観できる状況ではないと思いますが…

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「嚢胞内乳癌が考えられるとの事で、その場合、針生検はしない方がよい(飛び散る可能性がある)との事ですが、これは一般的な考え方なのでしょうか?」
⇒医師のセンスによります。

 私には「悪性の可能性が高い」のに、「その内容を飛散させる」センスはありません。
 ただ、私の記憶に残っている印象的なこととして
 (巨大嚢胞内腫瘍の発表を学会でした際に)
 「私だったら、(飛び散っても構わないから)必ず針生検する」と堂々と発言していた医師が居ましたので…

 ○ただ、質問者が「嚢胞内腫瘍なのか?」は現時点では不明です。
  前回のメールから推測しただけにすぎません。

  必ず「確認」してください。
  もしかすると「普通の腫瘍」かもしれません。

「針生検しないとなると、摘出生検になるのかなぁ?と、過去の回答などで思ったのですが、この場合、全摘手術をして…と、いう事でしょうか?」
⇒「癌の診断がついていない」状況で「全摘」は通常行いません。(少なくとも、こちらから勧めることはありません)

 患者さん側からの強い要望出ない限りは、「摘出生検=部分切除」となります。

「手術するなら、先生にお任せしたい気持ちがありますが、可能でしょうか?」
⇒可能です。

 担当医の「悪いものじゃなくても、大きいから、放置して小さくなるものじゃないから手術は必要」というコメントは(裏を返せば)「手術可能な状態(手術不能乳癌ではない)である」ということです。

「もし、先生に診ていただとしたら、いつくらいに受診ができて」
⇒(ご希望なら)秘書メールでお問い合わせください。

「今後、手術以外にはどんな治療が考えられますか?」
⇒術後ですか?

 局所療法として(温存の場合には)放射線照射
 全身療法としては「ホルモン療法と化学療法のどちらかもしくは両方(サブタイプによる)」となります。

「手術以外の治療は地元の乳腺外科で行う事は可能でしょうか?」
⇒可能です。

「また、今、受けとくべき検査があれば教えてください。」
⇒ありません。

 PETとか骨シンチなど余計な検査は止めましょう。


秘書室へメールは、
各ページの右上にある 「秘書室へメール」からご相談ください。
もしくは、こちらのリンクをクリックしてください。

 
 

 
 

 

質問者様から 【質問3】

田澤先生、お忙しい中ご回答ありがとうございました。

今日午後から、造影剤を使ったCTの結果を聞きに行く状況で、こちらの進展はないのですが、いただいた回答で詳しく知りたいことがあったので、質問させていただきました。

1.嚢胞内腫瘍と普通の腫瘍との違いはなんでしょうか?
普通の腫瘍だと悪性じゃない…という事でしょうか?
その場合は切除して治療は終了になるのですか?
(私の場合、最初の回答から悪性の可能性はかなり高そうですが)

2.嚢胞内腫瘍の場合、針生検はお断りして、摘出生検をしていただかないといけないと思ってますが、摘出生検は部分切除をするとのこと。

これは日帰りで簡単にできるものなのでしょうか?
現在エコーでは3×4センチのしこりだと言われてますが、このしこりの一部を取ってしまっての検査でしょうか?
それとも、しこりそのものを取ってしまいますか?

脇のしこりも同様の検査が必要ですか?

3.まだ、秘書様にメールは送ってませんが、この生検の検査も田澤先生にお願いした方がいいですか?
こちらの病院で生検の検査して結果が出てから、田澤先生に診てもらう形でもいいのでしょうか?

4.その後、癌だと診断されたら、全摘手術になるなでしょうか?
乳輪すぐ下にしこりがあり、乳頭まで引っ張られてる状態なので、手術するなら、全摘かなぁと、覚悟はしてるのですが、他の先生なら無理でも田澤先生にお願いしたら全摘ではなく温存の可能性があったりするのでしょうか?

5.手術するにあたり、事前にしこりを小さくしてから、手術をする可能性はありますか?この大きさなら切ってしまう感じでしょうか?
事前に治療してから手術になるパターンは、大きさ以外にどんな状況の時でしょうか?

6.関西在住、母子家庭で、そちらにお伺いするのはなかなか大変な状況ですが、後悔はしたくないので、手術は田澤先生に…と、思ってますが、手術だけ田澤先生にお願いして、その後地元かの病院にかかる事は可能との事ですが、その場合、何回くらいそちらに通う必要がありますか?

7.1番心配なのは悪性かどうかと転移の事。

リンパ節転移と遠隔転移は別物との事で、
内臓への転移の有無は今日の結果でわかると思いますが、
骨とか脳とか大丈夫なんだろうか?と気になってますが、
先生のご回答だと、PETや骨シンチの検査は不要との事。

これはなぜでしょうか?

まだ、わからないことがたくさんですが、
過去のQ&Aや先生のコラムなどで正しい知識を得て、
しっかり向き合って治していこうと思っています。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

「1.嚢胞内腫瘍と普通の腫瘍との違いはなんでしょうか?普通の腫瘍だと悪性じゃない…という事でしょうか?その場合は切除して治療は終了になるのですか?(私の場合、最初の回答から悪性の可能性はかなり高そうですが)」
⇒嚢胞内腫瘍とは乳管内の腫瘍が乳管を閉塞して(その分泌液が貯留して)「腫瘍の周りに(分泌)液が貯まっている」状態です。

『今週のコラム 51回目 嚢胞内腫瘍 これは嚢胞ではありません』を参照してください。

 また、癌で無ければ「腫瘍を切除」するだけで治療は終了ですが…(癌の場合には必ず「術後補助療法」があります。 非浸潤癌でないかぎり)

 ○リンパ節が腫れているという情報から「葉状腫瘍の可能性はない」と最初から推測しています。
  葉状腫瘍では(例え悪性葉状腫瘍でも)リンパ節転移はありません。
 ♯文献的には「リンパ節転移のある葉状腫瘍が載って」いますが… 私の経験上は「どんなに凄い悪性葉状腫瘍」でも液窩リンパ節転移はないのです。

「これは日帰りで簡単にできるものなのでしょうか?現在エコーでは3×4センチのしこりだと言われてますが、このしこりの一部を取ってしまっての検査でしょうか?
それとも、しこりそのものを取ってしまいますか?」

⇒3×4cmだと、「マージンをつけた」切除だと「局麻、日帰り」は困難です。
 (仮に、腋窩リンパ節転移を疑わない状況だとしても)「その大きさの腫瘍」を
「マージン無で摘出する」ことはリスクがあり勧められません。(全身麻酔で「きちんとしたマージン」をつけた手術が必要です)

 ♯「シコリの一部」を取るのであれば「針生検と変わりない」ことになります。

「脇のしこりも同様の検査が必要ですか?」
⇒不要です。
 「しこり」の組織診断だけでいいのです。

「3.まだ、秘書様にメールは送ってませんが、この生検の検査も田澤先生にお願いした方がいいですか?」
⇒もしも「嚢胞内腫瘍」なら…

 私が「きちんとしたマージン」をつけて摘出した方がいいでしょう。
 ♯ただ、「嚢胞内腫瘍ではなく、普通の(充実性)腫瘍」ならば、組織検査してもらいましょう。(その大きさで、よもや外すことはないでしょう)

「こちらの病院で生検の検査して結果が出てから、田澤先生に診てもらう形でもいいのでしょうか?」
⇒充実性腫瘍の場合はそれでいいと思います。

「4.その後、癌だと診断されたら、全摘手術になるなでしょうか?」
⇒メール内容からは「全摘の可能性が高い」とは思いますが…

「5.手術するにあたり、事前にしこりを小さくしてから、手術をする可能性はありますか?」
⇒これは「癌(浸潤癌)の診断」が必要です。

 (浸潤)癌以外では「術前抗がん剤の適応はない」のです。

「事前に治療してから手術になるパターンは、大きさ以外にどんな状況の時でしょうか?」
⇒(浸潤)癌という診断であり、(抗癌剤が効いて)「小さくなれば温存できる」という状況です。(単発であることも、必要です)

「手術だけ田澤先生にお願いして、その後地元かの病院にかかる事は可能との事ですが、その場合、何回くらいそちらに通う必要がありますか?」
⇒手術だけであれば、(診断がついていれば)術前に1回、術後(病理結果の確認に)1回だけです。

「骨とか脳とか大丈夫なんだろうか?と気になってますが、先生のご回答だと、PETや骨シンチの検査は不要との事。これはなぜでしょうか?」
⇒乳癌で(初発時に)遠隔転移していることは極めて稀であることを「膨大な経験」から知っているからです。

 
 

 

質問者様から 【質問4】

田澤先生、こんにちは。

先日から質問させていただいているものです。

嚢胞内腫瘍なら針生検はしないで、先生にお願いしようと思っていましたが、CTの結果「中身が詰まってる。嚢胞ではない」とのことで、
パチン!と針生検しました。

GWの関係などで、結果出るまでに時間がかかるそうで、検査結果を聞きに行くのが、5/(中旬)でそれまで、何も進展はないのですが…

1.初回に質問した時の回答に嚢胞内腫瘍の可能性が考えられるとのこと
事でしたが、どうやら違うみたいで、それなら何なんだろう?と、気になってます。

診察していただいてないし、検査結果もない状態ですが、
先生なら他にどんなことが考えられますか?

2.乳輪(乳首)や、皮膚の真下にしこりはあるようです。

最近乳輪の色がマダラになってきたような気がします。

時間が経てば皮膚にも腫瘍がでてきてしまいますか?

秘書様からいただいたメールは4/25に返信しました。

なんとなく、さらに大きく広がってきた気がして、焦ります。

CTを見ながら、「脇の下のリンパ節もやっぱり何個かあるなぁー」と、話されていました。

3.全摘、リンパ郭清などの手術後、仕事への復帰はどれくらいでできるのでしょうか?
術後の治療をしながらの仕事との両立は困難ですか?

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

「どうやら違うみたいで、それなら何なんだろう?と、気になってます。」
「先生なら他にどんなことが考えられますか?」

⇒(テレビにでてくる)名探偵のように推理したいろころですが、現実には…

 手掛かりとしては
 「乳輪(乳首)や、皮膚の真下にしこりはある」
 「表面がツルっとしてるように見えたけど、角度を変えてみたら、ゴツゴツしてる部分がある」

 私が想像したのは『今週のコラム41回目 お気のどくだけど、とてもまともな診療だとは思えない』で、取り上げたような「嚢胞内腫瘍から浸潤した状態(大きさは質問者とは全然違う様ですが)」でした。
 ★嚢胞内腫瘍ではなくても「乳管内乳頭腫様」に「殆どが乳管内(表面がツルッとしている様に見える)だけど、一部で浸潤している(角度を変えてみたらゴツゴツしている部分が、これ)」であるかもしれません。
  このケースでは(乳管内乳頭腫と画像上間違い易い)「Solid papillary
carcinoma(充実性乳頭がん)」などもあります。(乳頭直下で比較的表面がツルッとしています)

  
 他には「充実腺管癌」も表面がツルッとしています。
 粘液癌なども…

「時間が経てば皮膚にも腫瘍がでてきてしまいますか?」
⇒現時点では、そこまでの心配はなさそうです。

「3.全摘、リンパ郭清などの手術後、仕事への復帰はどれくらいでできるのでしょうか?」
⇒1週間もあれば十分でしょう。

「術後の治療をしながらの仕事との両立は困難ですか?」
⇒問題ありません。

 もしも化学療法となったとしても「仕事をしながらしている」方も多いです。

 
 

 

質問者様から 【質問5】

田澤先生こんにちは。

○月○日、手術日おさえていただき、ありがとうございます。

まだ、生検の結果を聞いてないので、状況はかわらないのですが、右肩(肩甲骨のあたり)や右腕がだるいです。

きっと、気のせい…と思いながら自分で肩のマッサージをしてました。

そしたら、鎖骨の少し上に、指先に小さなモノを感じました。
イメージでは米粒くらいです。

左も同じように触ってみたらありません。

鎖骨上リンパ節転移があるのかなぁ…と、不安になりました。

もし、その場合は放射線治療が必要だと思いますが、
トモセラピーの方が効果は高いですよね?
必要なら江戸川病院でお願いしたいところですが、術後どれくらいから開始になりますか?
どれくらいの期間になりますか?
入院は可能でしょうか?
ホテルを借りて…となるとなかなか経済的に難しくなります。

まずは、こちらの病院で鎖骨の周りをみていただいた方がいいでしょうか?
次の受診予定は○月○日ですが、急いだ方がいいでしょうか?

5月中には一度そちらにお伺いする予定ですが、
その時に先生に診てもらえら大丈夫ですか?

乳がんそのものは、先生にとってもらって、
あとは必要治療をきっちり受ければ、大丈夫!と思ってますが、
腋窩リンパ節の転移や、さらに鎖骨周りへも転移してるとなると、
早くしないと他へも…と、焦りますね。

いや、まな板の上の鯉状態なので、逆に焦りは禁物!
飛び跳ねてまな板から落ちたら大変だ!と、言い聞かせていますが…

あと、そちらで手術するにあたりきになることがあります。

?付き添いは難しい状況ですが、いなくても大丈夫でしようか?
?部位や大きさによると思いますが、乳房全摘の場合どのあたりにどれくらいの傷が残りますか?
腋窩リンパ郭清をした場合、別に傷が残りますか?

長々とすみません。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。

「右肩(肩甲骨のあたり)や右腕がだるい」
⇒無関係です。
 「女性ホルモンによる刺激症状」です。

「鎖骨の少し上に、指先に小さなモノ」「イメージでは米粒くらい」
「鎖骨上リンパ節転移があるのかなぁ…と、不安」

⇒実際に診察しなくては解りませんが…
 印象としては、

 担当医らの「CTを見ながら、「脇の下のリンパ節もやっぱり何個かあるなぁー」と、話されていました」という反応からすると、可能性は低いようには思います。
 ♯通常、鎖骨上リンパ節転移は「わきの下に何個かある」程度では起こらないからです。(「CTを見るまでもなく、腋窩リンパ節転移が明らか」という状況で通常起こる事なのです)

「トモセラピーの方が効果は高いですよね?」
⇒本当に「鎖骨上リンパ節転移がある」場合には、その通りです。

「必要なら江戸川病院でお願いしたいところですが、術後どれくらいから開始になりますか?」
⇒病理結果を1カ月目に確認し、その後紹介となるので、通常照射は「手術後1カ月半」くらいしてから開始となります。

「どれくらいの期間になりますか?」
⇒6週間です。

「入院は可能でしょうか?」
⇒可能です。
 実際に、そのようにしている方もいらっしゃいます。

「まずは、こちらの病院で鎖骨の周りをみていただいた方がいいでしょうか?次の受診予定は○月○日ですが、急いだ方がいいでしょうか?」
⇒急ぐ必要はありません。

「5月中には一度そちらにお伺いする予定ですが、その時に先生に診てもらえら大丈夫ですか?」
⇒それで、何ら問題ありません。

「?付き添いは難しい状況ですが、いなくても大丈夫でしようか?」
⇒大丈夫です。

 遠方からの患者さんの場合、「一人で入院して、一人で帰る(術当日も家族は来ない)」方も結構多いです。
 ♯おおよそ、当院の場合「半数」の方はご家族はいらっしゃいません。

「?部位や大きさによると思いますが、乳房全摘の場合どのあたりにどれくらいの傷が残りますか?腋窩リンパ郭清をした場合、別に傷が残りますか?」
⇒傷は横方向に1本です。
 長さは…

 患者さんの身体の大きさ(乳腺の大きさ)によって異なるので、診察当日に再度お聞きください。
 ♯特別心配な状況ではありません。
  予定通りの受診で大丈夫です。

 
 

 

質問者様から 【質問6】

田澤先生、ご多忙中にも関わらず迅速な返信ありがとうございます。

5/○に受診予約をしていただきありがとうございました。

メールで返信もしましたが、Q&Aの方が同じような不安をお持ちの方にいつかお役に立てるかも…と思ってこちらで質問させていただきます。

5/○に今受診してる病院に生検の結果や今後の事を話す予約を取っていましたが、
シフト勤務調整などもあり、早く結果が知りたくなりその旨連絡したら5/○に受診することができて、行ってきました。

検査結果を踏まえて今まで「悪いものかもしれない」という状態から「癌ですね。そう告知させていただきます」と、告知を受けました。

硬癌または充実腺管癌のⅡbとのことでした。

でも、まだ生検の詳しい検査結果は届いていないようで、それ以上の詳しいことはわからないのですが、治療としては、「まず、抗がん剤を4か月ほどして腫瘍を小さくしてか
ら手術するほうが、どの抗がん剤が効くのかはっきりわかる、切ってしまってから抗がん剤を使っても手術でしこりがないから変化がわからないので、効いてるかどうかか
らない状態になるので、まずは、抗がん剤を術前投与するのがおすすめ」だとの説明でした。

ただ、しこりが小さくなっても部位的に全摘になってはしまう…とのことで、4か月の
間、抗がん剤が効かなければどうなるのかの不安もあり、説明を聞きながらやはり来月
田澤先生に綺麗に取っていただいた方がいいように思いました。

全摘希望で術前に抗がん剤投与するメリットってありますか?
リンパ節転移部分に効果があって有効なこともありますか?

手術は他の病院で考えてる旨を話すと、その先生の態度が変わった感じがして、「どこで手術をされてもいいのですが、その先生が今後、あなたの経過を責任もって診てもらえるのか?乳がんは全身病なので、手術後の経過も大事…私は術後しばらく3か月ごとに経過をみている…」とのことで、逆に田澤先生に手術をしてただいて(必要ならトモセラピー
を受け)、こちらでできる今後の治療(必要なら化学療法やホルモン療法)は
地元の今かかっている病院で…と思っていましたが、雰囲気的に手術しないなら診ないような印象を受けました。

田澤先生は遠方からの患者さんもたくさん手術されていると思いますが、
その後の治療はどうされていますか?
化学療法やホルモン療法もそちらで行った方がスムーズかもしれませんが頻回に通うのは難しい気がします。

先生から今の先生や他の病院に紹介状を書いてもらえば大丈夫でしょうか?

術後1か月後の受診、必要ならその半月後くらいからトモセラピーとのことですが、
化学療法やホルモン療法はいつからの開始と考えておけばいいでしょうか?

鎖骨の上のしこりの件は受診した時に田澤先生に診てもらえばいいかと、
今の先生には伝えませんでした。

前回の先生からの
「特別な状況ではありません」という返信にホッとしました。

正式に癌告知を受けて、治療の事、体の事、経済的な事、仕事の事、家族との事、身の回りの事、命の事…
きちんと向き合っていかないといけない事がたくさんで、大変だ!!と感じてますが、
こちらのサイトでほかにも頑張ってる方がたくさんいることを知って、励みになります。

ありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。

 

 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。

「全摘希望で術前に抗がん剤投与するメリットってありますか?」
⇒ありません。
 抗癌剤は「術前に行っても、術後に行っても予後は同じ」という大原則があります。

 ご本人の「抗がん剤が効かなければどうなるのかの不安」とありますが、(その場合には)「手術不能状態」となってしまうリスクに直面するのです。
 
 ★おそらく、やたらと術前抗がん剤を勧めるような医師は(もしも抗癌剤が効かずに、腫瘍が増大し手術不能状態となった場合には)
  「術前抗がん剤が効かなくて残念でした。手術不能な状態となってしまいましたが、(抗癌剤が効かないということは)結局手術しても、すぐに再発するから同じ事なのです」みたいな言い方をするのかもしれません。
  ♯全く事実に反しています。 治療にはタイミングがあるのです。

「リンパ節転移部分に効果があって有効なこともありますか?」
⇒通常はありません。
 「手術不能状態(このままではリンパ節転移が高度で手術で取り残してしまう)」の場合以外には、無関係です。

 ♯担当医のコメント『CTを見ながら、「脇の下のリンパ節もやっぱり何個かあるなぁー」』程度とは異なります。

「その後の治療はどうされていますか?」
⇒『今週のコラム67回目 「術前や術後に、一体何回くらい外来受診が必要なの?」』を参照してください。
 特にその中の「○遠方の方の傾向」や『追加記載(2017/4/3)』を参照してください

 ★これは、頻回に聞かれる内容なので、もう少し解り易くリニューアルしなくてはいけませんね。

「先生から今の先生や他の病院に紹介状を書いてもらえば大丈夫でしょうか?」
⇒その通り(上記参照のこと)

「化学療法やホルモン療法はいつからの開始と考えておけばいいでしょうか?」
⇒いつでも構いません。

 化学療法:(病理結果が揃う「術後1カ月目」の)「翌週から」でもいいし、(仕事等の事情により)「2,3カ月後~」でも構いません。
 ホルモン療法j:化学療法と並行して始めてもいいし、「化学療法終了後」開始しても構いません。

「鎖骨の上のしこりの件は受診した時に田澤先生に診てもらえばいいかと、今の先生には伝えませんでした。」
⇒それでいいでしょう。

 
 

 

質問者様から 【質問7】

カルテ○○で○月○日に全摘、腋窩郭清手術をしていただいた○○です。

術後の6時間で腕が耳まであがり、本当に3泊4日で退院でき、その1週間後には職場復帰でき、感謝してます。

ありがとうございました。

入浴可能になってから、全身シャワーしたら、見事に貼っていたものが全て剥がれましたが、その後、術後のケアも何もせず…で、手間いらずで、あれだけのものを切除したのに(術後の説明の時に写真がokなら撮っておいて欲しいと頼んでました。術後に画像を見せてもらいました。)、こんなに早く日常生活に戻れて私自身も周りの方もびっくりでした。

関西にもたくさん病院はありますが田澤先生に診ていただいて、施術していただいて、本当に良かったと思っています。

退院して2週間が経ち、手術を終え、ホッとしていますが、乳がん治療はまだまだこれからですね。

私の場合、HER2陽性タイプとの事で、これからハーセプチンと抗がん剤を用いた全身へのアプローチをする事が決まってます。

また、リンパ節転移が4個以上で放射線治療も必要との事ですが、術前検査ですでに3つあったとの事で1つはかなり大きかったし、4個以上はあるだろう、放射線治療は必要だろうと思ってます。

順番的に、放射線治療が終わってから抗HER2療法開始になるのでしょうか?それとも、併用は可能なのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答7】

こんにちは。田澤です。

抗HER2療法の治療の順番ですね。
まだ病理検査結果がでていませんので「放射線照射」については決まっては居ませんが、「放射線照射をする場合」と「放射線照射しない場合」に分けて順番をお示しします。

「放射線照射する場合」
「化学療法」⇒「放射線」⇒「ハーセプチン単独」

「放射線照射しない場合」
「化学療法」⇒「ハーセプチン単独」

☆つまり、放射線は「やるとしたら」化学療法が終了し、ハーセプチン(単独)が始まる前に行うのです。

「順番的に、放射線治療が終わってから抗HER2療法開始になるのでしょうか?」
⇒その通りです。

「それとも、併用は可能なのでしょうか?」
⇒併用は「ガイドラインで推奨されていない」ので当院では行っていません。





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