乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4204]
性別:女性
年齢:35歳

はじめまして。

今月(上旬)日に乳がんが見つかりました。

もともと胸に突き刺す痛みがあり、診察しました。

左側に2センチ以下。

CTでの転移は見つかりませんでした。

数値的なものは何も教えてもらえず、突然のことにビックリして私も何も控えていません。

まだ小さいのでセンチネル節…を勧められましたが、診察した病院では出来ないので、大学病院を紹介するとのこと。

順番待ちなので手術まで2ヶ月かかると言われました。

質問1 乳がんの進行は遅いといいますが、出来るだけ進行を抑えるために、些細なことでも何か自分で出来ることはありますか?

質問2 評判のいい先生を頼って行ったとして、実際の手術をその人がするとは限らないものでしょうか?大きな病院です。

質問3 子宮内膜症を患っています。
もし転移した場合に弱っているとこ
ろに行きやすいということはありますか?
また、術後の治療次第で何か影響はありますか?

大変お忙しいと存じますが、ご回答よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「左側に2センチ以下。CTでの転移は見つかりませんでした。」
⇒当然です。
 遠隔転移などあるわけがないし、そもそも「腋窩リンパ節」は「超音波で検査すべき」ものです。

 35歳という「出産可能年齢」の女性に対し、『全く無意味に高線量の医療被曝をさせること』決して看過できません。

「質問1 乳がんの進行は遅いといいますが、出来るだけ進行を抑えるために、些細なことでも何か自分で出来ることはありますか?」
⇒ありません。

 できるだけ「くだらないネットの情報を見ることなく」ストレスの少ない生活をすることです。

「質問2 評判のいい先生を頼って行ったとして、実際の手術をその人がするとは限らないものでしょうか?大きな病院です。」
⇒大きな病院では、誰が手術をするのか解りません。

「質問3 子宮内膜症を患っています。もし転移した場合に弱っているところに行きやすいということはありますか?」
⇒子宮に転移することは絶対に(1000%)ありません。
 ご安心を。

「また、術後の治療次第で何か影響はありますか?」
⇒子宮内膜症があると(程度次第ですが)タモキシフェンが使いずらくなります。
 その場合には「婦人科医と相談の上」LH-RHagonistとの併用も考慮することとなります。(そもそも35歳であれば、LH-RHagonistは必須となるので問題はありません)

 
 

 

質問者様から 【質問2】

お忙しいところ恐れ入りますが、質問させて下さい。

1月初旬に浸潤性乳癌と診断され、3月中旬に左乳房温存手術を受けました。

本日病理検査の結果を聞きに行ったところ、乳癌ではなく乳管内乳頭腫であったと言われました。

術前検査結果
検体の60%に腫瘍が認められます。
乳管内病変も認められます。
癌細胞のN/C比は高く、核小体形成などの核異型がやや目立ちますが標本内に核分裂像は認められません。
大部分が非浸潤性病変のように思われます
が、一部で間質浸潤も認められます。

エストロゲンレセプター陽性80%、プロゲステロンレセプター陽性5%、
HER2はスコア0、MIB-1は5%程度
浸潤性乳癌の所見です。

腫瘍14mm

術後検査結果
検体ほぼ中央15×10×8mm大の領域に周囲よりわずかに灰白色調の領域が認められます。
組織学的に同部位では乳管内での上皮の増殖像が認められます。
多くは線維血管性の茎を有して乳頭状に増殖しており細胞同士の境界は不明瞭です。
一部間質硬化があり、小腺官を伴う部位があり、浸潤と紛らわしい所見を呈しています。
免疫染色にて基底膜が見られ、偽浸潤と判断しました。
増殖細胞の大半はCK5/6陽性で、ER陽性細胞は一部のみ、陽性強度も高くありません。
以上から乳頭腫と診断します。
なお、病変内及び背景の乳管には乳管過形成が散在しています。

同様の結果であった方が過去のQ&Aにいらっしゃったと思いますし、
非常に癌と似ているということも書かれてあったと思います。

癌ではなかったことは大変喜ばしいことだと思いますが、手術が必要であったのか…。
手術していただいた先生からは、非常に癌と見分けがつきにくいものであったとの説明を受け、今後の治療は無し。
半年後にキズの様子の確認も含めて診察しますとのことでした。

質問①針生検と、手術を行った病院は違うところなのですが、こんなに違うものなのでしょうか?手術前にMRI、マンモ、超音波はしました
が、針生検はしませんでした。

②乳管内乳頭腫の診断された方は過去のQ&Aで血性分泌液がある方が多いように思いますが、私には全く分泌液は出ていませんでした。
そのため乳頭腫と最初から判断されなかったのでしょうか?

③術後病理検査結果に記載されている中で今後何か気をつけていかなければならないものはありますでしょうか?上皮の増殖像や乳管過形成が散在しているという表記が気になっています。

大変長くなってしまい、申し訳ありませんがご回答よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

術前に(細胞診ではなく)針生検をして癌の診断だったのに、結局「良性(乳頭腫)だった」ということですね。
ご本人にとっては、勿論「最も歓迎すべき結果」ではあるが… 温存手術で幸いだったとも言えます。

「質問①針生検と、手術を行った病院は違うところなのですが、こんなに違うものなのでしょうか?」
⇒乳頭腫は時に組織診では確定しずらいものですが…

 せめて「癌疑い」どまりにすべきだったでしょう。
 おそらく、今回の件を受けて「前医での針生検標本の見直し」は行っているとは思いますが…

「②乳管内乳頭腫の診断された方は過去のQ&Aで血性分泌液がある方が多いように思いますが、私には全く分泌液は出ていませんでした。そのため乳頭腫と最初から判断されなかったのでしょうか?」
⇒もしも血性分泌があったとしても…

 癌でも「分泌がある」ことも珍しくはありません。
 針生検で「あそこまで断定」されてしまうと画像所見は「おとなしそうな癌」として認識されてしまうものです。

「③術後病理検査結果に記載されている中で今後何か気をつけていかなければならないものはありますでしょうか?上皮の増殖像や乳管過形成が散在しているという表記が気になっています。」
⇒ありません。

 あくまでも「良性病変」です。





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